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内々定と承諾書へのサインについてご質問させていただきます。
質問が複数ありますが、まとめてこちらに質問させていただきます。

私は、就職活動中の24歳です。
日本の大学卒業後、海外の大学院に進学、修了し、
現在帰国して、就職活動を行っております。

先日、ある企業(A社)から内々定のお電話をいただきました。
私は、海外との取引がある企業に就職したいと考えておりましたので、
A社をある程度魅力的に感じています。
ただ、当然ながらA社以外にも、就職活動を行っており、
いまの段階でA社に決めて、就職活動を終了するかどうか、まだ決められない状態にあります。

また、実は私は、将来的には国際協力分野で働きたいと考えており、まず職務経験を積むために、民間企業に就職しようと思っています(A社には失礼な話ですが・・・)。

そこで、質問は以下の通りです。

1.内々定後のサインについて
A社から内々定のお電話をいただいた際、まだ迷っている旨をお伝えし、来週担当者の方とお話をすることになりました。お電話では、「できれば、その担当者の方との面談の際にサイン(入社承諾書?)をいただきたい」と言われました。この際のサインというものは、サインしてからお断りするということも可能なものなのでしょうか?法的な拘束力、また社会通念上どうなのでしょうか(マナーとしてあってはならないことなのかどうか)?

2.お返事をどれくらい待ってくれるものか。
A社以外の選考はまだ進んでおらず、内々定がでるのが1か月程度先になってしまう可能性もあるのですが、どれくらいお返事を待っていただけるものでしょうか?あまりにお返事が遅れると、内々定を取り消されてしまう可能性もありますか?交渉する余地はあるものでしょうか?

3.転職について
A社は、規模の大きくない業界ですが、その業界ではナンバー1であり、いちおう1部上場企業でもあります。A社の業務内容は魅力的なのですが、A社は必ずしも誰もが知っている大企業とは言えません(BtoBビジネスだからとも言えますが)。社員数の少ない企業ならではの面白さもあると思いますが、将来的に上記に記述したように、転職を考えている私にとって、世間一般では有名でない企業に就職すると、転職にはどのような影響があるのでしょうか?転職は、前職の企業名がどれほど影響するものでしょうか?

以上、3点の質問です。
就職活動が厳しい中で、お返事をいただけたことで、
大変うれしく思っており、わがままを言えない環境であることも事実なのですが、
自らが望むキャリア形成ができなくなってしまうようなミスをしたくない、
じっくり考え、納得いく形で就職活動を終えたいと思っています。

駄文にて申し訳ありません。
ご回答いただければ幸いです。

A 回答 (4件)

forestvilleさん、こんにちは。



国際協力業界(民間企業です)に勤務している者です。
私も、転職組で、前職では採用担当もしていましたので、参考になればと思い、ご回答申し上げます。


1.内々定後のサインについて

他の回答者様も仰っているように、内々定の承諾書に法的拘束力はありません。
ただし、企業にとっても人事採用計画があり、貴殿が辞退をした時点で、次の採用者を選択しなければならないという事情があるため、マナーとしてはあまり好ましくありません。
出来れば、貴殿が今置かれている状況、考えていることを正直に採用担当者に相談し、企業側にも理解してもらうのも一つの策ではあります。
しかし、今の貴殿が考えているように、「会社の名前や価値」、「転職を前提としたステップアップ」をベースとしている以上、その企業からは、あまり好印象に評価されないことは承知しておくべきです。


2.お返事をどれくらい待ってくれるものか。

企業によりますが、大体1ヶ月が限度でしょう。それ以上待たせて辞退すると、企業側のダメージも大きくなります。
他企業の選考結果を待ちたいという事情を話し、「いつまでに必ず回答するので、待ってもらえないか」と相談するべきでしょう。


3.転職について

転職については、企業の名前よりも、貴殿がその会社でどのような仕事をし、どれだけ実績を残したか、のほうが重要です。
中途採用となる転職は、新卒の就職活動とは異なり、大学の名前や企業の名前だけでは、採用基準を満たしません。
新卒の学生の選考が、大学の名前や価値で評価されるのは、その学生が実際にどれだけの社会的・業務的な能力・将来性を持っているか全くわからないため、最も単純で簡易な評価基準として用いられるまでです。

