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Veni creator という曲を歌っていますが、その中の単語、longiusの発音について、ロンジウスか、ロンギウスか、分かる方いらっしゃいましたら、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

読んだ本の受け売りです。



1.古代のラテン語はフランス語、イタリア語、ルーマニア語、スペイン語などに分化して行きました。

2.元のラテン語は日常使う言葉としては なくなりましたが、キリスト教会などの各国間共通語としては生き残りました。

3.文字としてのラテン語は共通でしたが、発音には地方色が出て来ました。

4.現在一般に使われているラテン語発音は3つあるようです。(私が調べたわけではありません。)古典式、イタリア式、ドイツ式です。古典式とは、大昔の発音を、研究してこうであったろうと推測した発音です。

5.合唱団は、この3つからどの発音を採用するか先ず決めなくてはなりません。さもないと団員がバラバラの発音をしてみっともないことになります。

6.ようやく ご質問に答えます。
古典式、ドイツ式では [g] は常にガギグゲゴの子音です。すなわち ロンギウス。
イタリア式では、[gi][ge] つまり[i][e] の前だけはヂ、ヂェのなります。つまりロンヂェウス。
ロンジウスと云う発音はないと私は思います。

7.参考文献:ミサ曲/ラテン語/教会音楽/ハンドブック、出版社ショパン/著者三ヶ尻正/1800円。合唱団員は必携と思います。

8.http://www.geocities.jp/tadashi_mikajiri/
三ヶ尻正先生のページです。
上記の本、その他の本の紹介があります。
何よりも本の目次が出ています。(見てから買えます。)

9.残念ながらネット上の三ヶ尻発音指導は見つかりませんでした。

10.余計なことを一言:もしジュリアス シーザーがこの世に生き返ってきたら、彼が一番理解しやすい言葉は、スイスのアルプス山中、サンモリッツ地方の言葉ロマンス語/ロトロマン語であろうと、学者は云っています。スイスの第四公用語です。
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この回答へのお礼

端的&的確な解答、有難うございました。
CDを聴くと合唱団によって違い、二通りの発音があり、また、うろ覚えの知識で発音は一種類ではないというあたりまでしか分からなかったので、今回ご回答いただき疑問点が解けました。
本当に助かりました。ありがとうございます。
紹介いただいた本、読んでみます。

お礼日時:2012/09/16 07:46

ラテン語はともかく、イタリア語を少々勉強しましたが、イタリア語の読み方なら、「ロンジュス」になるのではないかと思います。

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この回答へのお礼

ご回答、有難うございました。
同じスペルでも国によって読みが違うのですね。
自分でも勉強していきたいと思います。

お礼日時:2012/09/16 07:50

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