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以前図書館でなんとなく開いた本に載っていた詩に感銘を受けてメモを取ったのですが、メモをなくしてしまいました。だいたいの内容しかわからないのですがピンと来た方、タイトルや作者を教えて下さい。

悲しいくらいに優しく慈愛深い詩で、以下のような表現があったと思います。

・みなしごをゆりかごに寝かせてシーツでくるんであげる。
・その子におもちゃをあげる。
・それ(おもちゃ)で好きなだけ遊びなさい 引きちぎったり壊してもかまわない それは私の心なの。

というような感じです。

同じ人の詩でもう一編、こちらはほとんど覚えていませんが、美しい詩でした。
澄んだ静かな湖水の側に立って、そこに神がいるのを感じる、というような…。

ちなみに原語ではなく翻訳でした。

漠然としていますが、これじゃないかというのがあれば是非教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 父もなく母もない小さなものたちよ、



で始まる詩でまちがいなければ、フランスの詩人アリエット・オドラの「父もなく……」という詩で堀口大學の訳です。最後のところは、

 あそぶがよい、それはあなた達の為めのものだから
 破いてごらん、何でもないと気づくでせう。

 使ふがよい。それは心なの。それはあたしの心なの。

もう一つは「あたし達は湖の……」という題名の詩です。

 あたし達は湖(うみ)の碧(あを)に棲(す)み
 あなたさまは空の碧にお棲みです。
 上下(うへした)の唇さながら、二つの碧は相触れる、

と、うたい出します。質問者さんはおそらく昭和40年代に発行された山葡萄色の表紙のシリーズ「日本の詩歌」第28巻「訳詩集」編(中央公論社版)をご覧になったのではないかと推測します。
それをお探しいただくか、昭和29年発行の堀口大學譯詩集『海軟風』を調べてみてください。こちらには上記二編を含んだアリエット・オドラの美しい詩五編がきれいな日本語に移されて収録されています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
ありがとうございます!
2編とも間違いありません!

メモを失くしたのに気づいた時、縁が切れてしまったように思って半分諦めていたので、本当に嬉しいです。

本当にありがとうございました!

お礼日時:2011/07/21 07:02

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