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EU各国中でも、中核をなす独仏両国のメルコジの発言・連携が目立つが、圏外にある為か英国の動きや発言が経済の状況・見通しが私には良く分からない・・・
軍事の問題を除くと政治・経済・文化の面で話題もニュースも少なく、王室の結婚、消費税アップ騒動とテロ摘発以外には余り報道されていないと思う。
サッチャーやブレアーの様な影響力や発信力のあるリーダーも出て来ないし、ダイアナ妃の様にパパラッチが追い掛け回る事も少ないのでは・・・

そこで質問ですが、英国は、EU<特に、イタリア・ギリシャ・スペイン等へ>

◇何らかの支援は国力に見合ってしているのだろうか?
<あれほど犬猿の仲の独仏が協力し共倒れを躍起に防いでいるのだが>

◇再び英国病に罹っているのだろうか、それとも、ある程度、我が道を行くとばかり、好調裡に推移・進展をしているのだろうか?

これらの原因や背景を経緯を含めて、簡潔にお教え願えませんでしょうか・・・

A 回答 (3件)

イギリスは関係ない・・・ねぇ。




イギリスはギリシャ国債を2010年4月のデータではアイルランドとあわせて全体の21%を保有していて(しかも外国勢では最大w)、ギリシャへの与信残高を確かめてみても2011/6現在のデータだと126億ユーロと、ドイツの214億ユーロ、フランスの557億ユーロについで第3位の大きさであり、ギリシャにかなりの投資をしてきたのは事実です。

これから危機に陥るかもしれないイタリア向けやスペイン向けの与信残高もそれぞれ第3位の規模なんですけどねぇ。貸したお金が大きく、そのお金が焦げ付きそうなのに”関係ない”とはそうは問屋が下ろしませんわ。



ちなみにイギリスがギリシャ救済に関与しないことはキャメロン首相がコメントしています。

キャメロン首相:英国はギリシャ救済に参加しない-ユーロ存続を確信
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LN51PU1A1I4H …


現状イタリアやスペインに危機が波及していますが、基本的にはユーロ危機にはノータッチがイギリスのスタンスと見てよさそうですね。


もしギリシャなどPIIGS諸国が破綻するようなことになると自らにもダメージが来るかもしれないのに、なぜこんなスタンスでいるのか?(私の主観ですが)理由はいくつかあると思います。



(1)そもそも救済するお金がない
そもそもリーマン・ショック後の世界的な財政出動によって各国の財政赤字が膨らんだわけですが、イギリスが一番GDP対比で赤字が大きかったんですよね。。しかもその影響か物価が上昇してしまっています。(2011年10月のデータでコア物価が3.8%の上昇。けっこう物価上昇率が高いのです)
ギリシャなどほかの国にお金を出すくらいなら、自分の国に使えというのは普通の要求ではないでしょうか?


(2)ギリシャ問題を主導していたのはEUとECB(ヨーロッパ中央銀行)だから
これは政治の話が絡むので私はあまり書けないのですが(政治ニガーテorz)
そもそものギリシャ救済の始まりの際、支援策をまとめたのはEUとECBつまりドイツやフランスだったのです。IMF=アメリカも出しゃばろうとしたみたいなのですが、ECBはメンツやプライドを気にしてかIMFの影響をとことん無視と。。。ECB主導ということは基本関係ないイギリスは爪弾きというわけです。。

まあ財政危機にある国を救うための(現状の)機構であるEFSF=欧州金融安定ファシリティにイギリスが関与していないことからでもこの件はわかるかもねと。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%AC …

まあ簡単に言えばユーロ圏じゃないから救済に参加してないってことです。


(3)ギリシャなど救済された側から恨まれるから
今のギリシャの実情を考えるとドイツやフランスが救済策を出してお金を貸すとやっているのに対し、なぜかギリシャの人はそれを恨んでデモをしたりしているんですね。救済して逆に恨まれるという話は日本人だと某半島のことを思い浮かべますが(笑)それと構図は同じわけです。
恨まれるくらいならお金なんか出さないほうが利口ですよね?



これらが理由として挙げられるかと。イギリスは欧州危機に関してはかなり合理的で利口な対処をしているというのが私の印象です。


こんな感じですかねぇ。イギリス(その他も含めて)の現在の経済の様子は内閣府が今週アップロードしてくれた「世界経済の潮流 2011年 II」で週末にかけて私は復習する予定です。

世界経済の潮流
http://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sa11-02 …


経済に興味があり、初心者から脱却してウンチクを語りたければヨーロッパ経済のところだけでも見るとおもしろいはずです。(まあかくいう私も初心者だから偉そうにはいえないorz)
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この回答へのお礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。

EUが、メルケルとサルコジの「メルケル」コンビに、」政策や会議を殆どリードされているのが、しれぞれの国内的には介入し過ぎと不人気であり、支援を受けてる当事国の国民からも高圧的だとかの不評を買っている・・・

それなのに何故にと言う理由と英国のキャメロンの地味さと英国のマイペース振り&プライドの高い国が独仏に対抗せずに無関心を装うのが不思議でした。

今回の回答にある丁寧な説明と私にも分かり易い解説にて、お蔭様でよく理解出来ました。
貴重な情報・データーを掲載頂き、時系列並びに客観的な考察により、EUの経済危機と英国の対応について概略の背景を窺い知る事が出来ました。

お礼日時:2011/12/09 20:42

lions-123 はナチスの位置付けをミジンも理解できていない。

だからそういう見解になる。
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この回答へのお礼

仰っている事柄が漠然とし過ぎていて質問との関係性が良く理解出来ません。

申し訳ございませんが、私〈質問者)のレベルに下ろし、お教え願えれば幸甚です。

お礼日時:2011/12/09 16:35

今はユーロの問題です。


英国はユーロには入っていません。
基本的には日本やアメリカと同じ立場です。
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この回答へのお礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。

>今はユーロの問題です。
英国はユーロには入っていません。
基本的には日本やアメリカと同じ立場です。

それは承知した上での疑問です・・・

何と言っても地政学的に近く、第一次並びに第2次世界大戦の発生原因や敵味方でもある。
さらに、戦後も中東政策や対アメリカとの関係でも英仏や仏独の対立は激しかったのに・・・

貿易・交通・政治・文化・歴史的にも繋がりは深く、英国もEUに加盟してないからと、対岸の火事、無関係の姿勢では済まないと思うのですが?

アメリカや日本ですら、経済危機には多大な関心を寄せ、口先介入(政策や不祥事への批判)もしているのだが?

お礼日時:2011/12/09 14:39

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