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iPhoneでiOS6にアップグレードして 使い慣れたGoogleMapが使えなくなり 明らかに未完成なAppleMapがメインマップになっています。
なぜ Appleは レベルの低い自社のMapを使う決定をされたのでしょうか。製品の質にこだわってきたAppleにしては理解できない変更です。(このMapと一度フリーズしてしまったのでAppleへの愛着は一気に薄れました)
確かにGoogleMapはアンドロイド陣営には切り札かもしれませんから Appleに使用を制限してきたのでしょうか。あるいはその使用に対してAppleは 何らかの代償をGoogleに支払っていたのでしょうか。
ネット上で見られるGoogleMap GoogleEarthは その制作には膨大は費用が掛かっているでしょうが無料で使用でします。それ以外にもWebのアプリ データーは無料で使用できるものが多数あります。
Google等は検索に関連させてのコマーシャルを表示させて巨大な利益を上げているようですが スマホのMapではコマーシャルメッセージも表示されず どのようなビジネスのメカニズムなのかがわかりません。
Mapや無料アプリのビジネスモデルのメカニズムをお教えください。

A 回答 (2件)

GoogleのMAPでも2万5000回以上のアクセスが1日に一人のユーザーから行われれば、有料となります。

これは、Googleが2012年1月より開始した規約変更によるものです。

それはともかくとして、何故、コンテンツを無料にするのかというと、それは単純にビッグデータを蓄積し、それを利用するビジネスが企業向けにあるからです。
簡単に言えば、このサイト(OKwaveとその提携企業)と同じです。

OKWaveそのものは、一般向けのコミュニティは無料で使えます。しかし、ビジネスのナレッジスペースは有料です。この無料のノウハウを有料に昇華しているのですよ。簡単に言えば、有料のための大規模な試験場が無料のスペースとなります。また、コミュニティとして多くの人が価値あるものだと思うようになれば、提携する業者が増え、無料の側でもコンテンツ使用料での利益が出てくるようになります。

即ち、無料が前提で開発されているのではなく、無料は継続しつつ、有料でより莫大な利益を上げるための手段なのです。

ちなみに、Googleが有料でどういうサービスをしているかというと、たとえばNHKや民放などのテレビでは、ニュースやバラエティで、衛星写真を使うことがあると思います。
画面が出ると、Google提供などと表示されることがあります。
これは、ビジネス向けの有料サービスを利用していたり、スポンサーとしての提供となります。
また、航空宇宙関連でもGoogleはビジネスとして地図を提供していますし、気象などでも地図提供をしています。よほど高精度な情報が必要な場合は、一般には提示していないような細かなマップ情報を提供することもできます。
あくまで、Google MAPは全ての機能を使えるのではなく、無難な一部のサービスが利用できるように提供されています。


では、Appleは何故、Googleのサービスを標準サポートから外し始めたのかというと、単純に訴訟などを行う場合に、備えた可能性が一つ。もう一つは、今後は地図サービスの違いが利益になる可能性があるためでしょう。
標準のサービスがGoogle頼みでは、Appleの企業理念として許されないと見た可能性もあります。
Googleに全方位で対抗できる可能性があるのは、Appleとマイクロソフトぐらいです。それ以外の企業が、今からこの市場を取るのは現時点ではむずかしいでしょう。10年など先は分かりませんけど。

そういう状況で、Googleがほぼ一社独占であるこのサービスに参入することで、もし成功すれば、Googleよりも評価が高まる可能性もありますから、Appleとして、サービスを始めることにしたと思われます。

まあ、基本的に不利があるから、AppleがGoogleから離れたと見るのは、正しい解ではないでしょう。むしろ、日本の企業やこの数年の日本人にはわかりにくい発想ですが、リスク面の対処だけではなく、ビジネスとして競争の少ない市場に食い入ることで、さらなる差別化を狙ったと見るのが妥当です。
1年後に、地図がGoogleより良いものになっていれば、下手をするとそれを理由にAppleに乗り換える人もいるかもしれません。GoogleとAppleの大きな違いは、GoogleはAppleにサービス用のアプリを提供すれば、サポートできるが、Appleのサービスは、Appleのハードを買わないとサービスが受けられないという閉鎖性があります。

それは、逆に言えばMAPで即座ではなくとも、何ヶ月か何年か先に、Googleと同等かそれ以上のサービスを展開すれば、それが売り上げに繋がることを意味します。

そういう、少し長いスパンでAppleはコンテンツ産業を見ていると思われます。逆に言えば、そういうコンテンツで今後のAppleは攻めたいと思っていると思われます。
そろそろ、ハードの先進性では厳しい戦いになりつつありますからね。


尚、アプリケーションにはいろいろいあります。

先に述べた利益が業務用の有料版と、一般向けの違いから出るからモデル(一般の人は無料しかないと思っている場合もあります)。
Appleのようにハードとその他のビジネスを売るための差別化の一つとしてよりよい自社サービスに人を集めるモデル。(AppStoreなどもそうです)
広告収益によるモデル。知名度を上げるために機能の少ない無料版を提供し、有料版を別に売るモデル。そもそも、基本は無料で多くの人が使い、それがよければカンパなどで基本的な利益を得るモデル。さらに、趣味で製作されお金をもらわないモデル。

いろいろです。
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この回答へのお礼

詳しくご説明いただきましてありがとうございます。
>標準のサービスがGoogle頼みでは、Appleの企業理念として許されないと見た可能性
そうなんですね。
でも 日本版に限れば まだまだ使える代物ではないことが分かっていながらGoogleMAPを切れ離したのは時期尚早な感じがします。

お礼日時:2012/09/22 20:56

こういうアップルの選択を見ていると過去のスティーブ・ジョブズがアップルを去った後の


アップルの経営方針の転換(MacOSを他社にもライセンスを与えてMac互換機を発売したなど)したせいで倒産の危機と言われていた
あの頃の状態にアップルが再びなってきているようにも思えます。

やはりスティーブ・ジョブズは、優秀すぎてアップルにとってはその彼がいないという
状態はアップルという会社をスティーブ・ジョブズがいることによって優秀な会社から
スティーブ・ジョブズがいないのは並以下の会社にしてしまった。

今のアップルにとって過去はスティーブ・ジョブズは戻ってくることが出来たが
彼が亡くなってしまった現在はアップルはもう無理なのかもしれませんね。

スティーブ・ジョブズが生きていたらiOS6のリリースは延期していたと思いますよ。
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この回答へのお礼

おっしゃってるようにジョブズなきあとのアップルは やはり変わってしまっているのでしょうか。
驚くようなアプリを広く集め使いこなせる仕組みを作り上げそれにより世界を席巻してきたアップルの方向性が違ってきている感がありますね。
株の時価総額が世界最高になり変わってしまったのでしょうか。
今回のiOS6では iOS5の時のような感動がなく、地図とYouTubeでどうしてと考えさせられますね。
今までのiPhone、iPadは 感動がありましたが 今回のiPhone5は どうでしょうか。

お礼日時:2012/09/23 23:15

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