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PHSは、携帯より基地局のカバーエリアが狭いですね。基地局と端末の出力を拡大させればいいように思うのですが、なぜしないのでしょうか?

A 回答 (9件)

そういう設計だから としか


基地局の出力が小さく到達範囲が狭いからこそ、逆に1局あたりの同時通話数は少なくできます
すなわち簡単で安価な装置で済む ということです。
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この回答へのお礼

単純計算で、10倍の出力にすれば、100倍のカバーエリアなりますが、出力を10倍にすると100倍の費用がかかるものなんでしょうか。

お礼日時:2011/07/27 12:19

元々が家庭のコードレス電話の延長線で考えられた仕様ですので 出力アップなどの大幅な変更は出来ません。



http://ja.wikipedia.org/wiki/PHS
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/27 12:19

実際、街中だと某携帯よりはつながると思いますが。



基地局を作る値段が3桁以上違うので、出力アップにかけるより、せっせと基地局をおいたのがPHSのやり方。
端末も出力が要らないので、安いし電池のもちも良い。

それと出力を上げちゃうと、お得意さんの病院で使えなくなっちゃいますし。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。単純計算で出力10倍なら100倍カバーできるようになると思いますが、費用は、もっとかかると言うことなんでしょうか。

お礼日時:2011/07/27 12:23

http://ja.wikipedia.org/wiki/PHS
PHSとは、「Personal Handy-phone System」の略で、出力は最大500mWと定められています。
ちなみに、携帯電話の出力は最大25W、実に50倍。

ですから、携帯電話の基地局というのは1箇所立てれば半径数百m~数kmをカバーできるのに対し、
PHSの基地局というのは1箇所立ててようやく100m~せいぜい500mがカバーできる程度なんです。

携帯と同じだけのカバーエリアにしようと思ったら、それはもう携帯電話の何倍も基地局を立てなければなりません。
そのハンデを背負っていても、大概の都市群ではほぼ繋がるように、街中に基地局アンテナがバラ捲かれているわけです。
http://www.willcom-inc.com/cgi-bin/Map4_txt.cgi? …

規格上、出力を上げられないので(勝手に上げたら電波法違反)、利用者の少ないところや、郊外の隅々にまでアンテナを行き渡らせることは、費用対サービスの効果からいって、難しいのでしょう。
PHSはこのようなものであると、理解するしかありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。規則はどうあれ、もし、出力を上げたければ、いろんなところに働きかけて上げるでしょうから、上げないと言うことは、そういうニーズというか、望んでないんでしょうね。

お礼日時:2011/08/05 22:57

 なぜしないのかと問われれば「法律で決まっているから」が答えですね。



 基地局から見て受信側(端末から見て発信側)の感度は、基地局に利得の高い(簡単に言えば高性能な)アンテナを使うことで、出力据え置きのままでも改善することも出来るのですが、端末から見て受信側(基地局から見て発信側)の感度は、端末のサイズなどからくる性能の限界もあり、基地局のように利得の高いアンテナが使えないため、基地局側で出力をアップさせる以外に改善することは出来ません。

 ちなみに基地局側の出力は、PHSのサービスイン当初は500mW=0.5Wと法律で定められていましたが、その後、法律が改正され、現在では最大2Wまでの出力が許される状況になっているようです。
 その辺のこともあり「ソフトバンクモバイルの携帯電話基地局にPHSのマクロセル型基地局(簡単に言えば2Wの出力が出来る基地局)を併設する」というソフトバンクの発表に繋がっているのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。規則・法律はどうあれ、もし、出力を上げたければ、いろんなところに働きかけて上げるでしょうから、上げないと言うことは、そういうニーズというか、望んでないんでしょうね。
でも、少しは、上げてるんですね。

お礼日時:2011/08/05 22:59

 いまだに古い知識にしがみついてる人が多いのでツッコミ。



>PHSの基地局というのは
>1箇所立ててようやく100m~せいぜい500mがカバーできる程度

 最新(先の回答でも書いた「マクロセル型」)の基地局であれば、通常で半径2km程度、カバー範囲を全方位にしなくても良いなら、到達距離5kmでも可能だそうです。PHS基地局のカバー範囲が狭いというのは過去の話。

