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こんにちは。
コバノミツバツツジの枝をもらって4月に挿しました。20cmくらい、枝は2-3本に分岐した状態にして鹿沼土100%に挿しています。昨年までは赤玉土などでも試しましたが全て1ヶ月ほどで枯れてしまいました。が今年は2本生き残りました。しかし、8月になっても根が出ません。最初1ヶ月ほどは日陰に置き、新しい葉が出たので空調の効いた、事務所の明るい窓辺に置きなおし、現在に至ります。(手が当たってしまい、抜けてしまったので確認したのですが根が出ていません。)枯れませんが、新しい葉も出ません。今の状態はとても長持ちしている生け花のように、たっぷりやっている水を吸っているだけのようです。メネデールを適宜かけたり、発根促進剤を2回ほど塗ったりしましたが変わりません。今後どうしたらよいでしょうか。4年目の挑戦でやっとなんとか持ちこたえているので是非育てたいのです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

考え方を根本的に変えましょう。

植物には屋外向きと屋内向きに分類
されますが、ツツジは完全に屋外向きで室内では栽培が出来ません。
自然の気候により育ちますから、空調が効いた室内では育たないのは
当たり前です。室内の明るい窓辺では屋外で得られる光線量より少な
いので、どうしても光線不足になります。
発根は早くて10日、遅くても40日頃には発根し、9月には移植が
可能になります。4月に挿し木をして未も発根していないのは、何ら
かの原因があったからです。基本的な挿し木方法を書きますので、ど
こか間違っていないかを確認して下さい。

まず挿し木に使用する枝ですが、何処でも良いと言う訳ではありませ
ん。挿し木をする時期に使用する枝も違うので、まずはその事を頭に
入れて下さい。
挿し木には2種類あります。3月中旬から4月に行う春挿しと、6月
から7月に行う梅雨挿しの2種類です。
春挿しには前年度に伸びた充実した枝を使い、梅雨挿しには今年に伸
びた枝を使用します。
約8センチ位の長さに切り、葉を1/3位残るように取り除きます。
この時に枝が二股や三股に別れていたら、必ず1本になるようにしま
す。葉が多いと葉から水分が蒸散し、発根させる事が出来ません。
挿し木にする枝の事を挿し穂と言います。この挿し穂を束ねてタライ
に水を入れてから挿し穂を入れ、約1時間程度水揚げをします。
プランターや浅鉢等に挿し芽用の土を入れ、土を十分に湿らせます。
水揚げが終わったらピンセットで切り口を挟み、挿し芽用の土に挿し
ます。挿す深さは全体の長さの半分程度で構いません。
全てを挿し終えたら、風通しの良い明るい日陰に置き発根するまで水
を切らさないように注意します。

とにかく9月までは挿し穂を動かしたり、引き抜いて根が出ている事
を確かめようとしない事です。新葉が出ようが、風通しの良い明るい
日陰に置いた場所から動かさない事です。
樹木は暑さに触れさせ寒さにも触れさせる事が大切で、自然の環境下
で栽培する事が決まりです。
暑さに触れさせる事は大切ですが、夏場は特に日差しが強烈ですから
遮光は必ず行って下さい。
9月植替えるまで、何があっても肥料は与えないで下さい。活力剤や
発根促進剤、液体肥料、固形肥料等も絶対に駄目です。

挿し木の基本的な事を書きました。これが実行出来なければ、何年先
も同じ事を繰り返すだけです。
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この回答へのお礼

こんばんは。
詳しく書いてくださって、ありがとうございます。
教えていただいた中で合っていたことは一つもありませんでした。
自宅に植物を置けないため職場で育てることになり、外の安全な場所は誰かに動かされてしまうとエアコンの室外機の風直撃になってしまうので、つい過保護にして室内においていました。木にはかわいそうなことをしてしまいました。春挿しにも梅雨挿しにもならない時期ですが、今の枝でやってみようと思います。守れる場所を探してがんばります。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/07 01:58

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