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液晶テレビとプラズマの違いとはなんですか?値段が全く違いますが・・・

A 回答 (4件)

既にある程度回答がありますが、いくつか補足です。


液晶は、未だに反応速度の面ではブラウン管やプラズマには劣ります。これは、TFTでも言えることで反応速度は改善されているとはいっても明らかに動きの速い動画で比べれば残像が残ったようなちらついた画像が描写されます。また、TFTであればどれも十分な応答速度があるわけではありません。TFTにもTN型、S-IPS(IPS)、MVA(VA)など多様な種類が存在し、TFTと名が付けば優秀というわけではない。

液晶の欠点としてはバックライト方式故、本来の黒という物の再現が弱いという特徴があります。いくら光の流れを反射させて遮ってもどうしてもバックライトによっての浮いた黒が再現されてしまいます。
そのため、白黒を再現した場合のコントラストは大幅に低下してしまうという欠点があります。また、解像度についても技術的に22型画面程度でも1920×1080ドットのハイビジョン表示をサポート可能ですが、コストの面などでフルハイビジョン表示対応の製品がないのも欠点。現状ではディザリングによってハイビジョン相当の画像を再現します。

ただ、バックライト式であることで、発熱は最小限、液晶素子の劣化も最小限であるため、長い寿命を持つのが一番の強みとなります。製造は大型な製品より小さなテレビに向くため、5型程度から42型ぐらいまでとなります。価格はこなれ気味ですがまだ下がる。

現在用途はまだ限定されていますが、次の世代となる無機EL、有機ELなどの液晶も登場してきています。これは、コントラストの欠点などを克服しより明るく再現できるという特徴がある、バックライト要らずの液晶ですが、欠点として劣化がまだ早いという弱みがある。



プラズマは、既に回答があるようにプラズマ放電を用いた蛍光灯の原理を使っており、大きな画面にRGB三色のセルを敷き詰めて再現します。そのため、発熱が大きいのが特徴。熱として逃げる漏れ電流(リーク)も多いため、消費電力も比較的大きくなります。解像度は、技術的に70~80型クラスでないとまだフルハイビジョンに対応することができません。現状ではそのサイズの一部の製品を除きディザリングによってハイビジョンを表示します。

この強みはとにかく画質の深みにあります。ブラウン管並かそれ以上のコントラストを再現できるのが特徴で画質面では薄型テレビでは圧倒的に良いのが特徴。また、技術的に大画面化に向いており、小型な製品より大型なほどその性能を発揮できます。製品は一般に40型ぐらいから80型ぐらいまであります。

現在は、次世代の省エネ低発熱プラズマの開発を各社急いでいます。どちらも、まだ始まったばかりの技術。一足早かったのはPCのディスプレイとして普及した液晶です。これは小型画面に最適ですからね。最近は、PC用では画質面での欠点克服を目指したディスプレイも登場しておりテレビとしてそのような製品が出るのも近いかも・・・

後者のプラズマは企業や官公庁などの施設での普及も本格化しており、家庭内での利用率も高い。ただ、やはり棲み分けとしてどちらかというと大型なものが中心であるため、現世代では液晶がカバーしている小さな画面の市場には浸透できないことから、これからもっと開発、改良が必要。
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液晶テレビとプラズマテレビ(PDP) に簡単な違いが書いてあります。


後付け加えとして、寿命は現時点ではPDPはブラウン管と同じぐらいと思ってください。
消費電力は液晶の方が低いですよ。
僕の予想ですがPDPは最近できた商品なのでしばらく様子を見ていた方が良いかもしれません。
数年たてば良い物が安く手に入るかもしれません。
僕自身も、新商品は絶対に避けますいろいろありますので・・・。

参考URL:https://www.ebest.co.jp/tsubo_tv.htm#01
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画面の一つのドットが、光りの三原色である赤、緑、青からなっているのはご存じですよね?



ディスプレイに目を近づけてよ~く見ると、これらの点が集まっているのがわかると思います。

で、これらの3色の発色を制御するために放電現象を利用したものがプラズマ、トランジスタによるスイッチング作用を利用したものが液晶です。

プラズマの場合は放電により自分で発光しますが、液晶の場合は単に(わかりやすくいえば)色フィルターを開け閉めしているだけですからバックライトにより光を当ててやらないといけません。

もともとはTFTも高価と言われていましたが、ある程度枯れた技術になってきたせいもあり廉価になってきました。

いま、5年前の液晶にいわれていた高価、発熱が多い、製造が困難といったものがプラズマに向けられています。
おそらく、もう4、5年経てば相当普及するでしょう。


ところで、ここで述べた液晶の説明は、現在の多数派であるTFT方式と呼ばれるもので、液晶の弱点と言われていた反応速度の遅さ、発色の鈍さを克服したものですが、ディスプレイ一杯にトランジスタ回路を構成する作業が非常に困難で、そのため、画面上に死んだ点(いわゆるドット抜け)という現象が生じます。

これ以外に、STN、DSTNという方式もありましたが、廉価なポケットテレビや家電製品用の液晶パネルに一部採用されているのみです。#1さんの参考ページにある「液晶は速い動きが苦手」という記述は、このSTN、DSTN方式の特徴です。
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