プロが教えるわが家の防犯対策術!

プロのロードレースで使用されるフレーム素材はほとんどがカーボンだと思いますが、
アルミ/クロモリはプロレースの現場からはすべて駆逐されてしまったのでしょうか?

ツール・ド・フランス2013などどうなっていますか?

ご所見いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

他の方の助言通り、スポンサーメーカーの支給するフレームに乗らされるのが プロで、


支給されたフレームで、結果を出すのが仕事です。 これによりメーカーは、市場販売を拡大させるのが、
スポンサー出資の目的です。

カーボンも様々ですが、出来の良いフレームは、適度な撓みと、反発力(撓んだ後の戻り)で 踏み込んだパワーを出力として上手く使えるのがカーボン 乗り心地の面でも良いと言われます。
現状 ロードレーサーとして最適な素材だと、個人的には、思ってます。
(中華の安物は、見た目だけの出来で、乗ると変なフレームと感じるでしょう)

アルミは、反発力が鈍く、強度を持たせるには、太く厚くなってしまい 軽く作れるようで 実際は、重いフレームになりやすい 溶接からしばらく寝かせる期間を置かないと 固さが出ないなど レースなどに不向きな面もあります。ロードには、あまり最良な素材では、無い様に感じます。

Cr-Mo クロモリは、細く薄く作れ パイプ素材も様々で 色々作れます。
クロモリでも、足が有るレーサーが乗れば、勝るでしょう。しかし時代は、カーボン カーボンの弾性反発力は生み出せません。し 企業の利益を生み出させるには、カーボンの量産に勝るものは、ないでしょう。
クロモリフレームとなると ロー付けする職人 ビルダーが必要になります。誰でもできる訳ではなく。
腕と才能のある職人がいなければ作れす 量産も難しく、コストも上がってしまい 今や コレクターしか手が出せないような世界です。
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この回答へのお礼

返答遅くなりすみません。

大変わかりやすいご回答ありがとうございます。素材それぞれの性能面の特徴がわかりとても参考になりました。まとめると以下のとおりでしょうか。ありがとうございました。

カーボン
・弾性反発力が良い(たゆみと反発力、パワー伝達)
・乗り心地が良い

アルミ
・重くなる
・剛性を得るのに時間がかかる

クロモリ
・弾性反発力はカーボンに劣る
・製造コストが高い

お礼日時:2014/06/10 20:34

ヨーロッパのレースでは,真っ先に金属フレームが駆逐されました。

これには理由があります。ヨーロッパのレースで走ります路面状況は,石畳みがあったりしまして,日本のような綺麗な路面ではありません。ですからカーボンは,微振動は抑えられ,衝撃は一瞬で収り,不快ではないですし,疲れません。路面追随性が高く,跳ねないからよく進みます。荒れた路面では,カーボンの圧勝なのです。ですからスポンサー云々ではなく,トップ選手が,カーボン以外を使用しなくなって金属フレームが駆逐されたのです。

金属フレームの時代には,フレームをプロチームに供給するだけでした。しかし,現在は,選手とフレームを共同開発するようになりました。そのために,単にフレームを供給するだけでなく,チームに億とも言われる程高額な開発手数料を払ってフレーム供給をしています。

UCI規定に,「使用機材は,市販されているか市販されるものでなくてはならない。」と言うものがあります。さらに,ノーマルフレームと言われますピュアーロードレース用機材,TTバイクと言われますTTレース用機材,荒れた路面用のクラシックレース用機材,ヒルクライム用機材等々多数の機材が必要になりました。これらの機材は,カーボンでこそ最適なフレームの製造が可能なものです。過去には,金属フレームのTTバイクが売っていましたが,ほとんど売れませんでした。そのように,これら全ての機材を金属フレームで作りましても,買う人がいないと,レース用機材として生き残れません。

ほとんど唯一,金属フレームで戦っている「ラバネロ」というチームが日本にあります。タカムラ製作所が,イタリアのチューブメーカーであるデタチャイ製チューブで作りましたアルミバイクですが,タカムラ製作所が「ラバネロ」の母体ですから当然と思います。
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この回答へのお礼

返答遅くなりすみません。

実際にレースで走る選手にとってもカーボンは「勝てるフレーム」だったのですね。

trekはファビアン・カンチェラーラなどと共同開発してDOMANEを作った、などが例でしょうか。

カーボンは形状可塑性の面でも他の素材を凌駕してしまうのですね。

クロモリは確かに重いですが、走っている時の「バネ感」は好きです。

お礼日時:2014/06/10 20:44

フレームではなくホイールですが、以前スポンサーの関係で1日だけアルミのホイールを履いたチームがあったんですが、あまりに不評で、翌日にはカーボンにしたそうです。


同じことで、フレームだけでなく、どんどんカーボンになっていくんでしょうね。
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この回答へのお礼

返答遅くなりすみません。

アルミにはアルミの良さがある、ということはとりあえず置いておいて、ホイールではやはりカーボン製の方が良かったんですね。素材それぞれに良いところがあることを鑑みてもお釣りが来るくらいカーボン製の性能が抜群だということなんでしょうかね。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/10 20:27

駆逐されてしまったという表現は正しくないと思いますよ。


ツールなどはプロのレースです。
つまり、性能はどうあれ、フレームメーカーが売りたいフレームがプロ選手に供給されます。
つまり、性能的に劣っているから使われていないわけではなく、選手はチームからスポンサーの物を使うように言われているから使っているだけです。

これはフレームだけじゃなくコンポなどのパーツに関しても同じです。
それでもこだわりがあるトップ選手は、スポンサー外のメーカーの商品のロゴを変えて使っていたりしますけど、そーゆーのはごくごく一部れの例外ですねー。
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この回答へのお礼

返答おそくなりましてすみません。

「性能そのもの」より「スポンサーが売りたい商品」が選手に提供されているということですね。スポンサー外のフレームだとランス・アームストロングが1999年のツールでlitespeedを使ったとかですかね。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/10 20:23

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