プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

この間GISを見る機会ありふと思ったのですが、
等高線からDEMのような数値地図データを作成する際
どのような方法を使っているのでしょうか?
詳しい人は「昔は入力機器を自作したよ~。」
といっていましたが、どうするのかわからないのでいまいち納得できません。
ちゃんと聞いておくべきだったとちょっと後悔しています。

URLや詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。
お願いします。

A 回答 (5件)

すいません。

やはり勘違いしてましたね。やっとやりたいことが理解できました。建物の景観シミュレーションや土地の造成のようなものと思っていいんでしょうか?

実は「経験者」などとエラソーに言いましたが、私が扱ってきたのは、基本的に、ラスターデータが殆どです。50mメッシュなら十分精度がいいという世界です。ベクターデータとしては、行政界やら、道路、建物(ゼンリン)などで、等高線データは未経験です。その逆、ラスターデータから等高線データへの変換なら経験があります。

で本題ですが、

1)「見た目」の問題なら、50mメッシュ標高データを「双3次補間」すればかなり奇麗に見えます。「双3次補間」の方法は「ユーザーズガイド、3.2データの補間」に説明が出ています。これはたまたま私が以前らやってきた方法と同じです。

50mが粗いと感じる狭い範囲が対象なら問題ないですが、広い範囲を考えると、データの「継ぎ目」が問題になってきます。50mメッシュの場合、2次メッシュ、即ち約10km四方で1ファイルになっていますから、複数ファイルを見なくてはいけませんし、場合によってはメモリに入りきらない場合があります。たとえば私の顧客の電話会社向けの場合、全国を50mメッシュで継ぎ目なくカバーするために色々工夫しています。

2)(以下)そうでないとした場合、

>ベクタデータ作成後のメッシュ処理についてです。

ベクターデータはデジタルデータとして存在するのですね?地理院のベクタデータには10m間隔の等高線データはないようですが...。

ないとするなら大変です。地図-->スキャナで読み込み、ラスター-->ベクタ変換しなくてないけません。方法は「ユーザズガイド」のとおりでしょう。少なくとも私は経験ありません。

更に、おっしゃるように、既存の50mメッシュデータなどを用いて各等高線に意味、即ち、標高値を与えた上で、50mより細かいメッシュデータに変換するという作業になる。それが、「一つずつ作成すると膨大な時間がかかる」と言うことですね?

>現実的な対応策として何か具体的に良い方法があるといいのですが。
>1、測量会社に発注?
>2、人海戦術で頑張る?
>3、ソフトウェアが既にある?

う~ん、申し訳ない。自信のある答えができないですね。地理院に直接電話すると結構親切に教えてくれます。基本的にご希望のと同じシステムを持っているわけですから....。

最後にいい訳になっちゃいますが、等高線データと言っても、木を伐採したり建物を潰して測量するわけじゃないですから、相当な誤差を含んでいるのです。私なら50mメッシュ標高データを3次補間するなりして誤魔化しますが...。
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この回答へのお礼

仕事が忙しく、なかなか描き込むことが出来ず失礼しました。
地理院の方にお聞きしてみます。
やっぱりその道の人に聞いてみるって大事ですよね。
親身になってお話して頂き、本当にありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2001/04/29 17:28

補足です。



1)CD-ROMは、「日本地図センター」で販売していると思います。少なくとも聞けば教えてくれます。

2)CD-ROMに簡単な「ビューワ」が付いています。

3)データを利用して、自分のGISに利用したいなら、この本のフォーマットを参考にすれば問題ありません。

4)データの「継ぎ目」をなくしたいなら、「補間」すればいいのです。単純には線形補間、3次補間ならより滑らかになります。

この回答への補足

タイトルはGIS"を"観て思ったのですが・・・です! これも間違い。
タイトルは"GISをみてふと思ったのですが。"です!!
ああ、恥の上塗り。
再度ツッコミを入れた人、ごめんなさい。\(_ _)

