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前回、「小学校からの英語教育は必要?」という質問で、いつも英語で回答している少し偏屈な方から、“Many Japanese public schools are lacking quality resources (i.e., teachers who are competent enough to teach subject in English, textbooks containing awkward phrases and sentences only understood by Japanese).”という意見がありました。

それによると、日本の英語の教科書には日本人にしか分らないようなぎこちない表現が含まれているそうです。確かに、studyという単語が乱用とも言えるほど使われていたり、recognize、appreciate、preferなど、ネーティブがよく使うのに日本の中学の英語の教科書にはあまり出てこない単語もあります。

そこで質問です。英語の教科書の中のぎこちないフレーズやセンテンスは他にどんなものがありますか?

A 回答 (4件)

 補足、承りました。

#3他です。

>そうですね。フランス人向けの英語の入門書のLesson1からの引用です。

 申し訳ないですが、呆れました。これほど、日本語が英語(さらにヨーロッパ語、ひいては印欧語も付け足しておきます)と異なると申し上げていますのに、フランス人向けでは話になりません。特に英仏は近しい歴史的関係があるのです(好意という意味ではなく、もっと生々しいもの)。

 印欧語は互いに近しい関係があるのです。アジア圏の言語と比べることに無理があります。特に日本は島国ということもあって、昔はという前提ですが、対外関係の密度が薄く、言語にも独自性が濃く表れています。近くにあり、多くを学んだ中国語もレ点や返り点を使ってきました。ましてや、遠く離れた印欧語圏です。

 それを確かめるには、たとえばWeb翻訳を使ってみてください。ヨーロッパ語を英語に翻訳すると、あまり粗がありません。多少は何があっても、理解できます。英語を日本語に翻訳すると、しばしば非常に乱れます。意味不明のことも少なくありません。

 これは、そうした機械翻訳が日本語について、研究熱心でないからではありません。日本語との相互翻訳は計り知れないメリットがあります。日本でも長い機械翻訳研究の歴史があります。でも翻訳精度はなかなか上がらない。それは言語が隔絶して異なったものだからです。

 フランス人向け英語学習方法が日本人向けとして通用するなら苦労はありません。日本語と英語を含む印欧語と隔絶した違いが分からないでは、こういう話はできません。

 もう一度、日本語と英語が何の接点も持たないということを、よく考えてみてください。それが理解できなければ、何を話しても建設的にはならないでしょう。

 それでも分かっていただけないなら仕方ありません。

この回答への補足

再度ありがとうございます。

>申し訳ないですが、呆れました。
正直 私も失望しました。cozycube1さんはもっと理解力のある方だと買いかぶっていました。私はcozycube1さんはもっと見識の広い方だと思っていたんですが。

>フランス人向け英語学習方法が日本人向けとして通用するなら苦労はありません。日本語と英語を含む印欧語と隔絶した違いが分からないでは、こういう話はできません。
もちろん、そのままでは日本人が使うには向きませんが、この入門書は、基本的で日常的な英語のサンプリングとして参考にすべき点も多いです。中学の英語を終えた人には 高校の英語に進まないで、題材だけは教科書として使いたいくらいです。付属のCDの録音も、俳優とかアナウンサーを使っているので、まるっきり単調でもなく、かといってそんなに癖もない奇麗な英語です。
それに、引用したのは Lesson1だけあって、日本人にとっても決して難しいものではありません。それと、このフランス人向けの教材のシリーズには日本語もあるんですが、最初の課は日本語でもこんな感じでしたよ。

>近くにあり、多くを学んだ中国語もレ点や返り点を使ってきました。
私はこれこそが日本人の外国語学習の悪習の始まりだったと思います。

>日本語と英語を含む印欧語と隔絶した違いが分からないでは、こういう話はできません。
日本語と英語って外見的には違うところだけが目につきますが、いろんな外国語を勉強していると、同じ地球人の言語として普遍的な要素を見いだせるようになります。

cozycube1さんも、図書館の古い本の請け売り的な知識ばかりだけでなく、ネットと英語力を活用してもっと幅広い視野を養った方がいいと思いますよ。

補足日時:2012/06/26 22:31
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 補足、承りました。

#2です。

>英語を理解することと訳すことは違うということを認識する必要があると思います。

 その通りです。先に申し上げた「単語の意味も、語順も、全く異なる言語」ということです。生まれも育ちも無縁だった言語です。やっとこさ交流はありますが。物事の分類も順序も違う。

 日英・英日とも、どんなに頑張って翻訳しても、意味を完全に移しきることはできません。

>英語圏では兄と弟、姉と妹の区別ってあまりこだわりませんよね。

 その通りです。たとえば、日本のアニメなどの字幕で非常に苦労しているが分かります。名前文化ですからね。名前でなく立場で呼ぶことが少ない。

「お姉さん」「お姉ちゃん」「姉さん」「姉ちゃん」「姉貴」「お姉さま」等々。

 これを実の姉でもなんでもない女性にも言う。もう諦めて、ローマ字表記も多いです。

 逆に、たとえば夫婦間でも、しっかりI love you.を毎日のように言う必要がある。言わずとも分かるは通用しません。言わなかったことが離婚の正当な理由になることすらある。

