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国家VS市場、という、評論家みたいな人たちが好んで議論するテーマですが、リーマン・ショック以降、それまで大勢だった市場至上主義みたいな論説がややなりを潜め、 国家の役割が重要、みたいな議論が高まっているような気がしていたのですが、社会の実態はどうでしょうか?

著名エコノミスト、中原圭介氏の新刊を読み、イタリアやスペインの経済危機もヘッジファンドがかなり意図的に引き起こしている、と知って、ちょっと怖い気がしました。

やはりリーマン・ショックの反動で一時的に上記のような論調が出ているだけで、現代社会のすう勢は、結局市場(というか大手の金融関係の企業群)が決定しているんじゃないでしょうか?

私も金融機関の詳しいことは全然分かりませんが、専門家の話を聞いている限り、金融機関が何か経済問題を起こしたとしても政府はその問題をカバーするスピードが追いつかないんじゃないか、と思うんです。
民主主義は一見妥当なシステムのようですが、結論を下すまでに時間がかかりますし、結局その時の政局によって、最も賢明な政策が実行されるとは限りません。

結局金融機関が今の世界ではトップの力を保持し続けてるんじゃないですか?

国家対市場と考えると複雑な気分になるのですが、国家が権威主義的になったり世界各地でナショナリズムがやたら成長するのはイヤなんで、そこは国際交流みたいな意味でも、市場に分があっていいのかな?と思うんですが、かといって大手金融機関が力を持ちすぎた社会というのも、格差が広がりますし、色々な国の経済を不安定にする恐れがありますし、やはりいびつだと思います。

結局、世界はどういう統治システムが理想的なんでしょうか?

A 回答 (5件)

補足いただきありがとうございます。


反感を買うような書き方をしたので無視されると思っていました。

>全体的にかなり偏りのある文章だと思ったのですが、どうでしょうか?

はい、ご質問のなかで市場に対する考え方が偏っていると思えたので極端な書き方をしてみました。
特に「ヘッジファンド」→「不当な利益」→「悪者」的な単純な論法にうんざりしていたこともあります。
失礼致しました。

>>イタリアやスペインの経済危機もヘッジファンドがかなり意図的に引き起こしている
>>現代社会のすう勢は、結局市場(というか大手の金融関係の企業群)が決定しているんじゃないでしょうか?
>>金融機関の詳しいことは全然分かりませんが、
>>専門家の話を聞いている限り、
>>結局金融機関が今の世界ではトップの力を保持し続けてるんじゃないですか?

『「絶対収益を目指す」ということ 』
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-18 …

>国の財政が健全で経済もしっかりしていたら、というのがまさに理想論なんじゃないですか?
>欧州金融安定基金というところは4400億ユーロ持っているらしいですが、イタリア、スペインが危機に陥ったら、2~2.5兆のユーロが必要とされるらしいですよ。
>まずギリシャ問題の時点でECBがいくら買い支えても問題は解決しなかったんですよね?

このこととヘッジファンドとの関連性が今ひとつ分かりませんのでお答えしようがありません。。

>ロスチャイルド云々という話は今でも多少興味はありますが、ここでそういうことを念頭に置いたわけではありません。
>野村とか、シティと聞いて、次の瞬間ロスチャイルド!と連想する人は世間にもあまりいないと思います。

私もそう思います。
「陰謀論は昔からありますね。」と言いたかっただけです。

>理想の世界が思考停止で生きていける世界とはとても思えませんよ。

理想の世界を知らないので「格差」や「経済の不安定さ」「市場対国家の闘争」などなど「一切の心配や不安がなくなった世界」ぐらいの意味で皮肉も込めて「思考停止」と書きました。

お目汚し失礼致しました。
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この回答へのお礼

様々なご意見、ご指摘をいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/23 22:07

結論は「世界連邦」。



EUの今の苦悩を見れば、これしかない。経済統合しても国家財政を維持するとああなる。グローバリゼーションは、最終的に国家を破壊するでしょう^^;

もし、世界連邦が成立せずに市場経済が拡大し続ければ、間違いなく2050年までに中国とアメリカを中心とした戦争になります。
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>イタリアやスペインの経済危機もヘッジファンドがかなり意図的に引き起こしている



どういう根拠なのでしょうか?

