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最近、TVにニューハーフと称するタレントが大勢でています。
もちろんニューハーフというのは俗称で、性格には性同一障害の症状を持った人たちで、外見上の整形手術やホルモン注射だけでは飽き足らず、ついには性転換手術までしてしまったタレントもいます。
(性転換まで実施した人をニューハーフというのか、その願望があるだけでもニューハーフなのか知りませんが)

この性同一障害というのは人間だけに起こり得る症状なのでしょうか?
人間が文明社会を築いて、子供のころから男性は男性らしく、女性は女性らしくという教育を受け、職業上・社会構成上の役目も男女差を意図的につけるから、むしろその反発として
「あれ?私は体は男だけど、どうしても男らしくなれないわ」
などと目覚めてしまったのでしょうか?
(野生動物は教育を受けることなく、オスはオスの仕事、メスはメスの仕事をこなしますよね)

あるいは人間があまりにも増えすぎてしまったために、
「本来、全ての生物は生殖活動を遂行してもらいたいが・・・。
 ま、数が多いから一匹二匹ぐらい、生殖活動を行わない奴がいてもいいや」
ってな感じで神が新しく作り出した症状でしょうか?
(私は神の存在を信じていないので、神ではなく自然界が作り出した症状、ってことで)

それとも野生動物でも起こり得る症状なのでしょうか?
(雌雄同体の生物とか、繁殖相手獲得のために、同性のライバルの目を欺き異性に擬態するテクニックを持った生物は別として)

A 回答 (5件)

s_endさんの考え方で大筋はあってるのではないかと思います。



最近の研究では,鋤鼻器と言われるフェロモンの検出器官(ヒトでは退化しているという説もある)の機能を失わせた雌マウスは,相手が雄・雌関係なくマウンティング(生殖行動)を取る,という報告があります。この研究から,生殖行動に関して言えば,雄雌共に同じアウトプットを出すことが出来る回路が脳内に存在し,それが何らかの形で抑制されている,という説が出されています。

また,ヒトの死後脳の研究から,性同一性障害の患者や,同性愛者と異性愛者では脳内のBNST(分界条床核)やINAH-3(視床下部前間質核第3核)などの部位に差があることも報告されています。これらの発達には性ホルモン(アンドロゲンやエストロゲンなど)の関与が示唆されており,今後面白い結果が出てきそうな分野ですね。

取りとめも無く書いてしまいましたが,まだまだ研究が進んでいない分野(色々と問題があるので・・・)ですので,はっきりとした事はまだ分かっていないのが現状ですね。

ここからは私的な見解です。
そもそも,雄・雌というのは言葉です。
私達が自分自身を男・女だと認識できるのは,言葉があるため,だと考えることも可能です。
となると,マウスなどはそういった言葉を持たないため,意識していない。つまり,そんな事はどうでもいい,とも言えるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/07 09:52

wiki「性同一性障害」より


先天性説
(1)胎児期の性ホルモン異常などにより形成がうまくいかないと性同一性障害になる。
(2)脳の中には性自認の原型を決定する神経核があり、通常はこれが身体的性別に合わせて正しく形成される。

おそらく野生動物でも「体は雄だが、脳は雌の行動を促す」という状況はありえるでしょう。「なんで俺は雌と交尾できないんだろう…」なんて悩んでる雌もいるかもしれませんね(笑)

※先天性説は有力な説ですが、すべての性同一性障害が先天性のものというわけではないでしょう。後天的な、思いこみ型の性同一性障害もありますが、動物ではないと思います。(本能行動以外に自分の性別を意識するタイミングがないですから)

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%90%8C% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/07 09:52

なるほど、一理あるかも知れませんね。

動物が教育を受けずにオスらしく、メスらしく振る舞うとは限りません。少なくとも哺乳類や鳥類では学習と経験が重要です。例えばチンパンジーは若いメスが子育ての練習をしますし、初産だと育て方が上手くないので子供を成長させられる確率がとても低いです。カッコウの雄は近隣でなく同種のオスの鳴き声を聴かないと上手く鳴けるようになりません。彼らのは個性がありますし、行動は固定化されておらず、柔軟です。

したがって、もしかすると、中にはオスのように振る舞うメスやメスのように振る舞うオスがいるかもしれません。人間でもクラインフェルター症候群のように先天性の(半陰陽状になるような)疾患がありますから、同様の疾患は他の動物でも起きると考えられますね。しかし動物には男らしく、女らしく振る舞わなければならないというような規範がありませんから、誰も困らないし目立たない。その意味では性同一性障害は虫歯や糖尿病のように、人間特有かもしれません。実際にそう言う観察例があるかどうかは分かりませんが。同性愛的行動なら(私が知る限り)Irven DeVoreなどが詳しく報告していたはずですが、少し古いですし邦訳があるかどうか分かりません。

>私は神の存在を信じていないので、神ではなく自然界が作り出した症状、ってことで
少し話は飛びますが、自然は神様の力を反映していると言う考え「自然神学」が衰退したのは、自然は目的論的に働かないことが明らかとなったからです。自然法則(具体的には自然選択による進化)の結果としてある生物にYという性質がもたらされることはあっても、自然が意図的にXのためにYを与えると言うような働きはしません。主語が「神」であろうが「自然」であろうが、目的論的な作用を想定してはいけません。そして先の方が仰るローレンツの『攻撃』や『指輪』は読み物としては優れていますが、暗に目的論を想定している点で現在では間違っていると見なされています(論理的な分析だけ読み飛ばせば、今でもいい本です)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
結局は
「人間には意識、自我があるから、自我と肉体の乖離が生まれる個体が発生する可能性がある。そして高度な文明を構築しているからその個体が自己の自我を表明する機会、表明する意識が生まれる。(要するにカミングアウトする機会とその欲望がある)
 自我のない下等動物には起こりえない現象である。」
ということになるのでしょうか?

お礼日時:2009/04/01 13:56

ショウジョウバエの変異体で satori ってのがあるんだけど, これはあり?

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
satori についてネットで調べてみましたが、遺伝子、脳などに異常があって、異性との性交渉を行わない個体が存在する、というもののようですね。
 ハエが
「男は男らしく、女は女らしく」
という教育をしているわけも受けているわけもないので、ハエに限らず、自然界では一定数、こういった個体が発生するのは自然の摂理なのでしょうか?

お礼日時:2009/04/01 13:46

コンラート・ローレンツ先生の「ソロモンの指輪」か「攻撃」のいずれかに、「白鳥」の同性愛(♂)の話しがあります。


交尾しようとしても上手く行かないので悩んでいるようです。通常側に♀がやってきてその♂二羽の両方と交尾する事になるそうです。♂は♀との交尾後もう一羽の♂の処に来ては「今のは君への分だから」という表現をするそうです。
♂二羽と♀一羽を親に持つ雛は当然のことながらグループ内で優位になるそうです。栄養のせいか、安全のせいか、書いてあったと思うのですが忘れました。
^^
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
その書物は動物の生態記録ですか?
それとも戯曲ですか?
まあ、自分で調べて見ますが。

でも、これは”同性愛”ですよね。
同性愛じゃなくて、性同一障害の話です。
白鳥はしゃべれないから白鳥の心の中まではわかりませんけどね。

お礼日時:2009/04/01 00:07

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