プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。いつもお世話になっております。

通常、PUのコールド側のコードなどをブリッジへアースする際、
ヴォリュームポットの背中に一旦経由(集約)させてから、
ブリッジへの線をつなぐと思います。
そこでふと思ったのですが、集約させるためだけなら、ポットの背中
じゃなくて別の何か金属の塊(ゼムクリップや安全ピンみたいなモノ)
を利用すれば半田付けがかなり楽になると思うのですが、そんな話
聞いたこともありません。

上記の手抜き配線を行ったとき、なにか電気的なデメリットが
あるのでしょうか?それともポリシーの問題?
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

No.3です。


ポットの種類(ケース材質)にもよるので、手放しでお薦めというわけにはいかないんですが…(^^ゞ (たまに、特殊な材質のものもあるので(^^ゞ)

私なんかは、ポットにハンダが乗せにくい時は、ヤスリでポットの金属ケース部のごく一部を『一皮剥いて』、そこに先に薄くハンダを敷きます(つまり、配線を取り付ける前に金属部の一部にハンダの皮膜を作る)。
アース線側も、剥き出した芯線に同じ種類のハンダをあらかじめ「からめて」おいてから、さきにハンダ皮膜を作った部分にハンダ付けすると、割と簡単にハンダ付けできることが多いです。

この方法は、電子部材のハンダ付けとしては、どっちかというと『邪道技』なので、本格的な電子回路工作ではこんなやり方しちゃダメですが(^^ゞ、ギターのアース線配線程度なら、特に問題はないです。

また、何本ものアース線を集約してハンダ付けする時は、先に全部のアース線をひとまとめにして、全部の芯線をまとめてしっかりよじってから、全体にハンダ皮膜を被せてバラけないよう固定した後に、そのかたまりごとにポットにハンダ付けする方がうまくいきます。私はその方法でやってます。
ただ、3~4回はしっかり全体的によじっておかないと、ポットへのハンダ付け時に芯線側のハンダが溶けて、1~2本『脱走』することがありますから、その点はご注意を。

質問とは関係ないですが、私は自分の楽器(私の場合はエレキベースですけど)のキャビティには、薄い銅箔を敷き詰めて、この銅箔の1点にアースポイントを作って、全部のアース線を集約しています。

銅箔を敷き詰めたのは、単なる趣味です(^^ゞ
(楽器に問題はなかったんですが、キャビティ内の導電性塗料の「塗り具合」が、どうも気に入らなかったので(^^ゞ)

この作業をした際、もちろんポットの固定部分も銅箔を敷いてあるので、ポットのボディ部自体もアースに落ちているのは確認したのですが、実際に組み上げてみると、手をノブ(金属製)に振れると「ノイズまで行かないがちょっと微妙」な反応が出たので、もう一度各ポットの金属ケースから銅箔アースポイントにアース線を追加しました。その後はなんともないです。

まぁ、ギター/ベースの機種や配線設計によって、ポットアースがなくとも大丈夫なケースもあるようですが、ポットにアースを取っておかないとダメなケースも多いようですね。
普通はキャビティには導電性塗料が塗られて、そこにもアースが取られていますが、楽器の特殊性で完全に全体がアースを取られた壁面に覆われているわけではない(開口部やプラスチックの蓋だけという部分も多い)ので、ポットにもアースを取っておかないと、ハイインピーダンスのラインが露出してしまうという理屈になるかと思います。

ポットケースのように表面積の広い(熱の拡散の多い)部材にハンダ付けする時は、半田ごても60W級の熱量の大きい奴で「素早く」やる方が良いですけどね。
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この回答へのお礼

詳細なご説明、ありがとうございます。

>ギターのアース線配線程度なら、特に問題はないです。
そうですよね。自分で音質面等でデメリットを感じなければ、必要以上に
こだわる必要はないですよね。

あまり公になっていないだけで、みなさんそれぞれで工夫されているのが
分かってよかったです。どうも有難うございました。

お礼日時:2009/01/16 19:04

ポットは、ポットが金属ケース(機器のシャーシ)に直接ネジ止めされるのが前提で、ポットの金属ケース自体は電気的にどこの端子にも繋がっていない構造のものが多いんです。



機器の金属シャーシにネジ止めすると、機器のシャーシはアースが取ってあるので、ポットの金属ケースとシャーシが電気的に繋がって、ポット本体のアースがきちんと取られてシールド効果が出る…という理屈です。

ところが、ギター類ではポットは木材かプラスチック部材にネジ止めされるのが普通で、当然それらは絶縁体ですから、ポットの金属ケース本体はアースが取られていないことになります。
そうなると、ギターのようなハイインピーダンス回路では、このちっぽけなポットでも、内部はシールド効果のない状態となって、例えば回転軸に直接指が触れるだけでもノイズを発生したりします。
(なので、金属ノブなんかを付けていたらえらいことになります)

なので、ポット自体を確実にシールドするために、ギターではポットの金属ケースにもアースを取るようになっています。
もし、ポットがアースの取ってある金属板等にネジ止めされているのであれば、ポット本体へのアース線は不要です。
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この回答へのお礼

ポット自体のアース+他のアース用ケーブルの集約、ということ
ですね。なるほどなぁ・・・・、そうすると確かにハンダ付けを
上手くしてやってポットに任せるのがベストであるような気が
してきました。
ハンダ付けをしっかり練習するしかないかな。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/15 17:29

なぜポットなのかというのは私の持論ですが…。

たとえばですがアウトップットジャックのコールド(アース)に全部集約させても原理上同じ結果でしょう。しかし、ジャックのコールド部分に集約するには半田付けできる範囲が狭いという点が考えられます。
ならば別の金属の塊を用意すればいいのですが、わざわざ用意するよりは既にあるモノを使えば配線はすっきりします。

つまりポットを使用するのは
・元々使用しているものなので邪魔ではない(あたらに用意する手間は無し)
・キャビティー内のパーツの中ではポットの裏は比較的広いので集約したアース配線を纏めて半田付けできる。

と言ったところでしょうか。
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この回答へのお礼

確かにある程度の広さがあって、既存のモノでとなると、それを
利用したほうが安全かもしれませんね。別途、金属の塊を用意した
としても中で動いてトラブルの元になるかも・・・。そう考えると
納得できますね。

ただ、どうしてもポットへのハンダ付けが苦手でして(苦笑)。
フロントとリアをTAPしたい上に、1ヴォリューム、トーン無しに
したいため1つのポットに集約しまくり・・・、となると手に負えません。まぁ、色々と試してみたいと思います。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/15 17:07

単純に「配線ミスを少なくするため」と


「ポット自体にシールド効果を持たせたいため」じゃないですかね?

ちなみに、ポットを介さずに、直接配線しても、普通に鳴りますよ、
もちろんポットはシールドされないですが、大きな変化はありませんでした、
ストラト系の、キャビティーシールドするか、しないか、の違いくらいじゃないですかね?
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この回答へのお礼

ブリッジへ直接配線されたということですね?
それも考えてました。ブリッジへの線を1本にこだわる必要はない、と。
あんまり違いがないのであれば、楽するのも手かな?と思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/15 17:00

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