たとえばある国の国債を売り叩いて一時的に価格を下げたとします。
しかし、その国の財政が健全で経済もしっかりしていたら単にその国債の絶好の買い場を提供するだけであっという間に元の値段に戻ってしまうと思うのですが?

ヘッジファンド界のカリスマ、ジョージ・ソロスについての考察です。
『ジョージ・ソロスですら未来を知ることはできない』
http://www.tachibana-akira.com/2011/08/3070

また「ヘッジファンド」という言葉の響きで何も考えられなくなる人が多いので以下のような事実もきちんと「ニュースショー」でやってほしいです。

『米ゴールドマン、多額損失で主力ヘッジファンドの一つ閉鎖へ』
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN- …
『米カルパース、元SEC委員長運用の欧州ファンドを清算-損失計上で』
http://www.hf-klug.jp/hfnews/detail.php?id=203
『欧州ヘッジファンド閉鎖の波続く』
http://bit.ly/vCS8Zc
『解約停止・閉鎖となったヘッジファンド一覧』
http://bit.ly/u2plDp

『「投機は悪い」というのはバブル期に日本の証券会社がねつ造したウソ 1/2』
http://markethack.net/archives/51638573.html

>大手の金融関係の企業群が決定しているんじゃないでしょうか?

ロスチャイルドが云々…、ユダヤが云々…とか昔から絶えない陰謀論ですね。陰謀論者に共通するのは「悪いことは悪者がやってるんだ」という無邪気な正義感、というか無責任さですね。自分は「善」だけでできた別世界の住人のような物言いが特徴的です。

>結局、世界はどういう統治システムが理想的なんでしょうか?

桃源郷などありません。未来永劫試行錯誤が続いていくと思います。

理想の世界とはつまり思考停止で生きていける世界ということです。
「猿の惑星」のように猿に飼われるような状況に満足できる人ならそれもいいかもしれません。

理想郷を作ろうとしたお話がありましたのでご紹介しておきます。
前述のブログからです。

『ひとはどこまで愚かで残酷になれるのか? ポルポト残照(1)』
http://www.tachibana-akira.com/2011/09/3245

この回答への補足

国の財政が健全で経済もしっかりしていたら、というのがまさに理想論なんじゃないですか?欧州金融安定基金というところは4400億ユーロ持っているらしいですが、イタリア、スペインが危機に陥ったら、2~2.5兆のユーロが必要とされるらしいですよ。まずギリシャ問題の時点でECBがいくら買い支えても問題は解決しなかったんですよね?

ロスチャイルド云々という話は今でも多少興味はありますが、ここでそういうことを念頭に置いたわけではありません。野村とか、シティと聞いて、次の瞬間ロスチャイルド!と連想する人は世間にもあまりいないと思います。

理想の世界が思考停止で生きていける世界とはとても思えませんよ。

全体的にかなり偏りのある文章だと思ったのですが、どうでしょうか?

補足日時:2011/11/21 21:33
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たかがヘッジファンドごときに、何も出来ないと思う。


つまり、現在のヘッジファンドというのは、言ってみれば、溜まった膿に針を刺すような役割だと思う。
針が悪いのか?それとも、溜まった膿が悪いのか?と言えば、それは当然、膿な訳で、その膿をどうするのか?ヨーロッパの首脳、この場合、ドイツですけど、が解決策を回避するようなことばかりやるもんだから、有効な政策を市場が督促しているという風に理解すればよいのではないか?
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今は 民主主義 VS 資本主義 の時代かと思います。



実体経済が金融経済に飲み込まれ、影が実態で実態が影になって資本主義の力が優勢、すべてを価格メカニズムに転化しようとする流れが止まらず、民主主義の基本的な理念が揺らいでいるというところかと思います。
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