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中高層建築の近隣説明時に誤った図面を用いて説明を行ったことの是非について質問です。

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昨秋、50坪の土地を分割した2区画の土地が販売され、一方を私、一方をAさんが購入。
(東京都目黒区内、一種低層住居専用地域、建蔽率60%、容積率150%)

Aさんは建築計画が早く、年内に建築確認申請を出す段階までこぎつけた。
(大手ハウスメーカーM井ホームが販売。)

3階建てで中高層建築にあたることから、申請前に近隣説明が必要といくことで、年末、
隣地の私の元へも図面を持って説明に来た。

(現地に立てられた掲示板の「設計士」欄にはM井ホームの記載だったが、実際に説明に
来たのは 下請けの設計事務所の人間のみ。)

その際に、配置図および東西南北の立面図が配布された。

私はその立面図を元に、A邸の窓の位置を確認しながら自邸をプランニング。
狭い土地にひしめき合って建つ家なので「お互いの視線が邪魔にならない」ことを重視し
こちらの建物の配置や窓の位置を決めた。


A邸は3月に着工し、7月中にも竣工の予定。(こちらは5月着工。まだ上棟前の段階)

しかし、7月頭、足場が外され、建物を覆っていたカバーが外されてびっくり。
ある窓の位置が近隣説明時に配布された図面から50cm程度ずれていた。
その窓からこちらの寝室、リビングが見えてしまう位置関係になってしまった。

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すぐにM井ホームに確認すると、近隣説明後に変更したわけではなく、そもそも配布資料が
間違っていたとのことでした。

M井ホームは支店の設計センター長ら3人がすっとんできて自分たちのミスについて謝罪
するも、それ以上のことをやるつもりは一切なさそうです。

目隠しルーバーの設置、フェンスの設置等、対応策を提案してほしいと要求すると、それは
Aさんに報告し、確認をとらないと提案できないとの回答。

Aさん個人に一切問題はなく、入居前からおたがい変なわだかまりができるのはイヤなので
こちらとしては、まずは解決策の提案が先だ、と主張。「何もしない」のがベストという結論
もあるので、検討の上、Aさんに相談が必要となった段階でお話すればいいのではないか、
と完全に平行線。

「近所付き合い」というこちらの弱みを盾にして、何も対応しようとしないM井ホームの
卑怯なやり方には辟易してしまいますが、彼らの言い分は妥当なのでしょうか。

また、隣地との境界線にフェンスを建てたり、植栽で目隠しをしたり、どんな方法がよいか
わかりませんが、何らかの策を講じた場合にM井ホームに費用負担をさせることは可能でしょ
うか。

長くなってすみません。
ハウスメーカーにどう対峙していけばよいか、アドバイスいただければ幸いです。

A 回答 (5件)

近隣説明が法的な義務行為であれば


区役所の相隣課&建築課に間違った図面に基づいて設計した旨善処をいう
かといって区が何かしてくれる事はない、送った事実を使う事
其の陳情書を相手側HMの最高責任者及び建主に内容証明で送る事
鵺みたいなHMは生易しい手では動きません
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。
やはりHMは海千山千なのですね。心してかかります。

お礼日時:2011/07/16 10:14

先の回答者様の「区役所の相隣課&建築課に間違った図面に基づいて設計した旨善処をいうかといって区が何かしてくれる事はない。

」というのはどうかと思います。
そもそも「建築計画の資料を配付して近隣説明する」というのは近隣問題の発生を事前に防止するための方策であって、建物の高さや位置、窓の位置などについてご近所から了解を得る必要があるものです。
この作業では説明を受けた者(質問者様含め)は了解の判を押したはず。そしてこの書類を添えて初めて確認申請を受け付けてもらうことができる仕組みです。
したがって近隣説明で配布された図面・書類は完全な公的書類(確認申請書類の一部)とみなされるものであり、これが事実と違っているなら「公的文書偽造?」にあたる違法行為です。
したがって質問者様はMハウスなどにかかずらっておらずに直ちに区役所に出向き、証拠となる配布図面を提示(もし質問者様の手元になくても同じ者が役所に保管されているはずだが。)、調停を申し込むべきです。
役所では最終的には「竣工検査」を行い、確認申請で提出された図面と完成した実物が異なっておれば「検査済み証」を発行しない→使用開始(入居)不可。とすることも可能です。
もちろん塀や植栽などでの目隠しを行うこととなればそれは本来は一方的にA邸側で行うべきこと(施主が負担するか工事業者=Mハウス)が負担するかはどちらでもいいけど)です。
その辺、近所つきあいも考慮すれば折半にするなどの方策については役所を仲介して折衝するのが最良と考えます。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。

言葉足らずだったかもしれませんが、誤りがあったのは近隣説明時に配布した立面図だけで、
1月に提出された建築確認申請の図面は正しいもののようです。なので、確認申請で提出された図面と
完成した実物が異なるということはないと思われます。

また、関係があるかわかりませんが、1月に確認申請をした後、実は3月に再申請をしたそうです。
これは窓の位置変更等の計画変更ではなく、防火基準をクリアしてない引違い窓にシャッターを付けた
とか、防火の対応を区から指摘されての変更だったようです。

再申請の前にあらめて近隣説明(家まで出向かずとも修正図面を投函するなど)は一切ありませんでした。この点も若干引っかかってはいますが、必ずしも義務とも言い切れないですよね。
この時点で図面を入手できていればこちらも対処のしようがあったのですが。

