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インフルエンザ検査キットの反応時間について質問させていただきます。

先日風邪と思われる症状がひどくなり病院に行ったところインフルエンザの検査をされました。(鼻に綿棒のようなものを突っ込まれるタイプ)
検査キットの製造会社などは分からないのですが、CBAと左からあり、CBは薄ピンクのような色、Aは紫のような色になりました。
この時の反応時間ですが、5秒ほどで色が出てきて、10秒ぐらいではっきりと色が見えました。
後日ネットで見ると、検査キットの反応時間はだいたい5~15分ぐらいで反応が現れると書いてありました。

皆さんはどれくらいの時間で現れるのでしょうか?ネットの情報が古いだけなのでしょうか?
また、この場合はA型インフルエンザということでいいのでしょうか?
質問というよりはアンケートみたいな内容ですが回答の程よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

内科のクリニックで仕事をしています。



私は受付事務なのでインフルエンザの検査キットを直接扱うわけではないのですが、先生や看護師に話を聞くと反応するまでの時間にはバラつきがあるようです。
質問者様のように極端に早い例は記憶にはないのですが、2~3分ぐらいで早くも反応することもあれば、20分ほど経ってから薄ぼんやりとした反応が……ということもあるそう。

質問者様の見た情報は別に古いものではなく、通常は15分あれば判断がつくようです。
でも、上記のようなこともあったので、私の仕事先では15分で反応が出なかった場合は念のためもう5分ぐらい追加して様子を見ているみたいです。

Aのところのラインが濃い色であれば、おそらくA型なのではないかと思いますが、ごく稀にA型とB型の両方に何らかの反応が出ることもあるようです。理由はよくわからないのですが。

先生からは「○型インフルエンザです」とかの説明はありませんでしたか?
無かったのだとしたら、ちょっと不親切かな……と思いますけど、もしどうしても気になるようなら次の診察の時に聞いてみるか、窓口や電話などで「聞き逃してしまったので教えてほしいのですが」と言えば、(医師に確認の上で)教えてもらえると思います。
カルテにはどう結果が出たかの記録が残っているはずですので。

お大事に。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
おかげさまで快調に向かっております。聞き逃した場合もありますので行く機会があれば聞いてみます。

補足日時:2012/02/16 13:27
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獣医師でウイルスに専門知識を有しています。


インフルエンザの簡易検査キットは動物のインフルエンザ(鳥インフルエンザ等)でも多用するので現在販売されている検査キットの半分くらいは使用経験があります。

そもそも、どのように診断されたのでしょうか?その説明は?

Cはコントロール、AとBはそれぞれA型とB型のインフルエンザ抗原陽性を示しているのですが、ご質問のケースはAB両方に陽性反応が出たケースということになると思います。

この場合、もちろんA型とB型のインフルエンザに重感染している場合もあるのですが、それは非常に稀なため、通常は再検査するか確定検査機関に検体を送るという判断をするはずです。
少なくとも添付文書には安易に重感染と判断するな、みたいなことは書かれていますね。

反応時間ですが、大半のキットは反応時間は15分に設定されています。
もちろん検体のウイルス量が多ければ短時間で反応が出るのですが、10秒ほどで反応が出るというのはちょっと経験がありません。培養したウイルス液でも1分くらいはかかってましたから。
ただ、反応の出方はキットによっても違いますし、現在は最短で反応時間が3分ほどのキットもありますから、そういうこともあるかもしれません。

私としては、反応時間よりもAB両方に反応が出たということの方が気になりますね。意志がどう判断し、どういう診断をしたのかが。

なお、15分に設定されているキットを20分引っ張って判定するのは、完全に誤用です。
原理を理解していれば、検査キットは酵素反応を利用しているので時間さえかければどんな検体でも「陽性」になる可能性があるのは判りきったことなのですが。

陰性検体でも判定後放置しておけばいつの間にか「陽性」になっていることはいくらでもありますし、添付文書にも設定された反応時間を過ぎてから陽性になった検体は陰性と判定しろ、とたいていのキットに書かれています。

ただ、気温によっては反応速度が遅くなることはあります。これも酵素反応なので当たり前のことですが。
ヒトの医療で使用する際は室内で操作しているのでしょうから気温の心配をする必要はないのですが、私達は屋外で使用することが多々あるので、特に今の時期は気温が低いので15分経ってもコントロールラインも出ない、ということはよくあります。
ただ、その場合も反応時間の延長はしません。どれだけ延長すれば良いか判らないからです。放置すれば半分くらいの検体が陽性になるので(もちろんウイルス分離や遺伝子検査では全て陰性)、判定時間をきちんと決められない限り、検査をする意味すらないということになります。
なので、暖房をかけた車の中で反応させる等、「室温」の環境を確保することに注意しますね。

ヒトの診断現場で反応時間を延長させるのは、確かに発症初期などでウイルス量が少なく、規定の反応時間を越えてようやく反応するということはあるでしょうから、その可能性を考慮してのことかもしれません。
ですが、それで「真の陽性」を検出する際には「偽の陽性」も山ほど検出してしまっているはずなので、それなら臨床症状だけで診断するのと結果はたいして違わない、と思いますね。なら検査キットは余計に金がかかるだけです。

ただ、検査キットの感度は一定ではなく、流行する株によって違います。要するにキットに仕込まれている抗体とウイルスのマッチングに高低があるのですが、なのでたまたまキットと愛称が悪い株が流行している場合だと、反応時間を少し延長した方が良い、という判断もあるかもしれません。

まあ診断は医師のものなので、本質問でも結果的に医師にどんな診断を下されたのか、が全てで、それにここでどうこういっても始まりません。
ただ、AB両方に陽性反応が出たときに再検査せずに安易に診断する医師も(Aが濃いからA型、という判定が最も低レベル)、安直に反応時間を延長して診断する医師も、私なら「原理を理解せずにやっている」 と判断して二度とその医院には行きません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
色については私が見た感想です。Aの色が濃く映っていたのでその錯覚という場合もあります。あまりあてにしないでください。

補足日時:2012/02/16 13:25
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