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S-VHSの素材を極力高画質でブルーレイにダビングしたいです。再生側デッキの画質モードは何を選択すればいいのでしょう?
また、現状手に入る再生側デッキのお奨め高画質機種を教えてください

現在手手元にS-VHS、VHSのビデオテープが150本ほどあります。
30年ほど前からコレクションとして撮りためた音楽物のテープです。当時からなるべく高画質で残したいと考え、ハイグレードなビデオデッキを購入しHGテープなどを使って保存してきました。

これらをブルーレイディスクにダビングして今後も残していきたいと考えているのですが、S-VHSデッキからダビングする際の画質モードは何を適応すればいいのでしょうか?

当時はビデオデッキ通しのダビングの場合、エンハンサー(輪郭を強調する回路)などが、再生側と録画側でダブルでかかってしまうと画質が低下するため、ダビング時には『ダビング』モードという画質ポジションがありました。現在HDDレコーダーなどにダビングする際にもやはり『ダビングモード』で再生した方がいいのでしょうか?それとも、再生画質がはっきり見える『通常モード』でダビングした方がいいのでしょうか?

私が所有しているデッキはビクターの『HR-X3SPT』および『HR-X1』の2機種です。画質モードは『ノーマル』『ダビング』『レンタル』の3モードがあります。
さらにダビングの際には再生デッキの『シャープネス』の調整度合いはどれくらいにすればいいのでしょうか?

長い質問で恐縮ですが、あと1点。
これだけの本数のテープがあると、ダビング中にビデオデッキが故障する可能性もあると考え、新たにS-VHSが再生できるデッキを購入しようと考えています。今生産されているものは高画質なデッキがないと思われますが、中古などで探す場合、お奨めの高画質S-VHSデッキはありますでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

はじめまして。



アナログのデジタル化の場合、デジタルノイズリダクションと量子化の過程で細部情報が切り捨てられる関係上、どうしても輪郭部の描写が弱くなります。
そのために送り出し側でシャープネスを弱めにするとかなりボケた感じの絵面となります。
若干シャープネスはキツメの方がオリジナルの印象のままでのデジタル化が可能です。
レコーダー側の3次元NRがノイズ増加分はカバーします。
但し録画状態が悪い元々ノイズが多いものがマスターの場合は輪郭や細部情報を犠牲にしても、送り出し側はソフト目にした方が良い場合もあります。
シャープネスの調整度合いは画像に対する個々の嗜好の相違もあるので、試行錯誤でベストポジションを探るしかありません。

アナログのVTR同士のダビングは再生側、録画側双方で画質補正がかかるために、それを抑制する観点から「エディット」や「ダビング」のプリセットが用意されましたが、HDD・BD(DVD)レコーダーの場合は不要です。
送り出し側の補正のみが有効です。
なので送り出しの品質次第で画質が若干変動します。

画質モードなどに関しての事項はNO.1の方が詳しく紹介しているサイトのURLを記載しているので、そちらを参考にしてください。
備考として、このサイトの情報はHD(ハイビジョン)を前提としています。
S-VHSやVHSは720×480が上限です。
レコーダーではSD(標準解像度)の擬似HD化でのデジタル化は対応していません。
HDとSDでは画質モードによるダメージの度合いが異なります。

DVD化の場合は最低でもVBR4Mbpsは必要でしたが、より高圧縮、高画質のH264/AVCでは解像度が720×480の場合は2Mbps程度でもDVDのSPモードよりやや劣る程度の画質で収録が可能です。
実写ものの場合は細部描写も多いので、AVCモードでもできれば4Mbps以上のモードで記録した方が良いでしょう。
それで満足できるかどうかは個人によって異なるので、これもまた自身で試行錯誤となります。

VictorのHR-X5。
さもなければ比較的に安価な割には高画質でコストパフォーマンスの優れていた三菱か東芝の後期のS-VHSだけど、中古市場でも品薄です。
安いS-VHSならば結構出回りますし、オークションにも登場します。
高級機はマニア市場品なので手放さない人が多く、滅多に中古市場には登場しません。
X5辺りになると7万以上します。
これが3~5年ほど前でしたら結構中古市場に出回ったりしたのですが、現状は入手はかなり困難です。覚悟してください。
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この回答へのお礼

tama80jiさま、本当にご丁寧な回答ありがとうございました。
アナログVTR同士のダビングは昔から頻繁に行っていたのである程度は詳しかったのですが、デジタル機器の流れにはなかなかついていけず、混乱していました。

非常に丁寧に教えていただき勉強になりました。ありがとうございます。

S-VHS機の件も教えていただきありがとうございます。
自分なりにも調べていてHR-X7は候補に考えていたのですが、X5も画質がいいということならば、これも候補に考えていきたいと思います。
自分は以前からVHSと言えばビクターばかりを使っていたので、他メーカでいいのがあればそれも候補に考えていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/06/01 15:22

同様のテープのブルーレイ化を行っています。



個人的な感想ですが、「ダビング」モードを選択しなくとも、特にエンハンサーの効きすぎは感じられません。モードの選択やシャープネスは、お好みで選べばいいと思います。かつては通常視聴時にも、エンハンサーの効きすぎを嫌い、ダビングモードでご覧になる方も、いらっしゃいました。

送り出し機としては、古いテープや3倍速モードでの画質を考えればHR-20000が優れていますが、この機種でもヘッドの供給はだいぶ前に終わっており、状態のいい機器に出会えるかは運次第で、現状は手持ちの機器が持つことを祈るしかありません。

なお、ブル-レイレコーダーをすでに購入済みならともかく、これから購入すらなら、レコーダー側の選択できる録画モードが、メーカーにより異なるので、お気をつけください。

http://kaden.johowave.com/dvd-rec/b-bd.html

なお、リンク先は少し前の情報なので、現状がどうかはメーカーや販売店で御確認ください。
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この回答へのお礼

録画モードを説明してあるサイトを紹介していただきありがとうございました。
私はソニーのBDレコーダーを所有していますが、デジタルからのダビングモードと、アナログからのダビングモードに違いが非常によくわかりました。

HR-20000は評判いいみたいですね。私なりにも評判のいいS-VHS機を調べて20000とHR-X7がいいのかな、と目算をつけておりました。20000は扉が故障しやすいみたいですね。もし中古で見つけて扉が壊れてしまった場合、手動では開けることができるのかな?そこが不安になってきました。。

お礼日時:2011/06/01 15:09

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