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セミの抜け殻を見ると雌雄の区別が出来ます。季節到来の最初の頃は、全て雄、後半に入ると雌が多いようですが、正しい理解でしょうか、何か意味があるのでしょうか?子孫を残す繁殖のための戦略かなと思いますが、理由を教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは、



セミは羽化してから性成熟までに数日を要します。
羽化したての雄は精子の運動能もありませんし、声も小さく、雌を呼ぶには心もとない状態です。
また、雄にしてみれば、先に交尾されてしまうと前の雄の精子で受精されてしまって自分の子孫を残せませんから、未交尾の状態の雌を確保したいものです。
そのため、雄は雌よりも早くに羽化し、ばっちり性成熟していつでもOK!な状態になってから、雌が羽化・成熟するのを待ち構えるのです。
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この回答へのお礼

早速、ご回答いただき有難うございました。大変良く理解できました。小学校の観察会で、参加した生徒さんに説明してみます。

お礼日時:2011/08/01 13:26

>最初の頃は、全て雄、後半に入ると雌が多いようですが、正しい理解でしょうか、何か意味があるのでしょうか?



よく気づかれました。
仰る通り,オスが先,メスは後から羽化します。
ドン臭いオスは鳥などに捕食され,生き残った運と才覚に恵まれた優秀なオスが交尾し,子孫を残すという「選択」が働いているのかも知れません。
面白いテーマですから,研究してみてはいかがですか?
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この回答へのお礼

早速、ご教示いただき、ありがとうございました。小学校の観察会で、ボランテイアをやっています。小学生の子供さんに、説明してみます。

お礼日時:2011/08/01 13:28

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