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国産小型ロケット、イプシロンはアメリカ人の力を借りずに日本人の設計・製造で作られた固体ロケットだそうです。

もし、固体ロケットを使うミサイル迎撃システムを日本人の設計・日本製の部品・ソフトで作り上げたら、北朝鮮のミサイルが発射されても、迎撃準備中に打ち上げ検査システムがカウントダウンを辞めてしまうなんてことが考えられるのでしょうか?

アメリカ人の作るものは、飛行機でも、車でも、日本製よりもダサいですが、キチンと動く、とりあえず性能は低くても、動く。「無事これ名馬」的な側面があるような気がします。
シボレーのコルベットなんて、ホンダのNSXに比べたら遥かにローテクですが、それでも値段が安くて、かならず一発でエンジンが掛り、時速250キロ位は朝飯前で大丈夫。こんな感じですね。

Boeing 737なんてまるで20世紀の遺物に見えますし、設計のスマートさでは三菱のMRJには全くかないません。しかし、とりあえず新旧合わせて世界中で数千機が毎日飛んでいる。MRJは最先端のカーボン製の主翼だったかもしれませんが、最初の計画通りに飛べない。なんどもローンチをデコミットして、結局、だれも見向きもしなくなるかも、、、。

質問
1.日米の航空宇宙技術の根本的な差は何でしょうか?
2.日本の航空宇宙技術はアメリカのそれとくらべてみると何年当時ぐらいでしょうか?1980年代?1990年代?

A 回答 (11件中1~10件)

1、予算です。

アメリカは日本より多額の予算があり、複数の機体を打ち上げることもありました。
 しかも、アメリカなどと共同で行う事もあり、有る程度技術が流出しやすいこともあります。だから、うまく出し抜く必要も有ります。アメリカが出来ないだろうと思われることをやってのけるのが日本のすごさです。低予算だからこそ、アイデアを出してしていくのです。
2、機体の純国産というのは上手にしないと難しい。これは決まり事があり、実証する機体であれば日本の技術で多く作れますが、商業的なものだと入札をしないといけないそうです。
 技術的にはアメリカなどと劣らないと思いますが、かけられる予算が少ないために出来ない事も多いですね。

 小惑星探査機のはやぶさの関連本など読みますと、このあたりが書かれています。映画も出来ていますので、それでも日本の状況がわかりますね。

 いくつかの実験用の機体を造り、いくつもの失敗やら不具合など出してきたからこそ、最終的には問題点を改善したものが出されてきます。これが出来れば良いのですが。

 
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この回答へのお礼

予算の制約は確かにあると思います。
しかし、今後とも、アメリカや中国には財政規模でかなわないわけですから、予算の制約が失敗の原因とされるなら、JAXAは商用ロケット打ち上げビジネスに手を出すべきではありませんよね。

JAXA自身の試算によって、打ち上げ一回38億円で可能と踏んだのですからね。

しかし、商用旅客機のローンチに関しては、ブラジル人やカナダ人ができることさえ「日本人には無理」という現実を突きつけられたようで、残念でしょうがないですね!

お礼日時:2013/08/29 09:12

1. コロンブスの卵です。

コロンブスのさまを見て、我々もできる。誰かがしないと、自信がない。
パくれない。
2. 知りません。
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この回答へのお礼

ご苦労様でした。

お礼日時:2013/09/01 10:55

>2010年夏から開始されたイプシロン・ロケット・プロジェクトでは、


>3年の間に何百回かのテストも行わずに本番ローンチに臨んだとお考えですか?

今回の打ち上げは試験機第1号です。打ち上げは今回が初めてです。
実証試験はこれからなんです。

飛行機でいえば、プロトタイプの初飛行です。

ちなみに試験機ででた問題点を吸収した改良機は 2017年が予定されています。
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この回答へのお礼

実証試験がこれからなのに「絶対成功します」とか言ってしまったPMがおったので、皆が勘違いしてしまったのでしょうね。

自信過剰ってもの大きなリスクですね。

有難うございました。

お礼日時:2013/09/01 10:57

なるほど, 「日本のものはしょぼい」という「自説」の補強材を探しているだけか.



ちなみに教えてほしいのですが, イプシロン・ロケット・プロジェクトでは 3年の間にいったい何回の発射実験を行ったのですか?
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この回答へのお礼

>「日本のものはしょぼい」という「自説」の補強材を探しているだけ

そうではないです。
日本の自動車や日本の工作機械、日本の建設機械など所謂Japan Qualityと評価されているものと、同等に評価してよいのか、それとも固体燃料ロケットに代表される航空宇宙関係の信頼性技術は日本といえども世界一とは限らんのかな、との疑問はあります。

タコさんは、日米の航空宇宙技術に差がないとお考えなんですよね?

