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音楽で 倍音って?
何のことでしょうか?
 どうやって
楽器やらを
変化させるのかしら?
 お詳しいお方さま
教えて頂けませんでしょうか?

A 回答 (6件)

こんにちは


倍音について、いっぱい回答が付いていますね
>どうやって
> 楽器やらを
> 変化させるのかしら?

 回答者さんからすでに倍音にはいろんな高さの音がある法則に
よって混じっていることが説明されていたと思います。
 楽器の中でも管楽器はこの「倍音」を音高を変化させるための
方法として利用しています。

 管楽器の中で一番倍音を利用しているのはリップリードといっ
て唇をふるわせて音を出す金管楽器です。

基  音:基音を仮に「・ド」だったら..
第2倍音:‥ド
第3倍音:‥ソ
第4倍音:…ド
第5倍音:…ミ
第6倍音:…ソ
第7倍音:…シ♭
という音が出ます。

※テンは音域のブロックを表していて同じ数ならオクターブの中、
 点が大きいほど高い音が出るブロックということです。

 基音と第7倍音以上は、かなり上手な人でないと中々出せない
音になります。
 ところでこれだけじゃメロディにならないでしょ?
 って、思いますでしょ。

 ハイドン、モーツァルト、ベートーベンの時代は、このような
音を出す金管楽器で主にハーモニーを担当していました。
 時々あるメロディといっても突撃ラッパのような

 …ドっ…ド/‥ソっ‥ソ/…ドっ…ド/…ド~
 …ミっ…ド/…ミっ…ド/‥ソっ‥ソ/…ド~

しか表現できません。
 そこで調の違う楽器を使い、まるでハンドベルのように交互に演奏してました。

 例えば先の例がハ長調だとします。
 ドレミファソをつなげるためには…ド、…ミ、…ソがあるのですから…レ、…ファ
があればよいので長二度低い変ロ長調の楽器で…ミ、…ソを吹けばよいわけです。
 オーケストラのホルンが4人セットでいますが実は1番3番が高音担当2番4番が
低音担当で高音低音2組が違う調のホルンを吹いて作曲家の要求に応えていたのです。

 ホルン以外にもトランペットやトロンボーンなども昔はハ長調やニ長調、ヘ長調、
変ホ調等、変ロ長調などいろんな調の楽器を用意していたのです。

 現在は管を長くするための装置(ピストンバルブ、スライド)によって1本の楽器
で瞬時にいろいろな調に替えられるので楽器の調はずいぶん整理されました。

 木管楽器で一番倍音を利用しているのはエアリードといって横笛やリコーダ、尺八
と同じ方法で音を出すフルートでしょう。 ただ方法的にはサクソフォン、オーボエ、
バスーンと同じです。

基  音:基音を仮に「・ド」だったら..
第2倍音:‥ド
第3倍音:‥ソ

木管楽器は、基音と第一倍音の間をドレミファソラシドが出るように分割して穴を開
け高い「‥ド」から穴をふさいで管を長くして「・ド」まで吹きます(現存の楽器は
「・」ドから穴をふさいで長くしてオクターブ下のドまで出します。)。

木管楽器の中でクラリネットだけはちょっと特殊で管の形状が前記の木管楽器と違っ
ているために基音、第3倍音、第5倍音という変則的な倍音を移動する特徴がありま
す(移動する方法を息のスピードを上げるために「オーバーブロー」と呼ばれます)。

 つまりクラリネットは前記の木管楽器よりもキーの数が多いということになります。
 これ、判りますよね(^_^; な~んでクラはキーの数が多いのか?
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この回答へのお礼

お詳しい内容に有難く深謝致します。
有難うございます。

お礼日時:2012/04/11 08:42

(物理用語ではなく)音楽用語としての「倍音」には2つの意味があります。

とりあえず、おおざっぱに説明すると以下の通りです:

