プロが教えるわが家の防犯対策術!

(1)質問 その1  投手の指からの流血で、投球するボールに付着したものは
下記のルールに接触しますか? 単発での投球ではなく、長いインニングにわたって
継続した場合のことです。

このような投球は、公認野球規則 8.02 投手は次のことを禁じられる
(4) ボールに異物をつける この行為に接触するのではないでしょうか ?
(2)ではスピットボールが発生する唾液の行為がダメなのは、
周知されておりますが、
同様に、1回~4回まで継続してボールに
血が付着した状態での投球は、ルールに
接触しないのでしょうか。

7月24日の高校野球 秋田大会決勝戦 秋田商業VS能代商業戦で
秋田商業の先発投手は、初回から4回途中まで
指から流血した状態で投球していました
この状態がルールに接触するのではと思って質問しました。

またこの場面では、主催者側と審判の権限で
治療にあたらせるため、
投手を降板させるべきだと思います。

第94回全国高等学校野球選手権大会 開催要項

12.参加者の健康管理、その他(地方大会にも適用)
学校医から健康証明書を受けた選手でも、
大会に参加してから疾病、負傷、その他の健康上の理由で、
主催者がその選手の試合出場を不適当と認めたときは
出場を禁止する。

このような開催要項があるにも関わらず、初回から4回まで
主催者側と審判は、降板をさせることの処置はとりませんでした。

主催者側に質疑した際は、本人とチームが投球を望んでいる以上、
投球を制止する権限はないとの回答でした。

どうもこの試合のルール上の解釈と大会運営のあり方に
疑問を持ちました。 登板してはいけない投手が4イニング投げ
異物の付着した球を投げ、そして逆転のサヨナラ勝ち。

血染めの投球で、美談での各紙の取り扱いですが、
ルールの解釈や、大会運営のあり方については、
誤っていると思いますが、どうなのでしょうか ?

A 回答 (3件)

某野球連盟審判員の個人的見解



(1)流血の量と打者の受ける不利益の程度による。
投手が指先を負傷するのはごく頻繁にありえることで、若干の出血で投球に何ら影響がなく、打者の不利にならないと審判員が判断したときは正規の投球と認める場合がある。白球に血が点々とつくことは多々あるが、これが即座に反則投球となるわけではない。

このルールの目的は打者に不利になるような投球をさせないことである。ニュース記事と投球結果を読む限りでは、制球定まらず四死球も多かったということから、打者の不利にはなっていないと判断したのでしょう。
イニングの数や継続性は問題にならない。審判員が不適当と認めたらたとえ最初の1球目でも反則を宣言する。

ただ、写真を見るとかなりの出血量にも見えるので、最終的には審判(特に球審)の判断になるのでしょう。

(2)審判員や大会主催者に守備のポジション変更の権限は(原則的に)ありません。
ルール上の権限は退場処分や、出場禁止などの権限。退場処分や出場禁止にすれば、その選手はユニフォームを脱いでベンチを去らなければならない。
特に部員の少ないチームが怪我を推して強行出場したり、プレイ中に骨折・脱臼などをした場合に、審判の権限で出場禁止にすることがあるが、今回の場合は他のポジションであれば問題とならなかったと推測されるので、この規定を用いての出場禁止は少し行き過ぎかと思います。

総合すると、ユニフォームのズボン部分に明らかな出血の跡があり、出血量は軽微とはいえない。しかし攻撃側が異議を唱えるわけではなく、制球の乱れから打者不利となっていない状況が継続し、攻守両チームの選手監督共に納得の上だと考えることもできるので、審判は反則を宣告しなかったものと推測する。

球審が反則を宣言していない上、攻撃側からルールの適用について一度も異議が出ていないことから、野球規則上その投球は正規の投球とするのが妥当である。4回以降は投手も変わっていることから、逆転サヨナラや試合結果については結果論であり、本件投手の投球が反則投球か否かには関係がないと思われる。
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この回答へのお礼

ご丁寧に、長文の回答いただき感謝いたします。
この件については、よく理解でき、納得できました。
両チーム共に合意の上、なおかつ審判の判断ということで
あれば、理解できます。
試合後、疑問に思っていたことが 解りました。

ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/03 21:10

>初回から4回まで


主催者側と審判は、降板をさせることの処置はとりませんでした。

開催要項には、主催者が不適当と認めた場合とありますので
今回のケースは不適当でないと判断しただけなので問題ないと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうごさいます。

お礼日時:2012/08/03 21:03

利き腕の指先から出血し、その血液がボールに付着したとしても


公認野球規則 8・02には抵触しないと思います。
仮にこれが抵触するのであれば、汗も抵触する事になりますよね。

ただ、常識では考えられませんが利き腕とは逆の手を切って
その血液をボールに付着させれば、8・02に抵触します。
(境としては、自然と付着するか故意かだと思います。)

また、出血をししている指でボールを投げる方がリスクが有り
出血してしまえば投球は普通の投球は出来ないと思いますので
メリットも有りませんね。

次に、指から出血しても主催者側と審判の権限で降板させたりする
ほどでは無いと思います。
治療で治るので有れば治療の時間を与えても良いと思いますが、
出血が止まるとは思えませんし、絆創膏などは
公認野球規則8・02
(b)ピッチャーが如何なる異物でも身体につけたり、所持すること。
に抵触しますので、無理が有ります。
(主付けつの原因は、マメがつぶれたからかな?)

4回で降板をした理由が分かりませんが、指が限界で降板でも
それまで自分で投げる意志が有り、ストライクが入らないなどが無ければ
主催者に問題は無い気がします。

以上のことから公認野球規則には触れず、主催者も間違ってはいない気がします。

この影響で大量点を取られていれば状況は違うかもしれませんが
最終スコアは分かりませんが逆転サヨナラ勝ちをしたのなら、それ程大量点は
取られていないですよね?
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答 ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/03 21:02

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