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年金手帳は会社が保管していたと認識していましたが、
現在手元にあり、表紙には「社会保険庁」と記載されています。

現在の年金制度は「日本年金機構」が運用していると思いますが、
古い年金手帳「社会保険庁」が手元にあり、新しい年金手帳「日本年金機構」が会社に保管されているということなのでしょうか?(年金手帳の再発行・切り替え みたいなことがあったのでしょうか?)

日本年金機構に運用が移行された時の記憶が全くないため、
ご存知の方教えて頂けないでしょうか?
会社には後ほど確認する予定ですが、
先立ってある程度理解しておきたく質問致しました。
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

現在、年金手帳の表紙の色は「ブルー」で、「日本年金機構」と発行者名が記されているはずです。


2010年1月に日本年金機構が発足したため、それ以降に新たに発行された年金手帳はそのようになっています。

年金手帳は、年金制度の変遷に応じて、大きく分けて、表紙の色が以下の3つに分かれます。
なお、いずれの色の表紙の年金手帳であっても、最初に発行された以降に再発行を受けていないかぎり、いまの「ブルー」の表紙の年金手帳と同様、当然に通用します。

(1)カーキ ‥‥ 1961年~

国民年金手帳といわれています(当初は水色でした)。
厚生年金保険のほうでは、これとは別に「厚生年金保険被保険者証」(白色)があります。

(2)オレンジ ‥‥ 1974年11月~

(1)の国民年金と厚生年金保険とを統一して、これ以降、新たに発行されるもの(再発行を含む)については、オレンジ色の年金手帳としました。
表紙に記されている発行者名は「社会保険庁」となっています。

(3)ブルー ‥‥ 1997年1月~

全公的年金制度(国民年金、厚生年金保険、共済組合)で共通する「基礎年金番号」が導入されたことに伴って、これ以降、新たに発行されるもの(再発行を含む)については、表紙の色がブルーになりました。併せて、基礎年金番号が年金手帳の中に記されることとなりました(全公的年金制度で共通する番号。個人を特定することが目的。)。
なお、それまでの色の年金手帳を持つ人にはこのときに「基礎年金番号通知書」が発行されたため、その通知書を、既に持っている年金手帳の中に貼付することとなりました。
さらに、2010年1月以降、新たに発行されるもの(再発行を含む)については、表紙の発行者名が「日本年金機構」となっています。

質問者さんのお手元にある年金手帳は、上記のどれでしょうか?
この年金手帳は、本来、再就職を繰り返す度につぎつぎと発行を受けるようなものではありませんし、また、会社で保管するべきものでもありません(会社で保管している所が多いのですが、「そのような必要には及ばない」という通達が社会保険庁時代に既に発出されています。)。

いったん発行された年金手帳については、ご自分から再発行を願い出ていないかぎり、上述したような制度の変遷があったときにも、原則、再発行や切り替えはされていません。
したがって、複数冊の年金手帳を持っていることは、通常はありません。
つまり、「Aという年金手帳を自分は持っているが、これとは異なるBという年金手帳が会社に保管されている」ということは、通常は考えられません。

基礎年金番号がある現在、基本的に、1人に1つの基礎年金番号が一生続くことになっていますし、また、年金手帳も1人に1冊ということになっています。
このため、万が一、年金手帳を複数冊持っているようなとき・複数の基礎年金番号を持ってしまっているときは、届け出によって、1つにまとめなければなりません。

以上のようなことを踏まえていただいた上で、会社に問い合わせてみると良いと思います。
お手元に年金手帳がある以上、私見ですが、何らご心配には及ばないと思うのですが。
 

参考URL:http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp …
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この回答へのお礼

回答有難うございました。
大変わかりやすく参考になりました。
別件で年金手帳に関して会社に問い合わせる必要があり、
その基礎知識として十分な情報がkurikuri_maroon様の回答により得ることが出来ました。
本当に有難うございました。

お礼日時:2012/05/20 19:43

切り替えなんかありません。

古い年金手帳「社会保険庁」が引き続き有効です。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。
参考になりました。

お礼日時:2012/05/20 19:44

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