A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
炎は現象ですね。
紙を燃やして出る炎は
1.紙が熱分解され可燃性のガスが出る
2.ガスが熱により酸素と結合する
3.その際光と熱が発生する。
4.その熱が更に次の反応を触発する。
という連鎖反応です。
反応している箇所から光が出るので、人の目にはそこに物体があるかの様に見えるんですね。
プラズマや放電なんかはそれに近いものじゃないでしょうか。
(ただしあれは、化学反応というより物理的な反応です。
また連鎖反応であるものもあれば連鎖反応でないものもあります。)
古代ギリシャでは四大元素として「火」が万物を構成する物質の一つとして考えられてましたし、
18世紀初頭は熱とは「熱素」という物質であるという考え方がありました。
メカニズムがはっきりしてないと、物質なのか現象なのかという位置づけは難しいようですね。
我々を構成している電子などの素粒子は現在でこそ物質という扱いですが。
「実は現象に過ぎなかった」とならない保証は何処にも無いですしね。
この回答への補足
回答をしてくださった皆さん、ありがとうございました。
ベストアンサーを選ばずに質問を閉めますが、それはどの方の回答もわたしにはベストだったからです。
それぞれの回答が私の基礎的知識の無さを思い知らせてくれました。
ありがとうございました。(2013/03/23 10:40)
連鎖反応と言う1から4までの説明を見ると、どうしてこんなふうに分析できるのだろうかと驚いてしまいます。
それに現在では素粒子も物質という扱いをしていると教えられると、取り扱うレベルによって物質として扱ったり、扱わなかったりするのかも知れないとも思いました。
こうしていろいろと意見を頂くと、此のような問題の回答をここで安易に求めようと考えることが間違いなのでしょう。
漠然とではありますが、私の素人レベルでは、炎は物質ではなく現象であると受け止めて於いて、良さそうですね。
回答ありがとうございました。(2013年3月17日 16時00分)
No.5
- 回答日時:
NO.2の者です。
光をただの波動と捕らえるか,量子論で捕らえるかで意見が分かれる所かと思います。
私の場合はニュートン力学から,ただの放射線波動と考えて回答しました。
厳密には量子論の立場から考えるべき時代になっているのかな,などと悩んでしまいました。
陽炎は,逃げ水などとも言われますが,これは光波の伝播の問題,大気の加熱による屈折現象と考えます。その場合は,光=波動論→現象論の立場ですが,量子論からすれば陽炎も物質の運動現象と解すべきかも知れません。
波動理論でさえ不十分にしか理解できていませんので,量子論となるとお手上げの状態です。
失礼しました。
物理。
面白いですね。
“物質”の定義が必要なのかもしれませんね。
もう、あるのかもしれませんが。
この世の現象のどこからが物質で、どこからが物質でない、なんて議論もあるんだろうか、なんて思ってしまいました。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
物が燃えるというは、つまり、物から酸素に電子が移動すること、なわけですが。
一般的な「炎」の中には、こくわずかですが、プラズマといって、この化学反応の途中というか、物質から電子が抜け落ちて、物質と電子が別々になって飛んでいる状態になっているものがあります。
つまり、電子は、物質からは完全に離れてしまっているのですが、まだ酸素には到達していないということです。
その他、化学反応の途中の状態をマクロに観察可能な例としては、化学電池があげられると思います。
炎そのものを分析していくと、回答にあるようなことを観察できるんですね?
最初にいただいた回答に「炎そのものを問題とするのであれば物質です」とありましたが、こうしたミクロの世界を思い描いての回答だったのかなと考えてますが。
化学電池についてはもう少し説明が欲しかったです。
ユーチューブに画像があるかと思いましたが見つけられませんでした。
回答ありがとうございました。(2013/3/14 17:00)
No.3
- 回答日時:
科学の世界で、最も大事なことはまずそれぞれの言葉が何を意味するかの共通理解をしておかないとなりませんよ。
What is the mind?
No matter.(なんでもない)
What is the matter?
Never mind.(気にするな)
じゃダメ
古典物理では、物体とは「ある空間を占有し、質量のある物質」とするのが一般的でしょう。
また化学では、物質とは「純物質と(純物質の)混合物であり、純物質とは物質のどの部分を取り出しても同じ物理的性質(沸点とか融点とか密度とか)であるもの。純物質には化合物と単体・・」です。
炎とは、狭い意味で「酸化還元反応のうち、熱や光を伴い激しく進行する変化であり、熱や光を発する部分が気相の場合を炎という」でしょう。
これだけで、炎は物質ではないことがはじめから決まっている。
>化学反応の真っ最中を見ているとした場合、ほかにこうした“現象・化学反応”を見ることはありますか。
有名なところでは
⇒時計反応 - YouTube( )
⇒振動反応 - YouTube( http://www.youtube.com/results?search_query=%E6% … )
>氷が水に変わる瞬間を炎のように見ることは出来ないと思いますが、
⇒過冷却の水 - YouTube( https://www.youtube.com/results?search_query=%E9 … )
言葉の定義の重要なことを改めて思いました。
炎、の定義もこうして提示されてみると、まったく隙がなく納得できます。
時計反応、振動反応、過冷却の水、それぞれ学びました。
これらの変化が一瞬であるのに対して、そうではない炎の特殊性を感じます。
回答ありがとうございました。(2013/3/14 16:43)
No.2
- 回答日時:
「炎」とは「火炎」の炎ですね。
燃焼に伴う炎(ほのお)でしたら,一般には酸化現象であって,化合反応の特性を示す「現象」です。
「炎」そのものが物質として扱われることはありません。高エネルギー状態での「現象」です。
化学反応以外に,核分裂や核融合の反応では,太陽表面のような炎の揺らぎが見られますが,これも「物質」では無く,仏質の変化に伴う「現象」です。
この様な熱と温度に関わる現象は,高温になるほど激しくなります。
氷⇔水は低温域での低エネルギー反応ですから,炎を伴いません。
炎は,高エネルギーでの可視光放射でもあります。
酸化現象と云うのが面白いです。確か鉄が錆びるのも酸化ですよね。
でも錆は酸化の結果の物質。
炎は酸化している最中の現象、だから物質とは云えない。
なるほど。
化学反応と云うより化合反応と云う表現の方がより適当かとも思いました。
炎は揺らぎ。
あの地表近くで見られる陽炎、これとはまた別ですよね?
あれは光化学反応、と云うべきものなのでしょうか。
それとも単に光学的反応、か?
炎は可視光放射、近づかなければ温度は感じないし、そう思えば可視光放射という表現は納得できます。
回答ありがとうございました。(2013/3/14 16:20)
No.1
- 回答日時:
>それとも化学反応と云う“現象”と捉え、物質とは見なさないですか。
炎そのものを問題とするのであれば、物質です。
炎が出て単に色を問題とするのであれば、現象です。
四つの回答をいただいてからの感想です。
炎そのものを問題とするのであれば、物質です。との回答をいただきましたが、それと正反対の回答が寄せられてしまいました。
「そのもの」という表現にある思いが込められているように感じます。
現象している、あるいはさせている物、それ自体は物質である、と云ったような意味に捉えてみました。
また色は物質ではなく“現象”であるというのは「光」にも当てはまるのでしょうか。
こんな疑問も起きました。
回答ありがとうございました。(2013/3/14 15:55)
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