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おねがいします。

40年ほど前に自分で打った土間コンクリート(外通路)が今冬の凍結防止剤の影響で、ボロボロに崩れています。
モルタル部分は粉に、中に有る石は一つずつ取れてきます。いくら掃いても又モルタルが粉になって舞い上がり、石がコロコロと転んでいます。
この状態を補修する方法は無いでしょうか?
崩れている所にコンクリート接着剤のマノールなどを塗って、その上にモルタルを塗れば固まるでしょうか?
それとも何か良い方法、無いでしょうか?
コンクリートを全部砕いて新たに打ち直すのは無理なので、何か良い方法をご教授下さい。

A 回答 (2件)

 凍結防止剤を撒くような環境下で、コンクリートのモルタルが粉末化して粗骨材が


ポロポロと取れるような状態であれば、それは凍害(劣化)でしょう。この場合、凍
結防止剤は、凍害による劣化の促進を助長したに過ぎません。
 凍結防止剤に起因したアルカリ骨材反応や塩害ではありません。いずれもコンクリ
ートに生じたひび割れ内に水分が浸入することで鉄筋等が腐食・膨張して、構造物と
して不具合が生じることですから。

 補修は、おおよそ次の通りで大丈夫でしょう。
1.凍害でコンクリートが粗になった部分を完全に除去(ハンマー等で叩いてはつれ
  ます)。可能な限り除去してください。
2.除去した面に含浸タイプの水分浸透抑制剤を塗布。これで少しは凍害の進行を抑
  制する効果が期待できると思います。
  おそらく、外通路なので表面ばかりで無く、側面や背面からも水分の浸透が考
  えられますので、欲を言えば、ひび割れ補修材で低粘度で浸透性が良い材料を
  塗布する方が、補修効果を維持するには良いのですが、入手が難しいでしょう。
3.補修材(モルタル)の接着を確保するためにプライマを塗布。
4.補修材(モルタル)を塗布。但し、モルタルの乾燥収縮によるひび割れ防止のた
  めにラス網を入れると良いと思います。加えて、モルタルの塗布厚はあまり薄く
  ならないようにしてください。

 No.1のお礼にあった、モルタルの上にアスファルトを舗設したいとのことですが
アスファルトとモルタルは接着が悪く、直ぐに剥がれます。どうしてもと言うことで
あれば、高温に耐えられるエポキシ系接着剤で付着させることができます。
 ※アスファルトであれば凍結防止剤に対して問題は生じません。

 アスファルト混合物も道路舗装をイメージされていると思いますが、すると配合が
粗骨材の最大粒径が13mmですから、最低舗設厚さは40mm程度(頑張っても30mm)無
いと施工できないと思います。
 アスファルト混合物は、施工時の温度が130℃程度で、撒きだして均せば良いわけ
では無く、締固めが必須で施工機械が必要です。それに、施工温度が下がり過ぎると
締固め不良になる可能性が高くなります。
 ※道路舗装仕様で無い仕様もありますが、一般では入手できないと思います。

 ご自身で施工されるということなので、家庭用で入手出来る材料の範囲で考えたも
のです。知り合い等から業務用の材料等が調達できるのであれば、かなり選択範囲は
増えると思います。

 参考になれば。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

土蔵の壁を利用してスロープ状にコンクリを打ってあるので、コンクリートをはつれば土蔵の壁が壊れるので、今のままに何か固める物を使って平らに仕上げたいのです。
(土蔵の壁は土壁のままで、漆喰など塗っていないので、コンクリを叩けば土壁にヒビが入るので)

下のコンクリを無視して、採石などをしいて家庭用のアスファルトを敷こうとか、モルタルをしようか、コンクリートに接着する感じでモルタルを塗れれば一番と思い、思案中です。

将来、ここを車いすが通る予定(母のデイやショートの行き帰り)ですので、コンクリが溶けて砂利がコロコロと転がっても困りますので、どうにかしたいなと。
アスファルトは、この猛暑で、熱しなくても伸びるかなと甘い期待をしていたんですが、作業をしちゃうと私の方がノビてしまいますので今は作業が出来ませんが。

お礼日時:2012/08/21 22:15

コンクリートの代表的劣化原因である、アルカリ骨材反応に似た反応が、凍結防止剤により急速に促進された結果ではないかと思います。


凍結防止剤は、塩分か、何かの塩化物が主成分ではなかったでしょうか。
それにしても、ご自身で打設したコンクリートが40年持ったのは、すごいことだと思います。寿命も今回の現象の一因かもしれません。

コンクリートは、セメントがアルカリ性を保つことにより骨材との結合力を維持していますが、骨材は塩分を含まない川砂や川砂利でないといけません。
しかし、山陽新幹線の突貫工事において、橋脚やトンネルに、骨材不足から海砂・海砂利が大量に使われ、塩分がアルカリ骨材反応を促進させ、開業から僅か20年程度で、アルカリ骨材反応による強度劣化で、トンネル内壁と橋脚の剥落崩壊や、加えて鉄筋が塩分による酸化促進で錆びで膨張してコンクリートを破壊し、ボロボロになりました。

コンクリートの塩化は、強い電圧をコンクリート全体に掛けることで、電気泳動により非常にゆっくりと脱塩ができるそうですが、JRは実際にこれを橋げたに対し行ったものの、脱塩化できるまでに、多額の電気料と長い時間が掛かって実用に耐えず、断念したのを覚えています。

通路のそのコンクリートは、凍結防止剤によりアルカリ骨材反応が進んだと考えられ、もう、化学処理で強度を上げる方法は無いのではないでしょうか。
浸透性の固着剤などがあるのなら、可能性は無きにしも在らずですが、そのようなものがあるかの知識がありません。

質問者さんがご検討されている、マノールというものを始めて知りましたが、カタログを見る限り、これが最適に思えます。
恐らく、コンクリは外側から劣化していると考えられますので、可能な限り劣化部を除去し、それをマノールで強度を上げたコンクリートで一回り大きく型枠を掛け、除去部分を充填し、さらに全体を覆うように補強する必要があると思います。
ただ、それで目的の強度が復活するかどうかは、なんとも言えませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

凍結防止剤は塩化カルシュウムが主成分の物です。去年までも使っていたのですが、今年、劇的にボロボロになりました。
40年持ったら持った方と言う事で、秋までに又モルタルを使おうかと思います。
今回ボロボロになった所を削って、マノールを塗って、セメントをまいてその上にアスファルトをしようかと思案中です。アスファルトだとすぐに歩けるし、暑い今の時期なら伸びるしとも思ったのですが。
作業性、対薬品耐性はアスファルトのような気がするし、慣れ、材料の手配はコンクリートだし、どちらかが確実な優位性が有ればいいのですが。

お礼日時:2012/08/11 20:04

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