//

ametsuchi様いつもわかりやすく丁寧なレスをお送り頂きありがとうございます。

私の置かれている状況が少しわかりにくいと感じましたので、補足を致します。

CD-ROMはこの間、詳しい方に見せて頂いたのですが、(ビューワも使ってみました。)
「50mメッシュでも少し大きいですね~。」というのが、尋ねた皆さん(私を含む)の正直な感想です。
「細かいのもあるよ。」とおっしゃるので見せて頂いたのですが、
地図が局地的で使えそうなものがありませんでした。

結局、「(DEMを)自作だね」ということになってしまいました。
(因みにデータは10mの等高線です。)
でも、どうしたらいいか見当もつかないのでここでお尋ねした次第です。

ametsuchi様のご尽力で随分理解できたのですが、後一つだけわからない事があります。

ベクタデータ作成後のメッシュ処理についてです。No.2にも書きましたが
一つずつ作成すると膨大な時間がかかると思います。現実的な対応策として
何か具体的に良い方法があるといいのですが。
1、測量会社に発注?
2、人海戦術で頑張る?
3、ソフトウェアが既にある?
どれかには当てはまると思うのですが・・

補足日時:2001/04/25 23:20
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私が勘違いしている可能性がありますが、



a)国土数値情報250mメッシュ標高データ
b)国土数値情報50mメッシュ標高データ

とも、CD-ROMで販売されています。a)は全国で一枚、b)は1次メッシュ単位(=約80km四方)で一枚になっています。正確な値段は忘れましたが3~4万ではないでしょうか?FDで供給されていた時は高かったです。

ですから買ったほうが安いです。フォーマットはお求めになった本に出ています。
私のは、第2版増補版で、117ぺージ~119ページにでています。

#なお、1/250という表記は適切でなかったです。すいません。
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・1/250DEMというのは、 ソフトウェアなんでしょうか?



いえ、違います。おっしゃるように、「数値地図のフォーマット形式」です。

「1/250DEMを使って」とは、「1/250DEM形式の標高データを利用して」という意味です。

下手な説明で失礼しました。
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この回答へのお礼

早速、本を手に入れて読んでいます。
ametsuchi様がおしゃっている内容がすこしわかりました。
(私には内容が難しく、かなり苦労しましたが・・・)

>下手な説明で失礼しました。
いえ、教えて下さっているのに私の方こそ申し訳ないです。すみません。m(_ _)m

方法はなんとなく理解できたのですが実際に作業を行うと等高線を描き、さらに一個ずつ計算なんて・・・膨大な時間がかかりますね。
せめて計算部分だけでも何とかならないものでしょうか。
それとも、このようなメッシュの作成は測量会社に頼めば、簡単に作ってもらえるのでしょうか?

お礼日時:2001/04/25 20:49

0)今は計算機で行われていますね。

昔(=大リールで提供されたいた頃)は確かにデータの中身を見ると人によって丸められたり、補間された数値であることが一目瞭然でした。

2)先ず等高線は、1/25000地図からスキャナを使って読み込み、ラスター->ベクタ変換する。(具体的方法は略)

3)この線(断片でよい)に1/250DEMを使って自動的に標高値を与える。

4)等高線-->DEM:近傍の等高線から補間。即ち、
a)各格子点から最大傾斜方向を求める。
b)この方向と等高線の交点列から地形断面(=2D)を多項式の内挿で求める。
c)最大傾斜方向が見つからない時は、近傍の等高線から地形を局所的に2次曲面近似。

地理院のSiteにもあると思いますが、「数値地図ユーザーズガイド」に説明が出ています。(旧建設省国土地理院、日本地図センター発行)

この回答への補足

タイトルはGIS"を"観て思ったのですが・・・です!
思わずツッコミを入れた人、ごめんなさい。\(_ _)

補足日時:2001/04/25 20:51
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この回答へのお礼

ametsuchi様、お早いレスありがとうございます。
とてもわかりやすいです。m(_ _)m
2までは理解できましたが1/250DEMというのは、
ソフトウェアなんでしょうか?
DEMは数値地図のフォーマット形式と理解しているのですが・・・
少し疑問が残ります。

お礼日時:2001/04/24 18:27

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