東大卒で大企業出身だが、企業の中では末端の事務処理しかしていない者と、三流大学卒で中小企業出身だが、企業では第一線でプロジェクトを担い、様々な業務分野のスキルを身につけた者と、転職先の企業にとってどちらが即戦力となるのかは、明らかです。
例えば、全社員1万人を超える大企業では、1人の存在は1/10,000、つまり、0.01%。全社員100人におる1人の存在は1%です。もちろん、企業の大小で業務やプロジェクトの大小は異なるので、単純に仕事の量が、0.01%と1%という差にはなりませんが、実際にどれだけ多くの業務場面に接することができるか、と考えると、決して大企業だけが有利ということではありません。

以下、アドバイスというか、蛇足です。

厳しいことを申し上げるようですが、貴殿が考えているような、将来の転職を目的として今の就職先を決めることは、できるだけ避けたほうが良いと思います。
実際にビジネスの現場に立った経験がない状態で、次のステップを飛び越してその先を見ていると、就職先での仕事がいい加減となったり、いざ仕事に行き詰っても「転職するからいいや」という諦めにもつながりかねません。
転職で、より高い場所にある仕事を目指すのならば、今自身がいる立場で、出来ることを最大限努力して取り組むといった姿勢がないと、実際何も実績が残りませんし、働いていても評価されません。
次のステップで貴殿が就職される企業で、全力で働きつきした結果、転職をするというのであれば、転職先でも評価されると思いますし、何よりもその評価の根源となる貴殿自身のスキル形成になります。
少なくとも、一般的には3年以上はその企業で働かないと中途採用の対象にはなりませんので、その最低3年間で自分が何をしたいのか、何ができるかを考えて、企業選びをしてください。

将来、国際協力業界へ進みたいと思っていただけるのは、同業者としてとてもうれしい限りですが(近年はこの業界を志望する人が少なくて困っています)、では何故、今、貴殿はその業界へと目指さないのでしょうか。
あくまでもステップアップのためならば、同じような業界の企業に就職された方が良いと思います。
特に国際協力業界は、一般企業よりも専門分業が徹底されており、ある程度の専門的なスキルがないと、この業界では仕事がありません。
土木系、経済系、農業系、教育系など、様々な分野が国際協力にはありますが、そのどういう部門で「働けるか」(「働くか」ではありません)という明確なバックグラウンドがないと、この業界で活躍することは困難です。

国際協力業界と言っても幅広いですが、民間企業への転職するためには、その分野における資格、業務経験、語学能力が最低限必要です。政府系機関や国際機関への転職を望むのであれば、その分野における資格、業務、語学での経験はもちろんですが、他に「プロジェクトでの現場経験」「プロジェクトのマネジメント経験」も必要です。
※国際機関等では、最低でも修士過程を卒業し、専門分野の学位と資格、高い言語能力の証明、5年程度の業務経験が必須です。

一般の民間企業での業務実績が、将来の転職先とある程度共通の分野の延長線上にあり、転職先でも役に立たなければ、この業界の転職活動は困難ですし、転職できたとしてもその現場で活躍することはもっと困難です。
その点については、将来転職を検討されているのであれば、よく理解しておいて下さい。

転職には、大きく分けて2つの理由があります。
1つは、職場や仕事や待遇に不満があり、別の仕事へと移りたい願望によるもの。
もう1つは、より自分をステップアップさせるための向上心に基づくもの。
いずれも、その現場で働いてみないとわからないことです。
まずは、貴殿が働きたいと思う職場を選び、そこで働き、自分の能力と将来展望を改めて考えてみてください。
今から転職を前提とした就職活動は、往々にして失敗します。
将来的な転職を考えながらも、もしかしたら転職などせずに、その会社で一生働きたいと思うようになるかも知れない。その時に自分の人生を預けることができる会社なのかどうかを、よく吟味してください。