 念のため。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。技術的には、いろいろがんばってるんですね。

お礼日時:2011/08/05 23:02

勘違いしていなければいいんですが。


ケータイ側も出力をあげないといけないのと、電波は指向性を持たせないので、空間に発信した中の線しか役立たないので、10倍にするには1000倍の出力ですね。

地球が受け取る太陽のエネルギーと同様の計算になります。

ちなみに、ピッチの基地局で一番小さいのは、タバコの箱とほぼ同じ大きさです。仕組みとしては家電の親子電話の親機と同じ。数千円の世界。もっと大きくて出力が大きいのは、よく電柱の上に乗ってますよ。
ケータイの基地局で、よく、マンションの上にあるやつあるでしょ? あれ、場所代だけで年、数十万払ってます。

そんな感じ。

ちなみに、ウィルコムを買い取ったソフトバンクは、ウィルコムのアンテナを廃止して、代わりに小さなソフトバンクのアンテナをおいてます。ウィルコムユーザーには、めいわくなはなし。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。10倍にするには1000倍ですか。それは、ちと厳しい事情ですね。携帯の基地局って数十万円も払ってるんですか。ちとびっくり。ものが大きいから仕方ないのかな。PHSなら小さいから、それこそ、基地局を置いてくれたら、基本料無料のPHSを差し上げます、くらいでも、応募する人はいるんじゃないかな。

お礼日時:2011/08/05 23:09

 さらにツッコミ。



>ケータイ側も出力をあげないといけない

 基地局の設備では利得の高いアンテナを使うことで、基地局から見て受信側に対する感度をアップすることが出来るので、見かけ上、端末の出力が変わらなくても、端末の出力がアップしたのと同等の到達距離の拡大が可能です。なので、エリアの拡大に端末側の出力アップは必須ではありません。

 今までPHSでその恩恵に預かれなかったのは、端末から見て受信側のアンテナが基地局ほど高い利得を実現できず、片方(基地局から見て受信側/端末から見て送信側)だけ拡大しても意味がなかったというのが理由です。

 現在では法律が改正され、基地局はサービスイン当初の4倍(500mW→2W)に出力がアップし、端末から見て受信側のアンテナ(の利得)がそのままでも到達距離が拡大できるようになっているので、先の基地局の高性能化と合わせることで、よりカバーエリアを拡大できるようになっています。

 そしてそれに対応しているのが、何度か出てきている「マクロセル型のPHS基地局」という訳ですね。
 ちなみにこの基地局、ウィルコムの経営難であまり活用はされていませんでしたが、もうずっと前にロールアウトしています。絵に描いた餅ではなく、すでに数年が経過した、ある程度枯れた技術です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。技術的には、がんばってるんですね。

お礼日時:2011/08/05 23:12

ほぼ、論点は出尽くしたようですが。



ちょっと追記すると、法的な規制から、基地局の出力には地上高を考慮しなければなりません。出力を大きく上げた場合、現在ウィルコムで主流の電柱型基地局を、他社のような鉄塔型基地局に置換える必要が出てくる可能性があります。
また、ビルの屋上などに設置されている基地局も、出力を上げる分、重くなる可能性があるので(予備電源が義務付けられてないので、他社よりは軽いはず)、設置場所の再検討も必要になります。電磁波が強くなるので、ビルのオーナーとの交渉も敷居が高くなるでしょう。こうしたことは、最終的にコストに繋がってきます。

マクロセル(大出力の基地局を少数=携帯電話)とマイクロセル(小出力の基地局を多数=PHS)では、それぞれ一長一短ですが、電波の利用効率に優れているのはマイクロセルです。最近、携帯電話でも小出力の基地局を多数配置するようになっているのは、そうした利点があるからです。PHSはマイクロセルの利点を伸ばす方向に発展してほしいと、個人的には思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
出力を大きく上げた場合、現在ウィルコムで主流の電柱型基地局を、他社のような鉄塔型基地局に置換える必要が出てくる可能性があります。・・・それはコスト的に厳しいですね。

お礼日時:2011/08/05 23:15

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