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とある中高生向けの本の末尾に載っていた一般常識クイズで、600ccの水に400gの食塩を溶かせば濃度はいくらかという問題がありました。答えは40%で、計算上はあっているのですが、ご存知のとおり、食塩の飽和濃度は26~28ですので現実的には有り得ないと思われる数値です。
が、例えば、圧力を極端に上げるとか、一般的ではない環境下であったならば可能なのでしょうか。ご存知の方はお教えください。
(設問者は単純に数字を組み合わせただけでしょうが。)

A 回答 (4件)

高圧水への無機塩の溶解は,一筋縄ではいかない難しいテーマだと思いますよ.塩化ナトリウム/水系の場合,室温を維持した状態で加圧すると溶解度が上昇しますが,低温では逆に溶解度が低下したり,挙動は複雑です.



http://verlet.chem-eng.kyushu-u.ac.jp/
http://www.ritsumei.ac.jp/ritsnet/campus/gakubu/ …

お.No.2さんのURLは澤村先生の報告書をご紹介されてますね.それでしたら,次のページから「5」をクリックすれば,一発です.
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/krc/nenka …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
澤村先生の報告書を読んでみたくなりました。(理系の頭を持っていないので、理解できるかどうかわかりませんが)

お礼日時:2003/12/19 13:55

加圧だけでなく温度も高い超臨界水ならいけるかも知れませんね。

参考URLの39番のご講演の方なら,必ず答えを知っているはずです。もしどうしても興味があれば,連絡を取られてみては?

参考URL:http://verlet.chem-eng.kyushu-u.ac.jp/~higashi/p …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
気が向けば(昔の漫才コンビのように夜も眠れなくなれば)連絡をとってみようと思います。
それにしても、私のみた問題では「一般常識クイズ」になっていましたが、最先端の問題だったようですね。

お礼日時:2003/12/19 14:01

No.1さんのおっしゃるとおり、大抵のものは加熱すると溶解度が上がりますが、質問者のお礼にあるとおり食塩はほとんど上がりません。

加圧すると上がることは報告されていますが、(www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/ krc/nenkan2000/32b.html)計算式があるかどうかはわかりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
No.4の回答と併せて、ご紹介いただいたサイトを確認しました。あとは、なんとかして、この報告書を手に入れるだけです。(でも、本文は英語なんでしょうね。)

お礼日時:2003/12/19 14:04

基本的に、大抵のものは加熱すると濃度を上げることが出来ます。


逆に言えば、冷めると結晶化(固形物)でますよね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
ただ、理科年表には、食塩(NaCl)の飽和濃度は100度までしか掲載されていません(100度の水に対する食塩の飽和濃度は28.2になっています。)1気圧下において、水を100度以上にすると水蒸気になってしまいますので、圧力をあげるしかないと思います。で、例えば2気圧100度(これも気化してしまいそうですが)の場合なら飽和濃度がいくらあがるというような計算式があるのならお教えいただきたいと思い質問したしだいです。宜しくお願いします。

お礼日時:2003/12/19 12:36

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