 そういう無縁な、思考が根底から異なる言語が英語です。いきなり使える実用英語なんてことは、無理があります。母国語の文法なんて、確認のために学ぶものですけど、ある程度以上の年齢の日本人では、英語の文法も学ばないと、非常に効率が悪い。

 要は、まずは骨格を把握せねばなりません。まあ、概略で良くて、骨格にこだわり過ぎては駄目ですけど。

 そのためにはネイティブには不自然でも、日本語から類推しやすものから始めた方が良い。骨格が分かったら、肉付けしていけばいいのです。そして、おしゃれに着飾りたければ、そこまで学んでも良い。

 いきなり、「英語のロジックでは」「英語圏の習慣では」などと言い出したら、入門もできないだろうと思います。算数は数えればすぐ数えられる二つの数の足し算から始めます。入門の敷居は無くても困りますが、それでも低い方が良いのです。

 義務教育ですから義務であり、同時の全ての子どもの権利でもあります。教える方も、まず誰も落ちこぼさず、次いで、その先につながるように教えられなければいけません。

 別に今がベストとは申しません。環境もどんどん変わっていくことですし。低年齢からネットに慣れ親しむ世代が育って来ていて、教わる前から英語に触れていることもあるでしょう。文字だけでなく、音声も画像もあります。そういうことで変化が起きてきたら、また考えて行けばいいことです。

この回答への補足

再度ありがとうございます。

>母国語の文法なんて、確認のために学ぶものですけど、ある程度以上の年齢の日本人では、英語の文法も学ばないと、非常に効率が悪い。
確かに、文法抜きでは効率が悪いです。でも、もっと簡略・合理化した方がいいですね。
現行の文法の教え方は無駄も多く、かえって不合理な部分も見受けられます。しかし、
このカテには極端な人が多く、例えば太りぎみの人に「もう少し食事の量を減らして、間食を止めたら。」とアドバイスすると「それじゃ、何も食うなというのかよ。」みたいに反論する人が少なくありません。ただ、皮肉なことに 文法から入る方法は、フランス人やドイツ人に比べると余計にハンディキャップが引き立ってしまうんですよね。まあ、大昔 英語を学び始めた人は漢文やオランダ語の素養のある人が少なくなかったので、その点では英語を文法で覚えていくのも理にかなっていたと言えます。



>そのためにはネイティブには不自然でも、日本語から類推しやすものから始めた方が良い。
何度も繰り返されてますが、この点において私と見解が大きく違うようです。これは確かに長年日本に受け入れられて来たアプローチですが、最初の段階で依存しすぎると いつまでも日本語的発想から抜け出せなくなりやすい落とし穴でもあります。このカテの質問でも最近、和文英訳系が半分以上を占めていますよね。

>いきなり、「英語のロジックでは」「英語圏の習慣では」などと言い出したら、入門もできないだろうと思います。

そうですね。フランス人向けの英語の入門書のLesson1からの引用です。


1 What's your name?
2 Jack. What's yours?
3 Bill.
4 Nice to meet you, Bill.
5 Likewise.

それでは解説いたします。

1. いきなり What'sという短縮形が出てきましたね。日本の英語の教科書だと 律儀にWhat isという風にします。訳すなら「名前 何て言うの?」とかなるでしょう。それに、日本の英語の教科書では一番最初の文で疑問詞を使った疑問文なんか使わないはずです。

2.日本の英語の教科書なら これもキチンと My name is~ で始めますね。そして、今度は“What is your name?”で今度は相手の名前を聞きかえしますが(もしくは “And you?”を使います。) 、これも初っ端から yoursという所有代名詞が登場します。あと、ここでは Mr.~ でなく、最初からファーストネームを使っていますね。

4.これは日本の英語の教科書でも最初の会話に出て来そうな慣用表現ですね。ただ、訳すとなると「はじめまして。」で勿論いいんですが、
このようなシチュエーションでは日本人は「よろしく」
と言うことも多いですね。

5. ココがこのダイヤローグのミソかもしれません。日本の英語の教科書なら同じく“ Nice to meet you”で繰り返します。それで、likewiseという単語ですが、中学では習わないような単語ですね。
また、4の“ Nice to meet you”を「よろしく」と訳すなら、このlikewiseは「こちらこそ」と訳せます。でも、これは英語よりも日本語の問題になりますが。

補足日時:2012/06/26 19:17
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 中学英語なら、英語表現としてぎこちないものは満載でしょうね。



 I am a boy.で「私は少年です」って、そう言うとしたら、女性と間違われたとか、仕事が給仕だとかでしょう。
 This is a pen.で「これはペンです」って、ネイティブ同士では言わないでしょう。日本人が、相手の持っているペンを見て英語で何と言うのかと思い、What is that?と聞き、英語での名前を教えてもらうときとかでしょうか。

