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カラープリンターなど昔は高嶺の花だったのに、今はどうしてこんなに安いのですか?
どんなに簡素化してもこんなに安く売れるはずないと思うのですが・・・

キャノンのIP2700なんてホームセンターに山積みされて3000円台って!
インクセットより安い・・・

A 回答 (5件)

プリンターはもう枯れた技術です。

当初はハイテク製品だったけど、今はもうローテク製品なんです。要するにもうプリンターは機能で他社製品と差別化できないので価格競争しかない製品になっているということなんです。

ゲーム機や携帯電話とも似ています。ユーザを囲い込むことが収益機会になる。ゲームソフトはゲーム機ごとに互換性がありません。A社のゲームソフトはB社のゲーム機では遊べない。携帯電話はハイテク製品だけれど囲い込めば、毎月の契約につながる。

プリンターも同じでA社のインクはB社のプリンターで使えないし、インクは消耗品なので継続的な収益機会につながります。

ゲーム機も携帯電話も複数のメーカが激しく囲い合い競争をしています。それはプリンターも同じで、市場はCANONとEPSONの2社が寡占していて激しく競争しています。囲い込めば、量産効果で、製造原価を低くすることができるのです。

テレビだって市場に登場した当初はものすごい高嶺の花だったのだけど、量産効果で枯れた技術になって中進国のメーカーでも安く製造できる時代になりました。それはブラウン管テレビの話ですけどね。昔はカラーテレビは隣近所から羨望の眼差しで見られるような高額商品だったのですよ。一家に1台というより家宝みたいなもので、カラーテレビを買っただけでお父さんすごいと子供は狂喜乱舞した時代がありました。それがいまでは・・・。

といった事情でプリンターは安く販売できるのです。実際のところはプリンターはインクの販促景品みたいなものなのです。
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ランクの違うプリンタの機能と仕様を見比べるのと、使い方から考えるとわかると思います。



前は、スキャナ、プリンタとは別々で使われてきましたが、今はスマホから印刷、複合機、無線LANによる印刷へシフトして、機能なしの単体だけが売れにくくなっています。低ランクのプリンタは単体でも売れるようにするには、価格を安くして叩き売っている状態になっているほど。

それだけ厳しい販売ですから、それほど儲かっていないです。そのうえ数年たてば修理できないようにして、プリンタを少しでも多く売って、儲かりたい感じです。
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プリンタの修理屋です。



軽い誤解があるといってよいでしょうね。
技術的なピークはとっくに過ぎて、価格を安くするしか売る方法がないという見方も一理ありますけど、利益を上げるための販売とは考えられない値崩れです。

中がスカスカで安いつくりという意見もありますけど、それは安く売るためのコストダウンをした努力の痕跡です。
そんな状態でもキッチリと機能は確保しているのですから、立派な物といえるでしょう。


プリンタの含めて、多くの電気製品は「標準価格」と言うものが存在せず、オープン価格(という制度)で販売されています。

これは、販売店が自由に価格を決めることが出来るという制度です。
極端なことを言えば、仕入れ価格より大幅に安い価格で販売することも可能なのです。
まあ、ダンピング(不当廉売)になるとまずいので、可能な範囲でという事になるのでしょうけどね。

例として挙げられた iP2700 はたしかに安いです。
交換用のインク1セットよりも安く売られていますね。
本体には同じインク(パッケージはないですけど)がついていますので、交換用のインクを買う理由もないくらいです。

ただ、こういう販売は明らかに異常です。
理由はいくつか考えられるのですけど、
ここ数年、量販店が提携して、より大型化する事が続きました。
メーカーから商品を購入するときの価格交渉は数量で変わってきます。
我々のレベルでも10台とか100台という単位になると仕入れ価格を少しだけ下げてくれることがあります。
我々は、そんなに仕入れても売れませんし、それだけの資金を用意するのが大変です。


ところが、大量仕入(おそらく1万台単位なのでしょうね)になると、メーカーの値引幅も半端ではなくなります。

標準価格がなくなってしまいましたので、価格のものさしがなくなってしまいましたけど、メーカーのネットショップの価格が標準価格と考えても良いでしょうね。
iP2700 は、7,980円で販売されています。

我々の仕入れ価格は、その価格に応じたものですが、昔に比べると仕入率は大幅に上がっています。

価格.comなどで調べてもらうと判るでしょうけど、一番高いお店のデーターはメーカーの価格よりも高くなっています。
仕入れ価格を知っている身からすると、その数字はいたって当たり前の価格です。

大量仕入による値引は50%までは行っていない気もするのですけど、他の機種との合わせての商談ですから、利益幅が多く確保できる商品もあるはずです。
販売店はそこで調整して、目玉商品としてiP2700のような商品を作っているのでしょう。
一番の売れ筋の商品などでは利益をキッチリと確保しておき、その一部でiP2700で発生した損を埋めるという考え方です。


どこの会社でも赤字が続けばつぶれます。
利益が出ているという事は、見かけは大安売りでも、そこで利益が出ているか、他の商品で大きな利益を出しているか・・・・
でも、その利益は確実に消費者の財布から出たお金の一部という事です。


逆に、本来の利益の源であるインクでは大幅安売りなどしている店はないでしょうね。
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プリンター分解すると中がいかに空間か解ります


昔はこの空間を高く買わされてた!・・・・
しかしインクは高い!どう見ても原価100円以下
なのに、1000円で堂々売ってる・・・
まさに道具安く売ってあとは材料で稼ぐ・・・・・
現代商法でしっかり稼いでます、ご心配なく、
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プリンタの値段を低く抑える代わりにインク代で収益をあげるビジネスモデルのためです。


そのためメーカー純正品のインクではなく互換インクばかり使われるとメーカーとしては収益がなくなることになります。
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