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昔、下記のようなことを何処かで読んだ記憶があります。
古代の日本人の数の数え方に関係している、とかの説明があったような記憶があります。
ただし、今考えてみると、本当に読んだのか、どうか曖昧です。

ひとつ(Hitotu)の倍がふたつ(Hutatu)  H →  H
ふたつ(Hutatu)の倍が、よっつ(Yottu)  H →  Y
みっつ(Mittu)の倍が、むっつ(Muttu)  M →  M
よっつ(Yottu)の倍が、やっつ(Yattu)   Y →  Y

ふたつの場合は除いて、他の場合は、頭のアルファベット(子音の発音)が同一ですね。
この関係が何か意味を持っているのですか? あるいは、タダの偶然ですか?

A 回答 (3件)

「ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・ここぬ」は「声に出して唱えながら数えるときのことば」として、上代期での数唱和の語根です。


その中で、「や(八)」は偶数の最大数としてだけでなく、物を誉めていう言葉として「弥」とも記され、神話の中では頻りに用いらえたと考えられています。
参考:「古語大辞典」小学館

そして、「よ(四)」の倍数でもあるとみなされています。
「む(六)」もおそらく「み(三)」の倍数に因むとされています。
参考:「国語大辞典」小学館
「む【六】(み(三)の母音変化により倍数を表わしたもの)数のろく。むっつ。」
「や【八】(よ(四)の母音交替形としてその倍数を表わしたもの)」

それ以外の数の相関関係においては定説はありませんが、「ひ(一)」と「ふ(二)」には「Fi(ふぃ)」と「Fu(ふぅ)」と見れば母音変化と取れそうにも思えます。
参考:「邦訳日葡辞書」岩波書店
「Fito ひと Fitotzu(一つ)に同じ。」「Futatzu ふたつ 二つ。」
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この回答へのお礼

早速のかいとうありがとうございました。
<、よ(四)」の倍数でもあるとみなされています。
「む(六)」もおそらく「み(三)」の倍数に因むとされています。>
ですね。
母音変化や母音交替形によって、倍数を表わしたものなのですね。
面白い数え方だったのですね。

お礼日時:2013/04/27 07:54

>>ただし、今考えてみると、本当に読んだのか、どうか曖昧です。



   いえ、これはいろいろなところに書いてありますから、お読みになったものと思います。例えば『時代別国語大辞典』の上代編(昭和42年、三省堂)に、上代語を概説した部分がありますが

    「これは、fi(to)-fu(ta)、 mi-mu、 yo-ya という倍数関係で構成されたのではないかといわれる。」p.36 (to と yo の o の上には上代の乙種母音を表すドイツ語のウムラウトのような点が二つあります、上代母音の論争以前です。)

   とあります。

    これは9以下の数組織によくあるように、有限で、先へ延びません。#2さんのご指摘にあるように、最大の4の倍なので、ヤチヨは「永久」とかヤオヨロズは「多数」といった、インフィニティー的な意味になります。

   多分古い母音交代による造語法の名残だろうと思います。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
1、私は、読んでいたのですね。
2、昔は、8が最大(永久・多数)だったのですね。
3、
<古い母音交代による造語法>
ということは、この倍数表示は、数え方というより、言葉の造り方を表していたのですね。

お礼日時:2013/04/27 08:12

そもそも



ひふみよいつむななや(一二三四五六七八)

のそれぞれに、数詞を表す"つ"を付けたので当然の帰結

特別な意味もないし、偶然でもない
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
1、
<特別な意味もないし、偶然でもない>
のですね。
2、そして、
<ひふみよいつむななや>
が先にあり、その後で、ひとつ・ふたつ・・・が出来上がったのですね。

お礼日時:2013/04/27 07:44

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