プロが教えるわが家の防犯対策術!

引越で部屋が狭くなったため、夏の間、観葉植物をベランダに置いていました。
日焼けすることもなく元気に過ごしていました。

冬が近くなったので、冬越しの準備として、ベランダ用の温室を検討していますが、やはり夜間などは寒くなると思うので心配です。以下のような環境でうまく冬越しできるでしょうか?経験者の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

・場所:都内の南西向きのマンション(日当りは良い方だと思います)
・植物:ベンジャミン、サンスベリア、多肉植物各種、アイビー
・対応:床に板状のスタイルフォームを敷いて、ベランダ用温室(木製/ガラス)を設置。

よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

結論から先に申しますと、そのような環境で簡易的な越冬対策では無謀です。


あなたが植物だと考えて、その中で春まで過ごす事が出来るか考えましょう。

まず南西向きのベランダのようですが、マンションの何階でしょうか。
階が上になるほど風当たりは強くなるので、防寒対策は必ず必要ですが、強風
対策も考えないと後で困ります。日当たりは最適とは言えませんが、生育させ
るにはギリギリだと考えて下さい。ただし南西の場合は若干は西日が当たる事
もありますから、西日対策も考える必要があります。

観葉植物はベンジャミン、サンスベリア、アイビーの3種だけでしょうか。
他にもベランダで越冬させようとする種類があれば、次回にでも植物名を書い
て下さい。観葉植物の3種は、それぞれ1鉢として考えて構いませんか。
出来れば多肉植物の種類と鉢数が分かれば書いて下さい。

まずベンジャミンですが、基本的に年間を通して日当たりの良い場所を好み、
快適に生育する事が出来る温度は20~30℃です。これ以下になると生長期
でも状態を悪くさせます。越冬に必要な温度は、最低でも5℃です。5℃にな
っても直ぐには枯れませんが、次第に状態を悪くさせて回復が出来ない状態に
なり枯れます。かれた場合は復活させる事は絶対に出来ません。

サンセベリアですが、基本的には冬場は断水させて越冬させるようにします。
冬場に水遣りをすると、決まって腐敗して枯れてしまいます。サンセベリアを
越冬させる最も簡単な方法は、鉢から抜いて土を完全に落とし、新聞紙に根を
出した状態で包み、そのまま人間が少し肌寒いと感じる程度の室温の部屋で、
3月頃まで保管します。3月にはシワシワになっている事もありますが、土に
移植をして水遣りを再開すれば元の状態に戻ります。
もし鉢植えのまま水遣りを行いながら越冬をさせると、室温は最低でも15℃
以上を維持しないと越冬させれません。
土植えのまま水遣りを停止させて越冬させる方法もありますが、そのためには
最低でも5℃以上は24時間中は維持する必要があります。
ベンジャミンは冬場でも1ヶ月に1~2回は水遣りをしますが、そのような種
類の植物と一緒の場所で管理をすると、決まって水遣りをしてしまいます。
これを防ぐには掘り出して新聞紙に包んで保管する方が確実です。

アイビーですが、これは観葉植物と言うよりもツル性植物ですから、観葉植物
と比べると寒さには非常に強いです。霜や雪に当たらなければ、ベランダの隅
でも十分に越冬させれます。ただし雪や霜の被害が予想される時は、霜避け等
の工夫をされれば枯れる事無く越冬します。霜や雪に当たると葉が傷んで枯れ
ますが、そんなに弱い植物ではありませんから、心配されなくて大丈夫です。

問題は多肉植物で、これらは非常に寒さには弱いので、観葉植物よりは細心の
気配りがひつようです。僕が種類を書いて欲しいと言ったのは、多肉植物の種
類には夏に生育して冬に休眠する夏型種と、夏に休眠して冬場は活発ではあり
ませんが活動をする冬型種に分類されます。夏型種も冬型種も管理方法が違い
ますから、型種が分からないと非常に苦労してしまうんです。
種類によっては5℃以上で越冬する種類もあれば、7℃や10℃以上は維持し
ないと越冬させれない種類もあります。ココで種類別に解説した方が良いので
すが、今の段階では答える事が出来ません。

対応策ですが、こんな程度では越冬さえ出来ません。安易に考えては駄目です
よ。観葉植物や多肉植物は、樹木とは違って寒さには耐えれない種類が多いん
です。何をどうすれば良いのかを、僕なりに考えて提案したいと思います。

設置場所はベランダの両サイドの何れかにします。どの程度の温室なのか分か
りませんが、木製なら冷風からは守れますが冷気を遮断する程の保温力はあり
ません。ガラスは風や雨などは通しませんが、冷気だけは簡単に通してしまい
ますから、ガラスがあるからと安心すると決まって冷気によって枯れます。

ホームセンターに行って、厚さが5cm程度の発泡スチロールの板を温室の大き
さよりも10cmほど幅広い物を購入します。これを木製温室の下に置き、その
上に温室を置くようにします。これでベランダのコンクリートからの冷気が遮
断されます。次に先程より薄い発泡スチロール(1~2cm)の板を購入して、
強力両面テープで木製部分に外側から貼りつけて下さい。これで側面の木部か
らの冷気が遮断されます。
温室の下に敷いた発泡スチロールのため、グラグラする時は収縮ポールを2本
購入し(100円ショップで販売されている物で十分)て、ベランダ柵と温室
の間に入れて、前倒しにならないように固定して下さい。

このままでは温室内は冷たいままですから、ホームセンターで厚手のビニール
を購入し、温室がスッポリ被さるような袋を作り、これを温室に被せて使用し
て下さい。これで多少は冷気が防げますが、多肉植物には耐えれない室温にな
っているでしょうね。多分注文になるでしょうが、温室用パネル式ヒーターと
言う商品が販売されています。確かサーモ付きですから、設定温度になるまで
は作動し、設定温度になったら自動で切れるはずです。これを温室内に入れる
と確実になるでしょうね。
以前に使用して失敗した物は、ひよこ電球と言う温室用電球ですが、水に濡れ
ると破裂してしまうので、これは使用しない方がいいですね。
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この回答へのお礼

回答をいただきありがとうございました。

お礼日時:2015/03/23 15:54

小さな温室では(たとえ2重にしても)ほとんど保温効果はありません。

日が沈むと温室内は外気温に等しくなります。暖房の無い屋内でも5-10℃(関東南部)は保てるものですが、これを戸外の温室内で実現するには暖房施設(熱源)は必須です。サーモスタットつきの電熱(1kW程度)が最適ですが電気代はバカになりません。日中は暑くなるので暖房の中止、換気が必要です。
つまり、かなり手間のかかるものです。

室内に取り込むのが手間要らずです。
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この回答へのお礼

回答をいただきありがとうございました。

お礼日時:2015/03/23 15:54

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