アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

私の会社では始業5分前にラジオ体操第一が流れ、みんなでやってます。
最近歳のせいか勢いをつけて前屈したり、後ろに反ったりすると腰を痛めそうで怖いです。
面倒だからやらないけど、ラジオ体操するためにはウォーミングアップとストレッチを念入りにしてからでないと、出来ないような気がします。
ラジオ体操でやってることって、朝いきなりやって大丈夫なんでしょうか?

A 回答 (5件)

ラジオ体操のプログラムはウォームアップやトレーニングの有無以前の問題で、ある種の異常がある方には絶対に向いていません。

そしてその異常を持っている方は日本には結構いるという事実があります。

具体的に、腰を後ろに反らせる動き、腰を大きく回す動きありますよね?あれは腰の関節に大きな負担をかけます。腰の関節は構造の安定性に大きな役割を果たしているのですが、歳と共に劣化してきます。これは程度はあれどうしようもない事実で、ある意味老化現象の一部です。具体的な病名でいうと腰椎椎間板症、変形性腰椎症、脊柱管狭窄症、辷り症、分離症などです。特に脊柱管狭窄症では短いスパンで症状が悪化するので絶対に避けましょう。一部で流行りました、マッケンジー体操といわれる腰痛体操も腰を大きく反りますので脊柱管狭窄症をはじめ上記の疾患では絶対に避けた方が良いでしょう。上記は構造の不安定さを伴うこともある疾患ですから、腰の持病をお持ちであればラジオ体操は不適切といわざるえません。

先ほども言いました通り、腰痛疾患はある意味老化の部分がありますので気付かずに進行している人は多くいます。中年以降であればどれか必ず持っていると思ってもらってもいいと思います。レントゲンで一度も腰を調べたことがないのであればこれを機に一回確認してみてもいいと思います。

他には腰だけではなく肩もそうです。肩を勢いよく振ったり、グリグリ回す動きがありますが、腱板損傷、肩関節周囲炎などいわゆる五十肩、石灰腱炎、インピンジメント症候群などでは悪化の懸念が大きいです。肩は構造を犠牲にし、大きな動きを獲得している関節です。腕の重さが約3キロあるといわれており、そこに勢いが加わるわけですから、付け根に相当する肩には大きな負担となります。炎症が悪化もしくは発生すると、治療は長引き、生活もかなり大変になります。例えば筋力低下や可動域制限の有無など病名のつかないものでも、それが引き金で病院では対処できない痛みが発生することがあります。

ラジオ体操はジャンプの動きもあります。これは当然膝には不利です。変形性膝関節症は高齢化社会日本の国民病とも言えます。この病気は軟骨や半月板が劣化し、関節そのものの変形が始まるものです。体重による大きな負荷は一番の大敵になります。ジャンプで炎症が悪化すると水が溜まり、これもまた治療や生活が大変になります。特に膝が悪いと歩くのが大変になりますので生活や仕事にとって大きなリスクになります。


ではどんな運動をすればいいのかですよね?
腰痛予防において一番重要な筋肉は腹筋です。腰回りは胸と違い、肋骨による補強がありません。補強を犠牲にし可動性を獲得しているわけです。では腰回りは補強の道を完全に断たれてしまったのか?というとそうでありません。腰痛時、コルセットを巻くと楽になりますよね?あれは腹圧が上がることで腰への負担を和らげています。例えるなら水風船の下の方を握ると風船は上に膨らみます。握られた部分の水は上に移動し、握った部分の負担が軽くなっているわけです。腹筋を鍛えることは自前のコルセットを作ることになります(腹筋を鍛えることはもちろん他にも効果があります)。

腰椎周辺には腹筋以外にも筋肉があります。背筋はそのうちの一つで、腹筋の次に重要な筋肉です。前かがみの姿勢で腰を痛める方が多いですが、この時上半身を支えている機構の一つに背筋が存在します。背筋が弱いと腰椎に大きな力が加わりますので、背筋の強さが重要になります。他には深層に存在する大腰筋(腸腰筋)です。慢性腰痛を抱えている方はこの筋肉の拘縮があることが非常に多いです。


