A 回答 (25件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
私は正しいと思います
猿が人間へ進化するとは限りません
他の見たことのない生物へ進化するかもしれませんし、絶滅するかもしれません
猿に関わらず、生物の今後の進化については予想の範疇に留まり、誰にもわからない事です
進化にはかなり時間がかかり、一つの種が確立されるまでに長い年月を要します
しかも、とてもゆっくりとした些細な変化を続けていくと考えられているので、私達が生きている間に進化した姿を見ることはできないでしょうね
猿が進化しないだけで、ダーウィンの進化論を否定できないと思います
No.3
- 回答日時:
故今西錦司氏は
ウィルスの感染による遺伝子の突然変異ではないかと
発表されています
進化ではなく突然に変化したというのです
キリンでも首の短いキリンは遺跡で発見されていますが
いきなり長くなっていて、途中が発見されていないのですね
猿と人間だけ体内でビタミンCを作ることが出来ません
これも、何かウィルスの感染による
遺伝子の突然変異ではないかと言われています
(あまり例を出していると長くなりますから省略)
この説はかなり有力で
ノーベル賞級なのですが
ダーウィンの進化論支持者による反対があって
なかなか支持されていません
ほとんど学者はダーウィン研究で
飯を食っている連中ですからね
この説の本を読むと
かなりの説得力があり
納得させられます
No.5
- 回答日時:
ダーウィンに限らず様々な進化論でも、動物園のサルがいきなり人間になるという超超短期間の変化が起きるということは
言われてい無いはずですが、どこからそのような近視眼的な話になるのでしょうか?
だいたい、人間が5000年以上の歴史で観察している自然界の動物で、形態が大きく変化した動物はないはずです。
それが、動物が進化などしないという風に見えるのかもしれません。
しかし、犬、猫、馬を見てみますと、人間が積極的に交配等をすることで極端に形態が変化している動物と言えます。
おそらく1000年前の馬と、現在のサラブレッドでは大分異なるでしょう、それでも馬です。
これを進化というなら進化と言えるでしょう。
それでも、最短でも数百年はかかっています。
自然界での進化は、短くても数万年単位で起きると言われており、その様子を観察できたことは一度とてありません。
だから、サルが人間になるのか、別の何かになるのかは分かりませんが、動物園で見ていても観察できることは、当分ないでしょう。
見えないからと言って、間違っていると思うのは早計でしょう。
ついでに言えば、進化論でもサルが人間になったとは言っていないはずです。
「類人猿と人間は、共通の先祖から枝分かれして進化した」という言い方です。
もしかして、インテリジェントデザイン説の方でしょうか?
No.6
- 回答日時:
> 動物園の猿はいつか人間になるのですか?
基本的にはならないよ。
猿と人間は、その祖先が共通というだけ。
その祖先の変異が
・あるグループは現在の「猿」として今も残っている
・あるグループは現在の「人間」として今も残っている
ということで、もはや枝分かれしちゃった後の祭です。
> ダーウィンの進化論って本当に正しいのですか?
あくまでひとつの考え方です。
ただ、創造論よりは妥当だろうということです。
(進化論をベースにした理論の方が
今日では様々な成果を上げていますが
将来別の理論に取って変わることだっては
ないとは言えないでしょう。)
今日の「進化論」は、基本的には
●生物の遺伝的形質が世代を経る中で変化していく現象
という考え方をベースにした多くの理論の総称ですが
どうもこの「進化論」という呼び方は誤解を生みやすいので
「進化学」と名称変更すべきだという意見があるそうです。
まあ、今いる動物園の猿からも
何万年後かに変異体が生まれてこないとは限りませんし
非常に難しいとは思いますが
少なくとも猿もミラーニューロンを持っていると考えられていますから
あとは左脳の抽象化能力の向上など
いくつかの条件が重なれば
案外、近いのが出てくるかも。
でも、その頃には人類も新種に取って変わっちゃってたりしてね。
No.7
- 回答日時:
突然変異にしても、強い物優秀な物が生き残って変化して行くにしても、長い年月がかかりすぎて直接確認する事は出来ないでしょう。