1.奏法としての倍音
 たとえば、フルートやリコーダーといった管楽器である音を吹き、息のスピードを増したりすると、音が裏返って、それより高い音(周波数では、元の音の整数倍)を出すことが出来ます。普通は、これは楽譜にある音とは違う音を吹いてしまったことになり、音を「はずして」しまったことになります。しかし、楽譜に、あえて、そういう吹き方をするようにという指示があることがあります。これを、音楽では倍音とか、ハーモニクスとかと呼んでいます。
 管楽器に限らず、たとえばギターなどの弦楽器で、弦のしかるべき位置を良い案配ではじくと、所定の音程ではなくて、その音の2倍とか3倍の周波数の音を発生させることが出来ます。

2.楽器の音の成分としての倍音
 所定の周波数、たとえば、ラの音である440Hzの正弦波(sin関数)の音(たとえば、時報の音)は、純粋すぎて、まったく素っ気ない音です。一方、楽器から出てくるラの音は、それよりもずっと豊かな音色です。楽器から出てくるラの音を成分分析してやると、周波数が440Hzの音に加えて、440Hzの整数倍の周波数のいろいろな音が混じっているのが通常で、これらの音の混合が楽器の音色を形成している原因です。楽器で発生する、基本音の整数倍の周波数のこれらの音の成分も倍音と呼んでいます。
 したがって、こちらの倍音は、別段特別なことしなくても、発生しています。
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 回答致します


倍音とは その音源や楽器が持つ固有の音では無く
その音の整数倍の音が聞けると言う事ですが
この様な効果の事を倍音効果と言います
これが認められると その音は高音側にシフトして
素晴らしい高音域を表現できるものです
簡単に言うと出るはずの無い 音域が表現されて
聞いた事も無い様な美しい高音が聞けるのですが
コーラスにこれがある場合にもその様な効果が認められています
重なり合う事で表現されますが
これは昨今では各方面で色々と効果が確認されています
単体の楽器の場合でも(主に弦楽器ですが)
一人の声楽でも
その効果が確認出来る様ですが
現出の方法論は音の重なり合いによるものです
ちなみにCDの音源は高音域が
20000ヘルツ以上は出る筈が無いのですが
良い再生機器を使用するとその周波数以上の音域が再現される事は周知の事実です
(実際に私の自宅でも再生できます・機器で確認済みです)
このような言い方しか出来ませんので悪しからず
測定機器でもこの効果は個人的に確認可能です
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この回答へのお礼

お詳しい内容に有難く深謝致します。
有難うございます。

お礼日時:2012/04/11 08:44

あらゆる音(というか波)は単純な波の合成で表現できます。


音程のある音の場合は、一番低い周波数成分を基音、それ以外を倍音と呼びます。
その場合、倍音の周波数は基音の周波数の整数倍になります。


>音の強さは基音が最大で~
これはそうとは限りません。倍音の方が大きい場合も多々ありますし、2倍以上の音も容易に聞き取れます。

また、和音と倍音については無関係ではないですが、異なるレベルの概念ですので、一旦分けで考えた方が良いかと思います。
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この回答へのお礼

為に成ります有難うございます。

お礼日時:2012/04/11 08:45

倍音というのは、音の周波数が倍の音の事を言います。


広義には、音の周波数が整数倍の音の事を言います。

例えば弦楽器で、ある音(=基音)を弾きますと、基音の整数倍の周波数を持った音も同時に発生します。
音の強さは基音が最大で、倍音はどんどん小さくなるので、音としては基音とせいぜいその2倍音程度しか聞き取れないことが多いと思いますが、高度な機械を使って精密に測定すれば、理論上は3倍音、4倍音・・・も発生しています。

2倍音は基音の1オクターブ上の音、3倍音は基音の1オクターブと完全5度上の音、4倍音は基音の2オクターブ上の音、5倍音は基音の2オクターブと長3度上の音になります。
ド→上のド→上のソ→2個上のド→2個上のミ、ですね。

複数の楽器で和音を奏でる時、低い音の楽器の倍音に合わせて高い音の楽器を弾くと調和が取れ、聞き心地のいい音になるため、ドミソが和音の基本になっている、ということだと思います。
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この回答へのお礼

和音を奏でる時、低い音の楽器の倍音に合わせて高い音の楽器を弾くと調和が取れ、聞き心地のいい音になる、ドミソが和音の基本。
 有難うございます。
とても解りやすいです。

お礼日時:2012/04/11 08:47

周波数を倍にする

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