“筋肉の強さ”とは別に“筋肉の柔軟性”も腰痛予防にとっては非常に重要です。とくに腿の裏側の筋肉、通称ハムストリングと言われる筋肉が非常に重要になってきます。ここが固いと日常生活で腰に負担のかかる行動を多く取らざるを得ないので、結果的に頻繁に腰痛に悩まされるという理由があります(もちろんこれだけではありませんが)。筋トレの他にハムのストレッチを是非加えてください。

体が出来てないうちは急に負荷をかけると腰痛のリスクがあがりますので、様子を見ながら焦らずに行いましょう。巷で流行っているロングブレスダイエットですが、あれはもともと腹筋の筋トレです。あそこまで大袈裟にしなくてもいいのですが、口から息を吐く際に、腹筋を意識し力を入れることで鍛えることができます。例えばまずはロングブレス基礎的な筋力を強化するとか、一日おきに筋トレをとロングブレスを交互にするとか、筋トレとストレッチの交互という方法もあると思います。とにかく続けることが一番大事ですから、精神的にも負担のかからない方法がいいのではないでしょうか。

腰痛対策についてまとめます。
・痛みの強い時は治療(薬、リハビリ、鍼治療)
・痛みの強い時は湯船、アルコールには注意
・痛みが治まってきたら徐々に運動(屋外ウォーキングに腹筋を中心にした筋トレ)
・痛みが再発したらすぐに治療


レントゲンとは病院でしか撮れませんので、整体、整骨院ではなく必ず整形外科を受診されてください。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございました。
よくわかりました。

お礼日時:2014/01/14 13:52

余計なことになりますが、


何十年もつづけてきていて、
そうした感覚や懸念があるのであれば、
キチンとせずに、テキトーにやりつづけて
きたからなのかも、と思われてしまうのですが、まぁ
それはともかく、小さめのバランスボールなどをゲットして、
自宅で背筋等を鍛えませんか。

ラジオ体操は、巧みにデザインされていて、
いきなり後ろに反るような無理を強いる
プログラムにはなっていません。
1度、整形外科医の診察をうけて、その際に、
この質問と同じようなことを訊いてみませんか。

以下も、余計なことになりますが、
質問者さまの通勤事情は不明ですが、
マイカー通勤を止めたり、休日には
ジムのプールで(連続でなくて宜しいので)
1,000mくらい泳いだり、筋トレを行ったり、
まぁ《面倒だから》おやりにはならないでしょうけれど、
ヒンドゥースクワット、背筋、腹筋、腕立て伏せを、
それぞれ、(連続でなくて宜しいので)500回くらいずつ、
行うようにしてみませんか。いまから行うようにすれば、
心身が健康な状態で、80歳90歳100歳を過ごせますよ。
カラダがやわらかくなりますと、
やわらかアタマや、やわらかなエスプリになり、
依怙地や頑固になるのを防ぎます。

メンドクサイは、諦め、我慢、無視などと共に
怒りの表現の1つなので、できればクリアさせた方が
心の健康には宜しいでしょう。
怒りのオーラは、伝染し易いので、この際、
社全体で、心身の健康について、
考えてみるようにしませんか。
Good Luck!
    • good
    • 0

起きてすぐにラジオ体操をするのは、確かに危ないかもしれないですが、起きて数時間経ってますし、出勤してある程度体も温まっているだろうし、大丈夫だと思います。



心配なら、ラジオ体操の前に、簡単なストレッチをしてから行ってはどうでしょう?
簡単なストレッチでも、しないよりは良いと思います。

>勢いをつけて前屈したり
勢いはつけてはいけません。音楽に乗りながら、気持ちよさを感じる運動で良いと思います。
    • good
    • 0

なんかストレッチをするためにウォーミングアップが必要かと聴かれている気がしますが、 ラジオ体操のリーダーが、「腕を大きく前から回して!」等と言われて動作をする際、その動作でどの筋肉に一番負荷がかかるのかを意識しながら体操してみるのは如何でしょうか?



腰を痛めそうで怖いのなら、その部分をウォミングアップするつもりで、筋肉を意識して負荷を掛け方を調整してあげるのがよいのではないでしょうか。
    • good
    • 0

Q、朝いきなりやって大丈夫なんでしょうか?


A、大丈夫な人は大丈夫ですよ。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!