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いつも楽しく拝見させて頂いています。

英語の哲学関係の本を読んでいるのですが、どうしてもぴんとこない部分があるので、英訳をお願いできたらと思います。

Now we call that which is in itself worthy of pursuit more final than that which is worthy of pursuit for the sake of something else, and which is never desireble for the sake of something else more final than the things that are desirable both in themselves and for the sake of that other thing, and therefore we call final without qualification that which is always desirable in itself and never for the sake of something else.

内容にずれがなければ、意訳でも結構です。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

直訳


今、我々は、何か別の物を得るために追い求める価値があるものより、それ自体に追い求める価値があるものがより究極的と考える。そして、それは、何か別の物を得るために手に入れる価値などは決してないもので、別の物を得るためとそれ自体の両方に手に入れる価値のある物より究極的と考える。それゆえに、別の物を得るためではなくそれ自体が常に手に入れる価値がある物が無条件で究極的と考える。
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意訳1
今、我々は、探し物の代替え品より、探し物自体がより究極的と考える。そして、その何者にも代え難い探し物は、探し物の代替え品でかつ探し物となる物より究極的と考える。それゆえに、探し物の代替え品より、それ自体が常に探し物というのが無条件で究極的と考える。
意訳2  「探し物」ー>「求める物」
今、我々は、求める物の代替え品より、求める物自体がより究極的と考える。そして、その何者にも代え難い求める物は、その代替え品でかつ求める物となる物より究極的と考える。それゆえに、求める物の代替え品より、それ自体が常に求める物というのが無条件で究極的と考える。
意訳3  「究極的」ー>「最終目標」
今、我々は、求める物の代替え品より、求める物自体がより最終目標と考える。そして、その何者にも代え難い求める物は、その代替え品でかつ求める物となる物より最終目標と考える。それゆえに、求める物の代替え品より、それ自体が常に求める物というのが無条件で最終目標と考える。
意訳4
今、我々は、探し物の入った器より、探し物自体を最終目標と考える。そして、それは、決してその器を探すために望ましい物ではなくて、探し物を探すために見つけなくてはいけない器より最終目標と考える。それゆえに、探し物の入った器より、常に探し物が無条件で最終目標と考える。
意訳5 「探し物の入った器」ー>「探し物の探し方」
今、我々は、探し物の探し方より、探し物自体を最終目標と考える。そして、それは、決してその探し方のために好ましい物ではなくて、探し物を探すために見つけなくてはいけない探し方より最終目標と考える。それゆえに、探し物の探し方より、常に探し物が無条件で最終目標と考える。
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--- keys ---
call O C = that… pursuit が O で、more final… else, が C
which = [関係代名詞]。制限用法主格。
in itself = それ自体(の中に)
worthy of pursuit = 「探す価値のある(もの)」と考え、「探さなければいけない物」=「探し物」としました。
more final = この表現が第1の関門でした。辞書によると、final という形容詞には、「比較なし」とあります。final は、「あるシリーズの最後」が基本と考え、「よりゴールに近い(もの)」という感覚で捉えました。
for the sake of = for one's sake = 第2の関門でした。sake は、「利益/目的」なので、日本語表現に悩みました。「……の目的のための」と考えると、直訳のようになります。「……の利益のための」ということは、「ために」の後は、その利益となります。
He built a new house for the sake of his old parents.  He built a new house for his old parents' sake.
つまり、parents' sake = a new house = 「利益」と、なります。そこで「交換」のイメージの for として考え、「代替え品」という訳を試してみると、しっくりしていると感じました。ただ、この「代替え品」も見つかっていない(追求しなくてはいけないもの)という前提がなかなか出せませんでした。

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,and which is = 第3の関門でした。which の先行詞で悩みました。最初の that だという結論です。
and which… of that thing = 文の前半と、同じ構造と捉えました。and (that) which … more final than…
desirable for the sake of something else = 「別の物のために持つに値する」。

the things that are desirable both in themselves and for the sake of that other thing = 第4の関門でした。
desirable in themselves =「それ自体持つに値する」
desirable for the sake of that other thing = 「別の物のために持つに値する」

we call final…. = SVCO = O (that 以下)が長いので、文尾に引っ越し。
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拙訳の中では、私自身、意訳の4が分かりやすいと思っています。
一番の key は、最も more final なもの、which is in itself worthy of pursuit が series の final にあるという点です。その series の手前にあるものが、対比されるものと考えれば、案外、何に置き換えても文意は成り立つと思います。例えば、競泳の最速ゴールタイムが more final なら、その手前の最速ターンの練習は、less final となります。

以上、少しでもお役に立てたでしょうか? ★ydna★
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1)that which がよく出てきますが、「~のもの」と訳します。

以下、意訳になります。直訳はほぼ無理な英文です。

2)Now we call that which is in itself worthy of pursuit more final than that which is worthy of pursuit for the sake of something else,

 われわれは、それ自体追求するに価するものを、他のものを手に入れる手段として追求するに価するものよりも、より究極的となす。

3)and which is never desirable for the sake of something else more final than the things that are desirable both in themselves and for the sake of that other thing,

 後者(=他のものを手に入れる手段として追求するに価するもの)は、それ自身よりも究極的なものがあるために、欲求を満たすものにはけっしてなれない。なぜなら、後者を欲求するのは、それ自身を欲するからでもあるが、同時に、別のものを求めるために欲しているからである。

4)and therefore we call final without qualification that which is always desirable in itself and never for the sake of something else.

 そのようなわけで、われわれは、それ自身を欲するのであって、別のものを手に入れる手段として欲しているわけではないものを、無条件に究極のものと呼ぶのである。
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