補足日時:2011/07/16 10:30
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先ず、認識が間違っていますね。

中高層建築の近隣説明は窓の位置などを確認する物ではなくこのくらいのボリュームのものが建ちますという説明です、大体の場合は、図面も手渡されることはありません。
大体から、法的に問題ない建物ですので、説明会の時に文句を言っても軽くあしらわれるだけです。
又、その後ボリューム以外の意匠が変更されることは良くあります。
HMに費用負担させるようなことはまず無理と思って下さい。
又、窓の位置が50cmずれていた程度でクレームをつけるのはやり過ぎです。
HMがAさんに相談してからと言うのも当たり前の話です。勝手にHMが仕様を変更できるわけがありません。
冷静になってAさんと話し合って下さい、場合によっては、目隠しを請求できる権利もあります。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。

いまさら根本的な仕様変更を求めるつもりはありません。
目隠し等、これから対処できる現実的な提案を出してほしい、という程度の要望なのですが。

狭少住宅なので50センチと言っても結構影響は大きいんですけどね。

お礼日時:2011/07/16 13:26

お気を悪くされるでしょうが、質問者さんが依頼している方の設計者はなにをやっているのでしょうか?


隣地が2×4なら図面ではなく、現地確認が早い段階でできる筈で、それを行わず近隣説明で配布された図面を元に、計画しているのは、質問者さんが依頼している側の落ち度が大きいのではありませんか?
当方も設計事務所を開設していますが、(私は建築士ではありません)通常2階建て以下なら近隣説明等ないわけで、隣地に既存建物が先行して建っている場合は、開口部や高さ等十分検討して、計画して行くのを見ています。今回、先に図面が渡されたばかりに、現調をおろそかにして、相手側の図面が違う?という主張は、その設計者はおかしいと思います。
依頼者の質問者さんが、その事を設計事項として拘られていたなら、設計者は当然に隣地建築物の現場での確認を行うべきで、それを怠ったツケを隣地のお施主さんへ求めるのはおかしくありませんか?
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。

隣地のA邸は3階建てなので近隣説明はマストなのですが、確かにご指摘の通りです。
足場板やネットに覆われていたとはいえ、図面を鵜呑みにしていました。
ただ、隣地Aさんと話し合いをするのはおかしくないですよね?

お礼日時:2011/07/16 13:35

他の回答者さんが言われている通り、中高層の説明用の図面は、あくまでも条例の目的を遂行するために配布されますので、目的以外については多少違っても問題無いと思います。

その目的とはあくまでも建物による通風、採光等の影響を見るためだけです。窓位置が多少違っても問題ないです。

隣の家の立面図の窓位置を元に、窓位置をご検討されたと書いてありますが、その立面図からどうやって窓位置を算出されました?敷地境界から窓位置までの寸法は記入されていなかったと思いますので、定規で測られたと思います。これはあまり良くないことです。

また正規の位置、つまり確認申請通りの位置で中高層の図面を書いたとしても、建物を建てる段階で建物の位置の若干の変更は可能です。その場合、申請が必要なら完了検査前までに行えば法的に問題なく対処できます。言い換えると中高層の図面と確認申請の図面が、窓の位置から全て同じ図面としても、建物の完了検査前までに修正の手続きをすれば、建物ごと50cm程度移動可能なのです。

つまり、法的に一切不備が無くても、中高層の図面が間違ってなくても窓位置なんて50cm合法的に変えれるのです。

だから、どうしても窓位置をずらしたかったら、あなたとあなたの設計士はAさんに相談して窓位置を教えてもらえばよかったのです。


>Aさん個人に一切問題はなく、入居前からおたがい変なわだかまりができるのはイヤなので
>こちらとしては、まずは解決策の提案が先だ、と主張。「何もしない」のがベストという結論
>もあるので、検討の上、Aさんに相談が必要となった段階でお話すればいいのではないか、
>と完全に平行線。

これが間違ってます。MホームはAさんの代理なのでAさんに話をする必要があります。
Aさんを巻き込まないと話は進みません。代理人と依頼者は一体です。

私は自邸新築時に、ハウスメーカー経由で頼んだ解体業者が解体作業中に隣地の車を傷つけたので、すぐに飛んでいき謝罪しました。もちろん保証は解体業者ですが、仕事を依頼した責任がありますので、その後の経過も逐一報告を受けて何かあれば隣地の人に直接話をしました。その甲斐あってか、建物竣工後も、隣人とは何もわだかまりなく住んでますよ。


>「近所付き合い」というこちらの弱みを盾にして、何も対応しようとしないM井ホームの
>卑怯なやり方には辟易してしまいますが、彼らの言い分は妥当なのでしょうか。

妥当です。

>また、隣地との境界線にフェンスを建てたり、植栽で目隠しをしたり、どんな方法がよいか
>わかりませんが、何らかの策を講じた場合にM井ホームに費用負担をさせることは可能でしょ
>うか。

無理です。

そもそも窓の目隠し等の義務は、あとから建てるあなたに生じます。

あなたの建物を50cm移動したらどうですか?そうすると窓の位置は計画通りですよ。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。
泣き寝入りしろってことですね。

> あなたの建物を50cm移動したらどうですか?

基礎工事も進んでおり不可能な話です。

お礼日時:2011/07/19 11:20

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