 今は、もうちょっと実用的になっているとも聞きます。

 それでも、How are you?に、I'm fine, thank you, and you?とは言いません。How are you?自体が、親しい中だと言いませんし。

 それは仕方がないです。日本語と根本的に異なる言語を初めて学ぶのですから。

 幼いころから生きた英語に接する機会に恵まれた少数の人々を除けば、生まれてこの方ずっと日本語で生きてきました。私もそうです。

 それが、単語の意味も、語順も、全く異なる言語を学ぶわけです。6歳くらいからだと、理屈抜きに覚えられます。まだ思考すら安定していないこともあると思います。しかし中学生くらいになると、そうも行きません。全く理屈抜きでは難しくなっています。

 単語の意味は、英和辞書を見れば一目瞭然で、多数の対訳語が並んでいます。英単語一つに多数の日本語の一部を重ね合わせるしかないわけです。逆もまた然りです。文脈を見て適切なものを選んでいくしかない。

 語順も深刻な問題です。英語が母国語の人は、その語順通りで思考しています。たとえば、この名詞は単数だから冠詞は、とか考えていません。冠詞の有無や種類が来て、そして名詞が出てきます。あるいは、後置修飾って何の話、みたいな感じです。そういう語順の文脈を読み取らねばなりません。

 単語は文脈の中に置かれねば明確な意味を成さず、文脈は適切な単語を選ばねば意味を成しません。堂々巡りで試行錯誤しながらとなります。

 もう常識が全く通用しない異世界に放り込まれるようなものです。

 それには、基礎練習が必要です。たとえば、何かスポーツを始めるに当たって、まずは基礎体力をつけるようなものでしょうか。日本語から英語へ、なんとか軟着陸してもらわねばなりません。それには、たとえ英語にとって不自然でも、日本語が母国語の人間にとって分かりやすい練習方法でなければなりません。

 それが中学英語であろうと思います。真面目に学んで、3年間でようやく準備が整う程度でしょう。

 高校英語から難しくなります。それは、実用的な英語を学ぶようになるからでしょうね。

 ただ、高校入試はともかく、大学入試での英語試験問題は、受験時期になると、ネイティブによく言われます。「日本の高校生は何を学ばされているんだ?」「全員を英語学者にするつもりなのか?」などなど。見て話して、それで忘れてしまいますが、古びて誰も言わないようなものとか、ネイティブでも言語学者以外には区別のつかない発音の差とか、意味の判別ができない短文とか、まあいろいろです。

P.S.

>“Many Japanese public schools are lacking quality resources (i.e., teachers who are competent enough to teach subject in English, textbooks containing awkward phrases and sentences only understood by Japanese).”

 へんてこな英語のような気がします。lacking quality resourcesは、lacking quality in resourcesという細かいことを置いておくとしても、カッコの中です。可算名詞subjectが複数形でもなければ冠詞も無いこともさて置き。

「(上質のリソース、)すなわち、英語で教科を教えるのに充分な能力の教師、日本人にしか分からないへんてこなフレーズやセンテンスを含んだ教科書」

 なんでしょうね、これ。それが上質なリソースだと言ってるわけですが。
 もしlackingまで含んでいるなら、それを欠いているということになり、「英語で教科を教えるには力不足の教師、英語ネイティブにもよく分かる自然なフレーズやセンテンスだけがある教科書」ならいいんでしょうか。うーむ、分からん。

この回答への補足

ありがとうございます。

>それには、たとえ英語にとって不自然でも、日本語が母国語の人間にとって分かりやすい練習方法でなければなりません。
揚げ足を取るつもりはありませんが、私はここに問題があるような気がします。つまり、英文和訳や和文英訳に偏りすぎているんですよね。英語を理解することと訳すことは違うということを認識する必要があると思います。例えば、次の文です。

Is your sister younger or older than you?

英文自体は平易ですが、訳すのはかなり難しいと思います。まあ、これは少し極端だとして、英語圏では
兄と弟、姉と妹の区別ってあまりこだわりませんよね。しかし、これは教科書というより、問題集に多いんですが、日本語の感覚を引きずって 明確に区別しないと気持ち悪いのか、和訳のことを考慮してか、いちいちelder sisterとかyounger sisterと表現しますよね。

それと、Mr.とかMrs.も多用しすぎですね。これも、呼び捨てするのはぞんざいだという日本語的な感覚が日本人の書く英文に反映されるんでしょうね。

補足日時:2012/06/26 17:13
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私はそこまで英語に詳しくないのですが、海外で過ごした時に感じたことがあります。


英語圏では代名詞oneが頻繁に使われていました。
しかし記憶をたどるに、教科書で代名詞oneが使われていた頻度はとても少なかったように思います。
確かに文語ではそれほど頻出する表現ではないかもしれませんが、会話の場面ではもっと用いてもよいように思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/06/26 13:10

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