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ギターの回路について質問です。電気に疎いので平易に教えていただけると幸いです。

エレキギターの回路に興味を持って調べると、一般的にピックアップからボリュームポットとトーンポットにホット線が分岐され、トーン側で高域の音成分がキャパシタを経てアース側に送られるとのことです。アウトプットのジャックにはボリュームポット側の二番の端子がつなげられるようです。

そうするとトーンポットに残された高域以外の音成分は、どこに流れるのでしょうか。ボリュームポットに流れていく線もないし、行き場がないように思えるのですが、どのような経路を経てアウトプットジャックに流れるのでしょうか。

それとも電気が一方向に「流れる」ようなイメージではなく、ホット線全体に存在する電気からトーン回路(キャパシタ)がアース線側に高域成分だけを吸い上げているようなイメージなのでしょうか。それだとなんとなく理解できます。このあたりのイメージの仕方の違いは、直流と交流の差でしょうか。

最後、意味不明気味ですいません。うまく質問することが出来るほどの知識がまだないようですが、ご回答のほどどうぞよろしくお願いします。

まことに勝手ながら、ESPさんの解説ページを参考にさせていただきました。
www.esp.ac.jp/club_esp/maintenance/lecture17.html

A 回答 (10件)

こんにちは。



素子と素子を繋ぐ線では、どこをとっても同じ信号成分を持つことになります。
なので、正しくは以下となります。
PU >[A]> VOL >[B]> シールド >[C]> AMP
[A]> TONE


最初に書いたとおり、素子と素子を繋ぐ線上ではどこでも同じ信号成分があるとみなせますので、
どこかに留まったり、行ったり来たりしないものと考えてください。
なので、A地点のケーブル上はどこでも同じ信号しか存在しません。

頭から説明すると、PUで拾った音をHi:10、Mid:10、Lo:10の音量だとすると、
A地点でまずTONEによって高音が削れらて、例えばHi:7、Mid:9、Lo:10となります。

次にこの信号がVolのコントロールによって一律制御されます。
これにより、B地点では例えばHi:5、Mid:7、Lo:8となります。

これがシールドを伝ってAMPに送られ、増幅された後にスピーカーから音が出ます。
シールドは何も素子がないとみなせばB=Cとみなせます。

ちょっとイメージが掴みにくいと思いますが、
素子間は常にどこでも同じ状態、と考えるのが近道だと思っています。
この考え方は、直流、交流に関係なくものです。

以上です。
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この回答へのお礼

なるほど! よく分かりました! 
丁寧なご回答を二度もいただき、真にありがとうございました。

お礼日時:2012/09/03 16:10

貴方の言い方でいえば「Tone でホットの音色全体を可変する」


残っている等では無く設定された状態そのままをVolumeで取り出すだけです。
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こんにちは。



非常に簡単に言うと、信号線(ホット)とGND(アース)の線がアンプと繋がってます。
信号線はアンプで増幅されますが、アースは文字通り、地球に繋がってます。

ここで、アースはゴミ箱代わりに使われていると思ってください。
つまり要らないものは地面に捨てているのです。
この捨てる量を調整しているのがポットになります。

ボリュームポットは、どの割合で信号をアースに捨てるかを決めています。
トーンポットは、どの割合で信号の高音成分だけをアースに捨てるかを決めています。

コンデンサは、高音成分だけを通す性質がありますので、
高音成分をどれだけアースに捨てるかを調整するのに役に立ちます。

以上です。

この回答への補足

なるほどよくわかりました。ここでは高域成分はアースに排出されるのですね。

電気信号は矢印のように一方向に PU > VOL > TONE と進んで、キャパシターのゲートで高音成分だけアースに進み、低音だけここで行き止まりになってしまうようなイメージを持ってました。

その行き止まりになった低音成分が、向きを変えて、またVOLポットに戻るのはどうしたら理解できるのか、と悩んだのですが、ギターは交流回路であるので、イメージの持ち方が間違っていますよね。

