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衣類乾燥機には電気方式とガス方式があり、
ガスの方が乾きが良いという話を聞いたのですが、実際はどうなのでしょうか?

A 回答 (1件)

 確かに乾きの点ではガス式のほうが高熱で一気にする分、早く仕上がるようですね。

デメリットとしては高温になるために衣類が傷みやすく、縮みやすいという点です。設置に際してガス管や排気管の取付工事を行う必要がありますので、最初からその設備がない場合、初期費用がかなり高額になります。

 電気式にはいくつかの方式があります。主要なものでは空冷式、電熱式、電熱+水冷式、ヒートポンプ式があります。空冷は風を当てるだけで電気代は安いけどひたすら時間がかかるもので、ほとんど役に立たないそうです。電熱は電熱で温風を当てて乾かす一般的な方式。電熱水冷式は電熱で温風を当てて乾かし、その空気を水で冷やして除湿する方法で、電気代と水道代の両方がかかるランニングコストの高いもの。

 そして最も効率が良いのがヒートポンプ式で、これは小さなエアコンが洗濯乾燥機の内部に入っているもので、そのエアコンを使って加熱と除湿を同時に行うことによって乾燥させるものですので、極めてエネルギー効率良く、ガス式や電熱式と異なり温度も過剰に高くならないので衣類も傷めずに仕上がります。電気代を含めたランニングコストでもこの方式が最も安いです。

 ただし機械自体は極めて高価で、そこそこ良いものではネット通販でも15万円はします。ただし数年で買い換えるような人ならともかく、5年10年と長く使う人の場合はヒートポンプ式の洗濯乾燥機をおすすめしますね。電気代やガス代も合わせたトータルコストで考えると、3~4年目くらいでヒートポンプ式の洗濯乾燥機が総支払額で逆転します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
3~4年で逆転できるのですね。

お礼日時:2012/05/14 20:29

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