それはそれで参考になります。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/29 14:04

>固体ロケットの発射ルーチンで自動停止モードにはいったりするのでしょうか?



軍事用の実践配備のロケットなら、何百回と繰り返しテストしたものを配備するでしょうから
そうそう失敗したりしないでしょう。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

2010年夏から開始されたイプシロン・ロケット・プロジェクトでは、3年の間に何百回かのテストも行わずに本番ローンチに臨んだとお考えですか? 
それはあまりに失礼ではないですか?

JAXAの専門家とメーカーの専門家が三年の歳月をかけてテストにテストを重ねてやっと迎えた打ち上げ本番だったと思いますよ。

お礼日時:2013/08/29 08:56

>ということは、アメリカ製の高価なミサイル防衛システムを購入しても、固体ロケットの発射ルーチンで自動停止モードにはいったりするのでしょうか?




イプシロンロケットの場合は、高額で代替機を打ち上げる予算がないから、打ち上げを中止しただけです。

もともと当たらない対ミサイル迎撃ミサイルは、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式ですので、たとえ異常が有ったとしても発射地点で爆発しない限り発射してしまうでしょう。
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この回答へのお礼

確かに、迎撃ミサイルは「数撃ちゃあたる」方式、あるいは「数撃たなくちゃ当たらない」ではありますね。

結局アメリカ人も日本人も同程度の信頼性が達成できるだけというお考えですかね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/08/29 08:59

いまのところ順調じゃないですか?



新型のロケットが何のトラブルもなく予定通り打ちあがったら
奇跡です。秒読み停止や打ち上げやりなおしくらいなら
NASA や ESA でも日常茶飯事ですし、初期のスペースシャトルなんか
ひどかったですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

初期のスペースシャトルですか? 
1981年当時と比べて信頼性工学の進歩が無いというご評価ですか? 
それでは30年以上にわたって鋭意研究してきたNASAやJASDA/JAXAの科学者が可哀想ですね。

でも、実際、1981年当時と同じ程度の信頼性だというなら、税金の無駄を指摘されてもしょうがないでしょうけどね。

お礼日時:2013/08/29 09:03

こんにちは、


そのアメリカ製の迎撃ミサイルには日本製の機器が不可欠なわけです。

つまり、迎撃ミサイルには日本製の部分がは入ってるわけです。
予算が潤沢にあるから高級な日本製機器を搭載できるわけです。うまく行くのは当たり前。
ですから、同じ予算があれば、日本の方がうまく作れるのでは?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

予算が少ないから高信頼性の日本製コンポーネンツを使うことができなかったとのご理解ですか?

では、なぜ「国産ロケット」という表現が強調されるのでしょうか? 
実際、海外製の量産品を使う側面があることは理解できますが、「国産ロケット」と銘打って、期待感を挙げておき、いざデコミットしたら「海外製だから、、」ってのはヒドイですよ。

予算の削減は、あくまで信頼性を維持できる範囲での予算削減でなくては意味がないですね。

お礼日時:2013/08/29 09:06

ある意味「固体燃料ロケットに関しては日本が最先端」ともいえる. はやぶさをイトカワに送り込んだくらいだし.

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この回答へのお礼

ということは、固体燃料を使用するミサイル防衛システムも、同様の信頼性に過ぎないってことですか?

発車直前に超低温で燃料を充てんしなければならない液体燃料ロケットのとの比較に於いて、扱いが優しい固体燃料ロケットは発射までは容易で、発射後の燃焼制御がむずかしい(制御シロが少ない)と理解していました。

どうも有難うござました。

お礼日時:2013/08/28 07:28

1.実績。

アメリカの航空法に準拠したものを作った経験が無さすぎる。技術力も肝心のエンジンは買い物。機体の方も海外から買い物の電装品や部品を取り付け、それを組み立てることができるだけしか技術力が無いのでは?

2.技術力より、法準拠に時間がかかり、MRJがこれから何年延びるかで、三菱が思い描いた実力からの遅れの年数が明確化される。
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この回答へのお礼

エンジンが輸入品でしたか!
なんか、日本のメディアの報道に依存しており、純国産のロケットかと勘違いしておりました。
まあ、現代ではコンピューターのチップ一つとっても純国産が不可能になってしまいましたが、主要部品であるエンジンが外国製とすれば国産ロケットという言い方自体がミスリーディングですね!

法律の壁、手続きの壁ってのも大きいでしょうね。

であれば、イギリスやスウェーデンの弱小航空機メーカーを買収して、彼らに(手慣れた)手続きを委託するという手があると思います。

あるいは、アメリカのアトーニーと契約して、一切の手続きをアウトソースするなども考慮しないといけないですよね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/08/28 07:33

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