交流の電気の流れの特性がよくわかっていないので、想像になりますが、ホット線全体に低音成分はのこされていて、アンプに流れていくという解釈でよろしいのでしょうか。

重ねてのご回答を催促するようで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

補足日時:2012/09/02 17:28
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Volume Pot の上流側(図面上の左側)(上から端子3,2,1)をダムと考える。


Tone Pot 操作で水の色が変化する。
(抵抗を介したコンデンサーアース回路による)
Volume Potの3-1間の電圧の色(周波数の高い方のレベルを下げることにより)が変化する。
信号源のHotとCold間(Volume Potの3-1も同じ)の周波数成分自体が変化するだけです。
「Tone Potに残っている・・・」では無く音色自体を変えてしまうのです。
参考 ;http://www.biwako.ne.jp/~tokuda/circuit4.htm
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電気エネルギーは充満され、存在しているだけです。


先述のPot(可変抵抗器)の3番端子と1番端子、信号源の音色性質を先述原理で変化させるのです。
3-1、ホットとコールドをショートさせれば出音しません。
これと同じような事をコンデンサーでやり高域部分のみショートさせレベルを小さくしているのです。
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この回答へのお礼

複数回にわたるご回答ありがとうございました。交流回路の電気信号の流れ方が理解できていないようで、勉強したいと思います。

お礼日時:2012/09/02 17:30

ギターのトーン回路は高域をカットしているのでハイパスではなくローパスフィルターです。


参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/02 17:29

Volume調整用の可変抵抗器の3番端子と1番端子間に分布している信号を摺動子である2番端子でレベル調整して下流に伝達するのが音量調整の原理です。


(上流信号は3-1に、下流へは2-1)
シャフトに向かって時計方向端で2は3に直近、取り出し最大。
半時計端で2は1に直近、取り出し最小。
(可変抵抗器の設定抵抗値は必ずしも最小時に0オームにはならず抵抗値レンジ毎に定められた最小抵抗値になるだけです)

Tone調整原理は単なるコンデンサーによるハイカットです。
音色調整用の可変抵抗器の2-1または2-3の抵抗値変化を利用してハイカット量を可変します。
高域のレベルを下げることで音色調整を行います。
信号ラインとグランド間に接続された抵抗とコンデンサーの直列回路でこの部分だけで完結しています。

参考用 ; http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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この回答へのお礼

ご回答誠にありがとうございました。

お礼日時:2012/09/02 17:16

>…電気に疎いので平易に教えていただけると幸いです。



先ず、平易に回答するは、あなたの電気回路の理解度に依るので直接回答は避けさせていただきます。

CR フィルタ
RC フィルタ
HPH または ハイ・パス・フィルタ
LPF または ロー・パス・フィルタ

で検索すると論理的な解説を載せたHPが幾つもあります。(ただし、電気回路もですが、微分、積分も解かっていないと、理解するのは難しいでしょう。)


バンドパスフィルタなどと言っている輩もいますが、ギターアセンブリの場合は一般的にハイパスフィルタ(HPF)を使用しています。
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この回答へのお礼

ご回答誠にありがとうございました。

お礼日時:2012/09/02 17:16

書き忘れがありました。



回路の名前
(バンドパス)フィルタ回路と言います。

>トーンポットに残された高域以外の音成分
残されるのではなく、回路で遮断され入ってこないのです。遮断された信号はそのままアース線へ送られます。
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ボリュームコントロールもトーンコントロールもやっていることは同じです。


出力が最大(10)の時の抵抗値は 0Ω 、出力が 0 の時は最大値(回路が切断されているのと同じ)です。

>回路(キャパシタ)がアース線側に高域成分だけを吸い上げているようなイメージなのでしょうか
回路の役目は、信号の高音成分を選び出すことだけです。
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この回答へのお礼

ご回答誠にありがとうございました。

お礼日時:2012/09/02 17:15

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