また、自身の能力やスキルは、「企業の名前」による価値だけでは決まりません。
実際に世界各地での国際協力の現場で働いている人たちは、社会的には全く無名の中小企業ばかりです。
そういう企業は、専門特化している企業なので、一般には広く知られていませんが、その分野では他に敵はなし、という企業もたくさんあります。社会的に有名な企業がお望みなら、リテール業や消費者直結のビジネスを手掛けている企業に就職されたほうがいいでしょう。
要するに、その企業の「客」が誰か、ということです。
社会的に有名ということは、その企業の顧客は社会全般に広がっているということですが、そこに企業の価値を見出すならば、国際協力業界は向きません。国際協力業の顧客は、社会一般ではなく、「世界の途上国」であったり「日本政府やJICA」であり、日本国内で誰もが目にするところに顧客はいません。
貴殿が、国際協力業界に進めたいと思われるのであれば、社会的な知名度はあまり重要ではないはずです。

ちなみに、国際協力業界=特にコンサル=で最も規模が大きく、売上の多い民間企業はご存知ですか?
ほとんどの方がご存知ないでしょう。業界というものは、そういうもので、こちらの業界には、業界内の価値基準があるので、社会で有名な会社だから、という理由で転職が有利になるということはない、ということだけはお伝えしておきます。


ずいぶんと長々と駄文を書いてしまい、失礼しました。
将来、我々の業界を志している貴殿を、心より応援しております。
決して簡単な道ではないと思いますが、何事も貴殿の努力次第だと思いますので、是非頑張ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
大変参考になるご回答でした。
十分に考えてみたいと思います。

お礼日時:2012/05/21 13:49

1.内々定後のサイン



正式の就職承諾ではないので、承諾書提出後に辞退しても法的には何も問題は発生しません。
しかし質問者さんが辞退する事で採用枠に穴が開くので、その穴を埋められないと企業は困るでしょうね。

2.いつまで待ってくれるか

1.のような背景があるので、いつまでも待ってくれる訳ではありません。応募者側に辞退する権利があるのと同様、採用側にも取り消す権利はあります。正直に話をしていつまで待ってもらえるか確認してみては。
ただし企業は「なかなか決断出来ない人」を評価しないので注意が必要です。

3.転職について

日本でも職業選択の自由は保障されているので、中途退職や転職もルールの範囲内なら自由です。
しかしそうは言いながらも、まだまだ終身雇用が前提の労働環境であることは事実です。最初からキャリア形成のための腰掛け就職だったというのは、民間企業ではあまり感心されない事情かも知れませんが、公的機関ではそれほどでないかも知れません。質問者さんのスキルや経験次第でしょう。
また知名度の低い会社であっても、その道の人が見れば専門性の高さは知っているでしょうから、一般的な知名度はあまり大きな問題ではないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
参考にさせていただきます。

お礼日時:2012/05/21 13:50

1.内々定後のサインについて


法的な拘束力、また社会通念上どうなのでしょうか
日本は職業選択に自由が保証された国なので、退職も自由です。
内内定はまだ就職もしていない状態ですから、これを辞退するのは法的には何の問題もありません。
モラルとしてはよいとは思いません。先方はあなたの辞退で人員計画が狂います。また他の応募者があなたが承諾したために採用の機会を失います。
ただこれは本人が気にするかどうかだけですが。

2.お返事をどれくらい待ってくれるものか。交渉する余地はあるものでしょうか?
これは会社次第です。検討しますと言って何時までに返事をすればよいか聞いてみましょう。
すぐにと言う会社もあればある程度猶予をくれるところもあると思います。とにかく聞いてみることです。

3.転職について
転職は、前職の企業名がどれほど影響するものでしょうか?

知名度が高いかどうかよりもその企業の内容ですね。
転職の場合は採用するほうも全く業界に無知ではないので、一般的な知名度だけで判断することはありません。普通の人には知名度は低くても業界では有名と言う会社はあります。
現に私が昔いた会社は最初は知名度が低く誰も知りませんでしたが、日本でも有数の高収益企業でした。今はかなり知られていますが。
そこの会社の退職者は結構何処にに行っても通用すると言う印象はありました。
またも転職では社名よりあなたが何をしてきたかの方が重要です。前の勤務先の会社を採用するのではなくてあなたを採用するのすからこれは当然です。
逆に有名大企業にいても、経験の幅が狭くて使えないという人は結構います。転職はこのあたりの適応力がないとうまくいきません。
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トリアエズ、シュショクシテ、キャリアを作らないとね。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2012/05/21 13:50

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