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 先日観たコクリコ坂という映画の中で、血気盛んな若者が国、哲学、政治、倫理などの社会的なことについて真剣に考え、熱く議論するという現代日本ではなかなか見ないような光景を見て、「今と昔でなぜこうも違うんだろう?」と思い、戦後~高度経済成長当時の日本また世界の時代背景、思想、文化についてもっと知りたいと思うようになりました。といっても当時のことを学問的に詳細に知りたいというわけでは無く、当時の社会の雰囲気を感じたいということです。
 
 そこで、戦後~1960年代くらいの激動の時代と呼ばれる時代の雰囲気を感じられるフィクション作品を教えてください。また僕は大学生なので、なるべく学生運動をしている学生のような、若い世代の人々を中心にした作品だと、自分とよりリンクしており考えることも多いのでありがたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

小説ではなく映画なんですが、コクリコ坂と同じようなストリーの作品があります。

「ダウンタウンヒーローズ」(山田洋二監督)です。柳葉敏郎、薬師丸ひろ子などが出演しています。戦後直後のいわゆるバンカラが柳葉で近くの女子高校生を薬師丸が演じています。旧制中学を舞台にしており、バンカラといえばボロボロの学生服に、高下駄、マントというルックスで、北海道大学応援部にその雰囲気が残っています。印象に残っているシーンは、すまけい演じる先生が、「戦争が終わり食料事情もよくなるでしょう。皆さん英語には自由という言葉は2つある。
フリーダムとリバティーです。履き違えないでください」たしかそんな様なせりふだったと思います。それと「いちご白書」はたぶんベトナム反戦運動をモチーフとしたアメリカ映画です。そんなとこかなー僕が知っているのは。60年代、70年前半に青春時代をおくった方に聞くのがいいかもしれませんね。お役に立てなくてすいません。ネットでわかると思います。
「戦後日本の、激動の時代の雰囲気を感じられ」の回答画像8
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まあ行き過ぎた思想、議論の結果が過激派学生、連合赤軍みたいな殺人も正当化することなんで、正義とは何かわからなくなったという結末なんですけどね。

その次がやる気のなくなったシラケ世代ってのもわかります。
遠藤周作の「ただいま浪人」ってのがなんか印象に残ってますね。すごく長編だけど読みやすいですから。
ドラマ的小説ですがその当時の若い人や家族の実態がよくわかります。なぜ学生運動が広がったのか。だれでもデモに参加したのか。アメリカ人の心情とは。最後には三億円事件にかかわってしまうんですが。
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せっかくなので山崎豊子さんの作品、後先日ドラマでやっていたオリンピックの身代金などはいかがでしょうか。

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それよりもまえにはなりますが永遠の0も良いですよ

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柴田翔の1964年の作品『されどわれらが日々』がお勧めですね。


図書館には必ずあるので、是非一読ください。
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個人的な意見です。


1 松本清張 「日本の黒い霧」 と 「戦後日本史」
2 不破哲三 「私の戦後60年」
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映画ですが、終戦のエンペラーは良かったですよ!是非ご覧下さい!

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ノンフィクション小説ですが宮崎学さんの「突破者」という本はかなりお薦めです。

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