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平成23年11月中頃、ブリッジによる歯の治療を終えたのですが、1ヶ月半経過した今でも、一番奥の歯が、噛んだ時は勿論、圧迫感があり、熱いものを飲んでも、冷たいものを飲んでも、しみます。
担当の歯科医は、「神経を取らずに治療したから、そのうち、痛みは治まる」と言われましたが、私は、歯科医といえども、人間のやることだから、ミスは付き物で、何か、担当歯科医が、見落としているところがあるのではないか?  キチンと金属が、かぶせられていないのではないか、と疑っています。
こうした場合、どこに相談すれば良いでしょうか? 別の歯科医院で診察してもらうのが、良いでしょうか? 

A 回答 (2件)

ミスではないのです無知なのです。



隙間があるから沁みるのではありません。中途半端な削り方をしたから沁みるのです。
「そのうちとまる」のは確かですがこれには良い結果と悪い結果があります。その事を大学で習っているはずなのですが、忘れているんです。

なぜ沁みるのか
これには二通りがあります。一つはもちろん削り過ぎ。もう一つは削らな過ぎです。矛盾していると思いますか?
歯は表面の白い部分がエナメル質、その下に象牙質画あるのはご存知ですね。
歯には2ヶ所沁みる場所があります。一つはエナメル質と象牙質の境界部分、もう一つが神経(歯髄)近くです。
多くの歯医者は神経近くまで削ると沁みる事をしているので、用心し過ぎてエナメル質がなくなると怖くなります。その結果「削らな過ぎ」になり、沁みるようになるのです。もちろん削りすぎても沁みますので結果は同じです。

我慢するとどうなるのか
1)好い結果の場合・・神経だって痛みたくないので、内側から歯を作り表面との距離を保とうとします。これを二次象牙質と言います。この機能がうまく働けば、歯は健康的に治ります。
但しこれが起こるかどうか、どのくらいかかるかは個人差が大きいので治療後に経過観察をしなければなりません。
それでうまくいかなければ予後不良と言います。これは失敗とは違うのです。医学において予後不良の概念を持たない医者こそがヤブ医者なんです。「そのうち治る」はその最たるものです。

2)悪い結果(予後不良)
二次象牙質生成が起きない場合の他に、刺激が強すぎて炎症を起こしてしまう場合があります。
沁みているだけなら知覚過敏です。特徴は冷たいものをどければ、痛みがすぐ止まることです。
炎症を起こし始めると痛みが消えにくくなってきます。この状態を歯髄充血と言います

更に進むと痛みが出た後暫く残るようになり、更に進んで何もしないのに痛み始めます。これが歯髄炎という病気です。
この初期までは薬で止まれば元に戻る可能性もありますが、ダメなら激痛になります。
こうなると麻酔も効きません。最悪の状態では医者もお手上げです。
ほとんどの患者さんはこの状態では医者のはしごをします。
するとあるときフッと痛みが消えます。患者さんはその歯医者を神と言いますが残念です。
実は神経が断末魔の叫びを上げている状態が急性歯髄炎で、神経が死んで痛みが消えただけです。歯医者はクジ運が良かっただけなんです。
通常はここで痛みがないまま終わります。

「我慢すれば治る」という歯医者は運が良ければ二次象牙質形成を待っている、運が悪ければ神経が死んで痛みがなくなる。どっちにしても痛みが消えればOKだから「我慢しろ」と言っているのです。

ところが感染すると、今度はズキズキという痛み、暖かいもので痛み、冷たいもので痛みが消えるようになります。こうなったら根の治療をしなければなりません。


★どうしたらいいのか(これはあくまでも我が家での場合です。実際には患者さんとの話し合いでどうするか決めます)
僅かな水でも痛みとか、空気を吸っただけで痛むなら再治療がいいでしょうね。始めのうちなら薬で強制的に欠陥を細くし、血流を回復させて様子を見る事もできますが、1ヵ月半だとギリギリの状態ですね。
ぬるい状態で大丈夫ならもう少し様子を見ましょう。2ヶ月目で軽減しなければ再治療です。

二次象牙質もいいのですが、神経の管が細くなりすぎて、もし次回虫歯が出来た場合に治療不可能になるというリスクがある事も考えましょう。
冠をかぶせてもその下には歯が露出しています。磨かなければすぐに再虫歯になりますからね。

再治療では神経を保護する処置をしてもう一度様子を見るか、神経を取るかのいずれかになります。

たぶん、その歯医者は何度言っても様子を見るしか言わないでしょうね。
差から他の歯医者を探したほうがいいかもしれませんね。
「歯科治療後の歯科医との見解の相違について」の回答画像2
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この回答へのお礼

歯の治療のことは、全く、素人で、どうすることもできず、悩んでいましたが、大変、よくわかりました。とても参考になり、感謝しております。

お礼日時:2012/01/19 12:08

こんにちは



歯の神経近くまで、歯をけずったのでしょうか? 神経が露髄して覆隋した場合、象牙質の再生に3ヶ月は様子をみますので、もうしばらく様子をみられては、どうでしょうか。

気になられるようでしたら、他の歯科医院で、セカンドオピニオンをもらうのは、よいと思います。 ただし行った、その日に、ブリッジはずしてってことにはならないよう、ご注意ください。 初日は説明だけ聞くようにして、帰られてから、治療方針に納得いく歯医者さんの方で治療を継続されてはと思います。


ご参考までに
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この回答へのお礼

貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。素人で、よくわからないので、他の歯科医院で、セカンド・オピニオンを求めようと思っています。

お礼日時:2012/01/19 12:27

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