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オマーンの都市名ニズワ(نزوى)ですが、なぜワの音に相当する部分がワーウとアリフマクスーラで構成されているのか、分かりません。

(1)そもそも、アリフマクスーラになっているのはなぜでしょうか(どうしてヤーではないのでしょうか)
(2)アリフマクスーラは常に a と発音するのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

(1)地名は習慣的に綴りが決まっている場合が多く、定かではありませんが、アリフマクスーラは直前の母音を長音として読む一つの方法ではあります。

長音にする方法としてはアリフを置く方法が最も一般的で、それは地名でも同じです。例 アル・ムハー(المخا)、キナー(قنا‎‎)←それぞれ「モカ」「ケナ」で通っている都市名

 地名ではちょっと思い当たりませんが、人名ではムーサー(موسى)、スハー(سهى)←それぞれ「モーセ(モーゼ)」「ソハ」で通っている人名 などが綴りにアリフマクスーラを持っています。

 なので本当は『ニズワー』とカタカナ表記すべきところですが、aもāもā'も『a』で表すラテン文字表記から採用したと思われ、『ニズワ』になってしまっています。

<どうしてヤーではないのでしょうか

 "ヤー"を用いると『ニズウィー』(もしくはせいぜい『ニズワイ』)という読み方になってしまいます。

(2)単語レベルで、直前のaを長母音化するためのaという意味でならそうです。句レベルではゼロ(=読まない)になる場合がるため、この記号の別称は『短音化アリフ』です。例 イラー・ザーリカ(إلى ذلك)、イラル・ハディーカ(ティ)(إلى الحديقة )

 アリフマクスーラ自体は弱動詞やいくつかの前置詞を中心にちょくちょく見かけるのですが、ただややこしいのはアリフマクスーラと同じ形の(に見える?)文字を"ヤー"の尾字として用いる人が少なからずいるということです。

 コピペを多用したため、アラビア文字が文字化けしていたら、申し訳ありません。
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