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「致します」と「申し上げます」の違いについてお伺いします。

・ 宜しくお願い致します
・ 宜しくお願い申し上げます

上記の2文ですが、違いがいまいちわかりません。
私の見解は、以下の通りです。

いたす    ⇒ するの丁寧語
申し上げる ⇒ 言うの謙譲語

いたす < 申し上げる

これだけでは、ぱっとしません。。
何か、これといった違いはないのでしょうか。。。

A 回答 (4件)

いたす<申し上げる


これが正解です。

謙譲レベル0:願う、願います
謙譲レベル1:お願いする、お願いします
謙譲レベル2:お願いいたす、お願いいたします
謙譲レベル3:お願い申し上げる、お願い申し上げます

「お~申し上げる」の「申し上げる」(補助動詞)は「言う」の謙譲語(本動詞)ではなくなっています。
「またの御来店をお待ち申し上げます」
のような使い方をします。
ですから、
「…くださいますようお願い申し上げます」
と言うべきときに、
「…くださいますようお願いを申し上げます」
と言うのは間違いです。
昨今、政治家の答弁やパーティーのスピーチなどで耳にしますが。
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 この場合「申し上げる」には、明確な意味がないと思います。

「言う」の意味ではなく、「する(いたす)」と意味が同じになっています。
 「いたす」は「する」の謙譲語です。「する」の丁寧語は「します」です。
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丁寧語も謙譲語も共に敬語なので「相手を敬う」という用法である点では同じと言えます。



ただ、謙譲語の場合は、それだけではなく、「自ら謙る」という用法が加味されているので、相対的に言って「敬うという行為の価値観」が高くなるのでしょう。
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「いたす」は 「する」の謙譲語です。


「いたします」は 「いたす」の丁寧語です。

「申す」は「言う」の謙譲語
「申し上げます」は、「申す」の敬意のある丁寧語

「いたします」は どちらかというと 事務的で 「申し上げます」だと感情のこもった表現かと思います。

誠意をこめて強くお願いする場合は、「お願い申し上げます」が良いでしょう。



なお話がずれてしまいますが おまけ程度に

「いたします」は、「致します」でも良いのですが、細かい方だと「かな」で書くものだと指摘される場合もあります。

「致しかねます」という否定的な使い方の場合は、漢字で書いて正解です。

それはなぜかというと、「公用文における漢字使用等について」(昭和56年10月1日 事務次官等会議申合せ)という指針がありまして、それによると いくつかの例を挙げて 補助動詞や補助形容詞などについて、「原則として,仮名で書く」とされています。

平成19年2月2日の文化審議会答申「敬語の指針」では、敬語の形について 調べてみますと 補助動詞 本動詞ともに 「いたす」の場合は、「いたす」と仮名で書くとはっきり例に挙げて示されています。
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