低分子キトサン

乳癌からあちこちに転移し、放射線治療を始めた友人がいます。キトサンが非常に有効との情報を得ましたが、キトサンで癌を克服した経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非お教え下さい。また、費用や服用量などもよろしくお願いいたします。

No.1 回答者： rokutaro36 回答日時： 2013/10/14 09:41

無駄です。

キトサンが癌に有効というようなデータは存在しません。
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/cam/cam01.pdf

キトサンに限らず、色々なサプリメントが「癌に効いた」
というＰＲをしていますが、それは、人の体験談です。
重要なことは、それが何人中何人に起きるのか、
ということです。
１０人中１人なのか？
１万人中１人なのか？
ということがとても重要なのです。
医薬品の有効性と言うのは、このように、
何人中何人に効いたという有効性の検証をしています。
でも、サプリメントでそのようなデータを見たことがありません。
なので、１万人中１人にしか、効かないとも言えるのです。
常識的には、それは「効かない」と言います。

癌で末期と診断されてから、奇跡的に回復する人は、
実際にいます。
でも、それは「自然治癒」なのです。
癌は、もともと自分の細胞が異常になったものなので、
ある日、突然に、元に戻ろうとする力の方が強くなって、
自然治癒したり、増殖が止まることがあります。
まさに、「奇跡」です。
そのような奇跡に巡り合った人が、たまたま、
サプリメントを飲んでいた……というだけの話。

癌で死亡する人は毎年３０万にいます。
１万人に１人の奇跡が起きるとしても、毎年、３０人の人が
その幸運に恵まれることになります。

どうしても使いたいならば、メーカーに言って、
何人中何人の乳がんが消えたのか、第三者のデータをください
と言えば良い。
それを見て、使うかどうか、判断してください。

また、動物実験だとか、試験管レベルで有効性が認められた
という話も良く出てきますが、
そのような実験と実際の臨床はリンクしません。

例えば、醤油に致死量があることは研究室レベルで
確かめられています。
でも、醤油を使って病気になったとか、死んだと言う人は
皆無でしょう。

つまり、研究室と実際とは、関係ないと言っても良いぐらいです。
研究室で有効である物が、実際にも有効ならば、
誰も苦労はしません。

この回答へのお礼

ガッカリしましたが、解りやすい記述ですね。有難うございました。

お礼日時：2013/10/14 20:21