しかし、日本人の体格が食事などの西洋化によって身長が伸びて居るなどは事実ですし、猿が色々な環境で学習能力が高くなって居る事も確認できています。
また、突然変異によって変化した物が生まれた場合、一般には自然淘汰されますが、その変化が生き延びるに良い方向に変われば、その子孫がより多く残ってくる可能性があります。
それらの変化が、数千年或いは数万年の時を経て繰り返されれば、現在とは全く別の姿になる可能性を否定できません。
ただし、猿が人のように進化する可能性や、人が宇宙人のような姿になる可能性は殆どゼロに近いでしょうね。
個の一部が進化(?)したとしても、全体の個まで変化するのでしょうか?時が解決するのでしょうか?そこには計り知れない要因「引き金・切欠」等が必要と思われます。貴重なご意見有難う御座いました。まずは、お礼まで。。
No.8
- 回答日時:
猿から人間に進化したのではなく、ヒトとチンパンジーは共通の祖先から分岐して進化した、が正しいです。
従って、動物園の猿はヒトには進化しません。
まあ、その共通祖先はヒトというよりは猿に近い動物だったでしょうけど、現世の猿とは違う動物です。
進化論ってあまりにも範囲が広すぎて、例えば大学に「進化学部」とか「進化学科」を作るのはほとんど不可能です。ほぼありとあらゆる生物学の諸分野と文化人類学のような人文科学や地学分野まで含む概念ですから。
別にまだあやふやだから「論」である、というわけじゃないですよ。「学」という呼称が確定している分野だってこれから無数の補強・修正は受けていくでしょうし、その点では進化論もまったく同様です。
ですが、その根幹が崩れることはもはやないでしょう。それくらい多くの強力な証拠は既に得られています。
なお、ウイルス進化論ですが、これは今西錦司が提唱した説ではありません。今西錦司は「棲み分け理論」を提唱した人物です。これも種の分化を「起きるべき時に起きる」と言っているだけでメカニズムはまったく説明していないので、生物学の学説としては甚だ頼りないものなのですが。
ウイルス進化論は中川英臣と佐川俊による説です。
ただし、「有力」や「ノーベル賞級」どころか、25年も経つのに未だに「論文」が1本も出ていない状態です。日本語の一般書でしか書かれていないので、有力も何も外国人の研究者はウイルス進化論の存在自体を知らないという状態です。
従って有力視もされていませんし、「反対」すらされていません。論文が出ないと反対のしようもありませんから。
論文も書かずに一般書ばかりを書いて、しかもその中で「有力視されている」みたいなハッタリをかます提唱者の姿勢には非常に疑問を感じるのですが、その一般書の内容も酷いです。一言で言えば「噴飯モノ」です。
ダーウィニズムでは既に説明されているところを「この事象はダーウィニズムでは説明できない」と論じ、そこに「ウイルスによる遺伝子の水平移動があり得る」という一点を無限大に膨らませて理論構成しようとしているもので、現代の進化論あるいはウイルス学を少し勉強していれば笑いのネタにしかない得ない程度のものです。
キリンの首は単に長くなっているだけではありません。
単に「首が長くなる病」に罹ったキリン原種は、まあまず無事に出産はできないでしょう。
よしんば出産できたとしても、その首の長いキリンは普通に立つことすらできないでしょう。心臓の出力が足りないからです。頭をもたげた途端、貧血でぶっ倒れるのがせいぜいです。
さらに長い首とバランスする体幹や後肢のバランスも必要です。
また、キリンの長い首は「頭を上げている状態」と「頭を下げた状態」の血圧の差がとても大きいです。
高い頭に血液を送るため、キリンはそもそもむちゃくちゃな「高血圧」なのですが、頭を下げると一気に脳血管の血圧が上がり、普通の構造だと瞬時に脳内出血で死にます。
そうならないのは、頸動脈の弁やワンダーネットと呼ばれる網目状の毛細血管が激しい血圧変化を吸収しているからです。
「首が長くなる」ためには、これらの変化も同時に起きなければならないのですが、それら全ての遺伝子を1セットでウイルスが導入してくれたのでしょうか?
そんな「都合が良い」ウイルスの、ウイルス自身の有利さは?キリンの首を長くする遺伝子を持ち運んでウイルス自身には自然淘汰的に有利な点があるのか?
