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身内が「肺がん」に罹り、現在「抗がん剤」治療中です。
知人から、「陽子線治療」を進められ調べております。
そこで、「陽子線治療」について3点質問させて頂きます。

1.「陽子線治療」は先進医療として認められ、優れた治療成績も上げているのに、未だ健康保険の適用になっていないのは何故でしょうか?

2.「陽子線治療」による治癒率、すなわち治療成功率はどの程度でしょうか?

3.「強度変調放射線治療(lMRT)」は、たしか健康保険適用になっておりますが、サイトで調べた限りでは、治療方法は「陽子線治療」と良く似ているように思いますが、双方の治療上の違いは何でしょうか?

以上、宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

No.1です。



(Q)ステージは、がん細胞の大きさのみで決めるのでしょうか?
(A)いいえ。ポイントは、転移と浸潤です。
ステージIVと判定されるには……
(1)転移がある。
(2)気管・気管支に浸潤がある
(3)縦隔、心臓、大血管、反回神経、食道、椎体に浸潤がある
という(1)~(3)のいずれか1つがあれば、ステージIVです。
なので、元の癌が小さくても、(1)~(3)のいずれか1つが起きれば
ステージIVとなります。

(Q)上記状態では「陽子線治療」も「強度変調放射線治療(lMRT)」も無理でしょうか?
(A)陽子線治療は適用外です。
IMRTについては、適用できる場合もあるので、
医師と相談してください。

抗がん剤で、腫瘍が小さくなっているのならば、
ある程度まで小さくしてから、IMRTをするという選択肢もあります。
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この回答へのお礼

適切な回答を、ありがとう御座いました。
よく理解できました。

お礼日時:2012/09/25 20:56

肺癌のステージIVは、遠隔転移がある人に限られます。


ただ、肺癌の場合は、胸水にがん細胞がでている、反対側の肺にも腫瘍がある、というものも遠隔転移と同じ扱いになります。

このような場合は、他の臓器に転移があるのと治療方法・治療成績が同等になるということで、他のステージに該当する治療は効果を上げない、ということになります。

詳細については、主治医にお尋ねください。

粒子線治療は、実施施設が少ない(標準的に行える治療ではない)ことなどから健康保険の対象になっていません。
また、そもそも転移のないがんだけにしか治癒としての効果は期待できない状態なのも、他の人がお書きになった通りです。
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(訂正)



高LET ⇒ 低LETの間違い

すまぬ
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こんにちは。

余り詳しくはないので参考程度に

肺がんという事で、専門の病院で聞くのが一番よろしいかと存じます。出来る事と出来ない事があります。

1 サイクロトロンが必要で、高いからです。
  保険適用になると高額医療に入ってしまうからさらに保険サイドの出費がかかります。

2 標的の的にブラックピークを合わせます。そこだけ破壊し、細胞を殺してしまうので治ります。
  ただ理解してください。当てた所だけ細胞が破壊されるんですよ。
  だから成功率も何も転移した所全てが治るわけではありません。

3 高LET(LET:線エネルギー付与というらしい。標的理論が主体)放射線を使うことは共通。

  陽子線治療⇒粒子線特有のブラックピークを利用して単一部位に当てる事ができる。
  IMRT⇒電子をマイクロ波で加速してターゲットに当てることで高エネルギーエックス線を出す
  深部線量百分率により線量計算して単一部位に高線量を当てる。

要するに治療の目標となるのは「単一部位」で切るまでしなくとも、細胞破壊で済ます治療法であるということを理解してください。
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この回答へのお礼

迅速な回答、ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2012/09/25 11:57

(Q)「陽子線治療」は先進医療として認められ、優れた治療成績も上げているのに、未だ健康保険の適用になっていないのは何故でしょうか?


(A)健康保険の目的は、誰もが「平等」に治療を受けられることです。
陽子線治療は、施設数が少なく、運が良くないと受けられません。
とても、「平等」に受けられる状態ではないからです。

(Q)「陽子線治療」による治癒率、すなわち治療成功率はどの程度でしょうか?
(A)I期の非小細胞がんの場合、2年生存率は8割。

(Q)「強度変調放射線治療(lMRT)」は、たしか健康保険適用になっておりますが、サイトで調べた限りでは、治療方法は「陽子線治療」と良く似ているように思いますが、双方の治療上の違いは何でしょうか?
(A)使用する放射線が違います。
IMRTは、通常のX線です。
陽子線は、その名前の通り陽子線です。
陽子線は、X線にくらべてより深部で、効果が発揮されます。
つまり、皮膚など浅い部分では、効果がない。

IMRTは、X線を当てる場所をコンピューター制御により変えることに
よって、患部により集中して照射できるようにしたシステムです。

陽子線の適用は、「I期の非小細胞がん」です。
質問者様の場合、抗がん剤治療中ということは、
手術不能で、抗がん剤治療をしていると言うことだと思います。
手術不能ならば、IIIb期より進行しているということであり、適用外です。
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この回答へのお礼

迅速な回答、ありがとうございました。
「rokutaro36」様のご指摘通りステージIVで、手術も放射線治療も出来ない状態です。
肺がんの種類は「扁平上皮癌」です。医師の説明では、発ガン部位が動脈に近いこと、関質性肺炎があること等から手術は無理と言われました。
がん細胞の大きさは、現在は小さくなっておりますが、当初は5cm以上の大きさでした。ただ、転移は無く発ガン部位は一箇所のみなので、何故ステージIVなのか理解できません。

失礼とは思いますが、「お礼」の場を借りて再質問をさせて頂きます。

1.ステージは、がん細胞の大きさのみで決めるのでしょうか?
2.また、上記状態では「陽子線治療」も「強度変調放射線治療(lMRT)」も無理でしょうか?

以上、宜しくお願い致します。

お礼日時:2012/09/25 12:04

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