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私は今甲状腺亢進症の薬(メルカゾール)の副作用で白血球無顆粒症にかかり入院中です。
血液が元に戻ったら次の治療を選択しなければなりません。それとは
1:もうひとつの薬を飲む
2:放射線治療をする
3:手術でとる
担当医は2を薦めます。
しかし、1はまた副作用が出る可能性が高く心配ですし
2と3はずっとホルモン剤を飲まなければなりません。
しかし薬の副作用が怖くて出来れば飲みたくありません。
そこで質問です。
1:なぜ甲状腺は2つあるのか。2つの左右それぞれ別々のホルモンを出しているのか。
2:放射線で片方だけをやくことは出来ないのか。
3:もし片方だけが駄目なら片方だけ手術で取ることは大丈夫か。
4:片方残った甲状腺は失った片方の文までホルモンを倍に出そうとするのか。
素人なので分かりませんが私の場合、左右で右の腫れが大きく左も少し腫れていますが、
できれば片方だけとって一生のホルモン剤は飲みたくないと考えるのですが、それは可能でしょうか?
おしえてください。

A 回答 (2件)

専門家の詳しい回答がありますので少しだけ。



>2と3はずっとホルモン剤を飲まなければなりません。
>しかし薬の副作用が怖くて出来れば飲みたくありません。

 甲状腺ホルモン剤は,薬というより文字通りホルモンそのものなので,適正な量を使っている限り副作用はまず心配する必要がありません。服用量が多すぎると逆に甲状腺機能亢進の症状が出ますが,一過性のもので量を調整すればすむことです。
 薬と称して小麦粉(偽薬‥‥プラセボ)を与えただけでも体調を崩される方はいらっしゃるので,薬を飲んで体調を崩す可能性がまったくゼロとは言えないかもしれません。しかし今回のご相談に関しては,副作用を恐れて治療の選択肢を狭めることはむしろ損になると思います。
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1)甲状腺は2つあるように見えますが真ん中でつながっているので1つです。

何故そのような構造になっているのかわかりませんが、真ん中に気管があって、それをまたぐようになっています。出しているホルモンは右も左も一緒です。

2)甲状腺亢進症の放射線治療は、放射線を外から当てるのでなく、放射性ヨード剤を服用してそれが甲状腺のホルモン分泌細胞だけをピンポイントで攻撃するように考えられた優れた治療です(下記URL参照)。この治療では甲状腺全体を治療することになり、片方だけに放射性ヨードを集めることは出来ませんが、あとに述べる理由で半分だけ甲状腺に放射線を当てても治療にはなりません。この治療の長所は、安全で身体が楽なことですが、効き足りなければ追加の放射線ヨード内服、効き過ぎれば甲状腺機能低下になるのでホルモン剤の内服が必要になります。長期的には低下になる例が多いとされます。
http://web.kanazawa-u.ac.jp/~med23/GravesI131.htm
http://www.j-tajiri.or.jp/pages/thyroid_illness- …
外から当てる放射線治療が行われていたのは昔の話で、甲状腺以外にも放射線があたってしまうので最近は上記の放射性ヨードの治療に取って代わられました。甲状腺半分だけに照射しても残った甲状腺が倍以上に働く(甲状腺亢進症の場合、正常の甲状腺でも倍くらいは働く)のでダメです。照射するとしたら甲状腺の大部分に照射、ということになりますが、そうであれば手術の方がちゃんと治ります。

3)4)甲状腺亢進症の甲状腺はその名の通りホルモン分泌が亢進しているので、半分ではなく大部分を切除してほんの一部を残してちょうどよいとされています(経験的にどれくらいの量を残せばうまく行くというのがわかっているので、その量を残します:甲状腺亜全摘手術といいます)。これで大体うまく行くのですが、中にはやはり分泌過剰になって抗甲状腺剤の再服用が必要になったり、逆にホルモンが足りなくなってホルモン剤の服用が必要になることがあります。

上記のように放射性ヨードも手術も一長一短ですので、主治医と相談の上、よく考えて決めて下さい。これはあくまで参考程度にお答えしてることですので、実際に診察し、検査データを持っている主治医の意見を最優先に考えて下さい。(このような質問はネットですべきものでなく、主治医にすべきものです(笑))。
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