といったあたりをウイルス進化論は説明できていません。
まあ一言で言えば、「キリンは首が長くなれば良いってもんじゃないよ」というところですかね。
バッタの遺伝子を導入すれば超人的なジャンプができる仮面ライダーと同レベルの発想です。この溢れるB級感は個人的には嫌いではありませんが、論文も書いてないのに「有力視されている学説」などと自己宣伝する姿勢は疑問です。
ちなみにウイルスによる遺伝子導入や遺伝子の欠失など、ウイルスによって動植物の遺伝子が改変される、という事象は存在します。中にはそれが進化的に大きな役割を果たしたのでは、と目されているものもあります。
でも、それは中原らのウイルス進化論とはまったく別の話です。ダーウィニズムを否定するものでもありません。補強や修正はすることになるでしょうけど。
ダーウィニズムでは「首が長くなる変異」は長い時間をかけて集団内に定着し、そうすると「高出力の心臓」が選択される状況を作ります。首が長くない個体群では高出力の心臓は有利ではないどころか、むしろ高血圧を招く不利な遺伝子だったかもしれません。でも、「首が長い」個体では高出力の心臓は有利に働きます。
高出力の心臓が集団に定着すると、さらに少し首が長い個体が生存できる状況が生まれ、それはその「少しだけ首が長い集団」でさらに有利となり、やがて集団全体の首が少し長くなります。
そうするとさらに強心臓の遺伝子が有利となり・・・という具合に進化が進むわけです。
問題は「変異」自体はランダムなので、その集団や他の集団でも首が長くなる変異や高出力心臓の変異は基本的に同確率で起きているのですが、その環境の淘汰圧が「首が長い方が有利」であればそれらの変異が選択される、というだけの話です。
他の集団では首が長い遺伝子は有利ではないので選択されず、高出力心臓の遺伝子は高血圧を招く不利な変異として淘汰された、というだけの話なのでしょう。
ビタミンCの話はさらに不可解で、ビタミンC合成能の欠如のメカニズムはウイルスを持ち出さなくても単なる突然変異で何の不合理もありません。
問題は、「ビタミンC合成能欠損遺伝子が集団内に定着したのは何故か」という問題です。
中原らはそこにウイルスを持ち出したわけですが・・・・
ウイルスだろうがなんだろうが、「不利な変異」であれば淘汰されて終わりです。
中原らのウイルス進化論が成立するためには、「速やかに全個体に問題のウイルスが感染」しないと成立しません。
そんなウイルス、あり得ません。1世代で速やかに全個体に感染できるほど野生動物は密度が高くありませんし、確率的には低確率でも必ず「感染したけど発症には至らなかった(ビタミンC合成能が欠如しなかった)」個体が出現します。
もしビタミンC合成能欠如が「不利」な改変であれば、改変を免れた個体が僅かでもいれば、その個体が選択されてビタミンC合成能欠如個体は淘汰されるでしょう。
この理屈、ウイルスが関係ない単なる欠如でも同じです。
そして「現にビタミンC合成能欠如遺伝子が現在の類人猿に定着している」ことは、「さして不利ではなかった」ことを証明しているわけです。
「ほんとは極めて不利だったけど定着した」理由にウイルスを持ち出したければ、そのウイルスは極めて速やかに全個体に感染し、100%の確率で発症した、というウイルスでなければなりません。数世代で感染拡大したのなら、ウイルス感染した個体が淘汰されただけだったでしょうからね。
そんなウイルス、いるなら見せてよ・・・って感じですかね。
そこの論点が崩れれば、変異のメカニズムにウイルスを持ち出す必然が消失します。
「有利でも不利でもない」あるいは「どっちかというと不利なんだろうけど、特に不利ってわけでもないよね」というような遺伝子が集団に定着するメカニズムは、ダーウィニズムの中で既に見つけられているからです。遺伝的浮動ってやつです。
遺伝的浮動によってある特定の遺伝子が集団に定着している事例は、それこそ実例が掃いて捨てるほどあります。
まあ、ハードカバーならともかく、ブルーバックなどの普及価格帯の書籍で進化論関係の良書が非常に少ない、というのはウイルス進化論のような「日本の一般人しか知らない」学説にもなっていない説が有力視されている、などという大誤解を招いている要因になっているのは確かでしょう。ハードカバーであれば良書はいくらでもあるのですが、よほど意欲がある人でない限り、本に3000円も出しませんものね。
私はウイルスを専門にしているので、遺伝子工学はツールとして日常的に用います。
私はたまたま進化論に個人的に興味があるので、自分が出すデータも(ウイルスの遺伝子だけでなく感染する動物側の遺伝子も守備範囲)進化論的な目で見ていますが、大半の研究者はダーウィニズムなど特に興味もなければ知りません。
「ダーウィンの研究で飯を食っている学者」なんてほんの一握りです。知り合いに古生物学者もいますが、別にダーウィンの研究をしているわけではありません。彼らが出すデータがダーウィニズムの「補強」になっているだけです。あらゆる分野で。
古生物学はもちろん、遺伝子工学、育種学だったり地質学者だったりするわけですが、彼らは「進化論学者」ではなく、あくまで遺伝子工学や育種学の学者です。ダーウィンに何の義理もありませんし感じてもいない彼らが出すデータがダーウィニズムの補強になっている、というのが現状です。
学術的ご回答有難う御座います。平素疑問に思ってたことですから。難しい理論は理解の外にあります。唯、理論は閉じた世界の中で矛盾ない論理であって、真理とは程遠いものだと理解しています。
No.10
- 回答日時:
No.8のJagar39です。
まず補足の、
>「類人猿と人間は、共通の先祖から枝分かれして進化した」のでしたら、猿も人間になり得ますね。信じられません。
ですが、進化は突然変異という「偶然」がなければ始まりません。
その偶然生じた突然変異を淘汰したり、あるいは選択して集団内に定着させたりするのは、自然淘汰です。
この自然淘汰が、
>個の一部が進化(?)したとしても、全体の個まで変化するのでしょうか?
