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[『バガヴァッド・ギーター』 (梵: भगवद्गीता, Bhagavad Gītā, [ˈbʱəɡəʋəd̪ ɡiːˈt̪aː], バガヴァド・ギーター、神の詩) はインドの宗教書の一つで、ヒンドゥー教の重要な聖典の一つである。叙事詩『マハーバーラタ』の一部であり、サンスクリットで書かれた詩編である。]とWikipediaにでていますが、それではその英語訳はいつ誰がしたのが、オーソライズされているのですか? 具体的には原子爆弾の開発者であるRobert Oppenheimer が原爆実験成功の時のことを、『バガヴァッド・ギーター』の一節を流用し"I am bocome Death, the shatters of the world." (「我は死神なり、世界の破壊者なり」)と後に回想したそうですが、I am become Death は文法的に理解し難いのですが、元々そういう文章であればそのまま理解しなければと考えています。どなたかお教えください。

A 回答 (4件)

1。

  『バガヴァッド・ギーター』 の英語訳はいつ誰が

    最初の英語訳は、1785年の チャールズ•ウィルキンズ(Charles Wilkins) の訳で、オッペンハイマーの引用は、第11章の32節(下記)からです。 1785
http://www.bhagavad-gita.org/Gita/verse-11-30.html

2。  [I am become Death は文法的に理解し難いのですが、]

    have 動詞の代わりに be 動詞を使う「完了形」は、17世ぐらいまでは使われていたので、最初の英語訳の時は、別に古くさくはなかった可能性があります。

    宗教書を翻訳する際には、擬古文のような荘重さを注入するために使われた可能性が無いとは言えません。しかし今でも下記のように残っています。ここの become も自動詞です。
    http://momosuke225.jugem.jp/?eid=153#
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この回答へのお礼

 ["I am become Death." で have 動詞の代わりに be 動詞を使う「完了形」が、17世紀ぐらいまでは使われていたとのご説明は目からウロコでした。学校でも通常の学習でも出てこない説明で全く驚いていますし、大変勉強になりました。『バガヴァッド・ギーター』 の英語訳はいつ誰がの質問は蛇足で本当に知りたかったのは["I am become Death." が正しい英語かどうかを知りたかったのです。
BIGLOBEなんでも相談の威力の発揮どころの好例と思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/03/11 21:54

    #2です。

早合点をしておりました、ご質問に従いまして、、

1。それではその英語訳はいつ誰がしたのが、オーソライズされているのですか? 

    僕が#2で申し上げたたのは、最初に英語に訳した人と、その年です。

ラーソン(下記)によりますと、英訳だけでも40種あるので、別に「オーソライズ」されたものはないと思います。

    Gerald James Larson (1981), "The Song Celestial: Two centuries of the Bhagavad Gita in English", Philosophy East and West: A Quarterly of Comparative Philosophy (University of Hawai'i Press) 31 (4): 513–540

2。  I am become Death は文法的に理解し難いのですが、元々そういう文章であればそのまま理解しなければと考えています。どなたかお教えください。

    これは#1さんの URL にもありますように、オッペンハイマーがユダヤ人だからドイツ語の影響だろう、とか原因はラテン語(BGの原語がラテン語と思っている人もいるんですね!)にあるとか、結構分かっていない人もいるようですが、僕が#2の2で申し上げた通りです。
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    #2です。

補足です。

    ここに(僕は在米なので、日本で見えるかどうか分かりませんが)オッペンハイマーの言葉があります。引用の句は0:43あたりからです。
    

     We knew the world would not be the same. A few people laughed... A few people cried... Most people were silent. I remembered the line from the Hindu scripture the Bhagavad Gita; Vishnu is trying to persuade the prince that he should do his duty, and to impress him takes on his multi-armed form, and says, "Now I am become death, the destroyer of worlds." I suppose we all thought that, one way or another.

    The quote was something he thought, but he didn't say it. と言うのが#1さんが引用された言葉ですがオッペンハイマーは実際この言葉をカメラの前で言っています。
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この回答へのお礼

OppenheimerのYouTube見ました。良くわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/11 21:58

I am become Death の翻訳は オッペンハイマー本人。


http://www.faktoider.nu/oppenheimer_eng.html

Since Oppenheimer was proficient in sanskrit he read the original text, and the translation is his own; I haven't found any other translation with "am become".

アメリカ人も不思議がっているらしく
http://forum.wordreference.com/showthread.php?t= …

He was in all likelihood translating 'directly' Ich bin Tod geworden into I am become Death instead of into I have become Death. In German, the phrase is not Ich habe Tod geworden, but Ich bin Tod geworden.

というように、(脳内で)ドイツ語から英語に翻訳しているんじゃねーの?と考えている。
しかし父親がドイツから、母親が東欧からのユダヤ人移民であっても、NY生まれだから、母語は英語のように気がするので、ちょっと上の説明は弱いように思う。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/11 22:00

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