の答えになります。この一部の進化を全体の個まで広げるのが自然淘汰です。
この自然淘汰、つまりどの変異がどれくらい強力に淘汰されるか、あるいは選択されるか、というのは「淘汰圧」という言い方をしますが、それはつまりその時の「環境」によって異なるわけです。
極端にシンプルな例えを出すと、「首が長くなる変異」は草原で生活している動物では選択されません。
また、ジャングルで生活している動物でも選択されないでしょう。首が長くなるより身軽に木に登れる動物の方が有利だからです。
草原と疎林が混在するような環境で初めて「首が長くなる変異」が選択される可能性が出現してくるのです。
むろん、彼ら以前に「疎林の高い木の葉を食べる動物」がいなかった、というのが条件です。
密林には見事に適応していた樹上生活に適応した動物は、この環境では弱いです。密林ほどエサが豊富ではありませんし、疎林間を移動する間に捕食されるリスクが高いからです。
なので「疎林の高い位置の葉を食べる手段」は、首を長くするのが数少ない「正解」であるわけです。
キリンがその方向に進化し、「サバンナで疎林の高い位置の葉を食べる」という生態的な地位(ニッチ、といいます)を獲得できたから、キリンはこのように進化してきたわけです。
キリンと同時に、あるいはキリンの後に、首が長くなる、あるいは他の方法で「疎林の高い位置の葉を食べる」方向の変異を得た動物はいたかもしれません。しかし、ニッチ争いでキリンに負けた、あるいは先にキリンが獲得したニッチに割り込めなかった、という理由で、キリン以外は現生に生き残ることができなかったのです。
つまり、進化の道筋は、
1.現在持っている遺伝子セット
2.偶然生じる突然変異
3.環境要因による自然淘汰の方向性
によって決まるわけです。この2と3は厳密には毎世代に、巨視的にも年代毎に働いています。
つまり、サルが人間になる進化は、まず1の遺伝子セットがヒトとサルではまったく異なっています。チンパンジーと人類では塩基配列ベースでは98%ほども同じ、というのは聞いたことがあると思いますが、実は遺伝子ベースでは70%以上が異なっています。
また、共通祖先から人類に進化するまでには、無数の突然変異が「偶然」生じ、それらが選択されて集団内に定着することを繰り返してきたわけですが、「同じ偶然」がもう一度起きる確率は、数学的にはゼロではありませんが現実的にはゼロです。
3の環境要因も、ヒトが進化してきた時代の「環境」はもうありません。環境にはもちろん環境中の生物相まで含まれますから、当時の環境はもう二度と繰り返すことはないのです。
というのが、「現代のサルはヒトには進化しない」ことの理由です。
それどころか、800万年前からもう一度進化の歴史をやり直したとしても、今の人類とまったく同じ動物には進化しないでしょう。
また、サルがヒトのような「高い知能に裏付けされた極めて高度な社会性」を武器に反映する動物は、もはや現れないでしょう。その「ニッチ」は現在人類が占めているからです。
人類が滅びた後なら、そういう「ヒトのような動物」が出現する可能性はあります。
別に言語や文明を持つのが進化の究極目的でも何でもないので、現れなくてもまったく不思議ではないのですが。
なお、進化論が正しいのか否か、を問うときに、何のことを言っているのか?という問題を明確にしておきたいです。
枝葉末節の部分はいくらでも修正されたりひっくり返されたりするでしょうが、生物が「進化」すること、地球上の全生物はただ1種の共通祖先から分岐・進化してきたこと、その進化の最大の原動力が突然変異と自然淘汰であること、が根底から覆されることはないでしょう。
科学の「理論」はその世界だけで閉じているわけではありません。
そもそも科学の理論は「現実の世界を説明するため」に議論され立てられるものです。現実世界と矛盾しないこと、という強い縛りがあります。閉じてなどいません。
「誰も観察したことがないから証明できない」というのは、それこそ反証の不可能性の点で科学の議論ではない、と言えますね。
あらゆる証拠が揃っていながら、「目撃者がいないから彼を犯人だとは断定できない」と言っているようなものです。
この回答への補足
科学の「理論」はその世界だけで閉じているわけではありません。
そもそも科学の理論は「現実の世界を説明するため」に議論され立てられるものです。現実世界と矛盾しないこと、という強い縛りがあります。閉じてなどいません。<--よく理解できません。縛りがあるから閉じた世界にならざるを得ないのでは。。
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