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日本のいわゆる従軍慰安婦は国際的に性奴隷制度として認識されています。
加えてその性奴隷は人身売買によって集められたことも非難の対象になっています。

これに対して日本の一部からは「強制連行はなかった」との言い訳を用いて弁明に努めているとみられるのですが、この言い訳は通用するのですか?
「強制連行はなかった」と認められれば、性奴隷や人身売買の責任が免除されるのですか?
その辺の理屈の成り立ちがよく分かりません。できたら詳しい方に説明お願いします。

日本の従軍慰安婦制度そのものの内部に「強制性」が含まれていたのは明らかですが、これは河野談話を継承した現在の安倍内閣によっても認定されています。
慰安婦募集時に日本官憲・軍による「強制連行」があったかなかったか、それは些末な事項で、その些末な部分に言い訳の趣旨を持ってくるとあらば、人々は日本の非を確信する。
現在そういう事情になっているのではないの?

A 回答 (8件)

これは一つには世間常識の問題です。



「強制連行(軍の直接的関与)」があったかどうかは裁判になれば白か黒か大きな違いを生む点になるかも知れません。「強制連行」があったと証言した(実際は嘘だったようです)日本人がいたりしたものですから問題になりました。
それ以前に日本軍はいわゆる娼婦を大勢必要としていました。リクルートが必要で、官憲は乗り出さないにしても民間人(あるいは地方の役人)を使って娼婦を集めることは暗に奨励したわけです。貧しい時代ですから多くの女性は親の借金のカタに応募したわけです。当然未成年者も多かったと考えざるを得ません。
また日本軍は兵士をこき使うことは当たり前と思っていました。兵士の態度が悪ければビンタが当たり前でした。それと同じ感覚で娼婦に接したわけです。1日何人を消化せよという感覚でいたわけです。お金は払ったと言いますが、仮にプロの娼婦でもこき使われたかったとは思えません。しかも戦後無事に帰国出来た人は少なかったとされています。
現地で自然発生的に娼婦を買ったのならともかく、軍が娼婦を連れ回し、健康管理までしたことは分かっていることです。こういう背景のなかで「強制連行」があったかどうかが「罪と罰」の議論の中心でしょうか。
日本軍は泥水すすり草を食み進軍しました。そのさい、娼婦にも同じような辛さを味合わせて当然と考えたわけです。お金は払っているのだから、と。
事業というものは売る側に大きな権利があるべきです。イヤな客は断れるべきです。客は1日何人、などと客の側が仕事を強制し、お金は払っているなどと言えるべきものではありません。それでは兵士と同じです。

ただ、貧しい時代に娘を売ることは当時よく行われており、日帝に責任を押し付けることがすべて正しいのかと言えばこれも問題です。もっと大きな立場で議論すべき内容が含まれています。慰安婦問題(狭く言えば「強制連行」の有無)として韓国が問題を矮小化したことも問題はあると思います。

この回答への補足

管理人の激情が収まるまで少し待つ必要があるみたいですね。
削除・編集でまともな質問ができません。
別の質問でも有意義な回答ありがとうございました。

補足日時:2014/02/08 13:08
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この回答へのお礼

どうもありがとうごさいました。

お礼日時:2014/02/04 07:43

まず、従軍慰安婦について、いろいろな論争がありますが、原則的に政府見解(河野談話や村山談話)を肯定して進めます。



この河野談話によると、日本と韓国の間では従軍慰安婦の強制連行があったことが認めれています。またその点について謝罪も含まれています。ですから、現在政府見解がある以上は

>「強制連行はなかった」と認められれば、性奴隷や人身売買の責任が免除されるのですか?

という質問の核心について「責任が免除されることはない」といえます。

では、問題はどのように責任を取るべきか、なのですが、当然のことながら日本政府が慰謝料を払うなり、保障をするなり、ということになるわけです。

慰安婦問題で忘れてならないのは「この日本政府による保証はすでに、韓国政府と同意し、最終的にすべて完了している」という点です。

これは日本と韓国が戦争しておらず、国際的な慣行としての賠償が不可能であり、慰安婦問題も当時の日本の(朝鮮半島を含む)では合法だったため、本来請求権を有していないはずのものだからです。

しかし、日本政府は慰安婦を含めた「併合」に関する諸責任が日本側にあると認め、「独立祝賀金と途上国支援」という名目で韓国政府に多額の保証を行っています。そしてこの保障をもって、韓国政府と日本政府の間では「日本政府が果たすべき責任は解決した」として、韓国政府はその後の保障請求権を放棄することに同意しています。

また、この条約を締結する当時、日本政府から韓国政府に「個別保障も行いたい」旨の提案をしているのですが、韓国政府はこれを拒否し、韓国政府において個別保障を行うための資金を日本から提供するにとどまっています。

つまり慰安婦問題は、日本が行える責任はすべて果たした、といえるのです。ですから「責任は免除されるのですか?」という質問に対しては先ほどに加えて「責任が免除されることはないが、政府として国家としてできる責任と保障はすべて行い、韓国政府もそれを認めて解決している」といえます。

つまり現在、残るのは「道義的責任」というものだけなのです。これについても河野談話や村山談話で日本政府は道義的責任を認める発言をしています。

これ以上何を求めるのでしょうか?

いわゆる右翼の人や、嫌韓の人々が声を大にして「慰安婦問題は無かった!」と叫ぶのをやめろ、ということでしょうか。であるなら、日韓で合意されている以上、韓国側も不必要な反日行為は同様に取り締まるべきでしょう。

また諸外国についても、すでに解決している問題について批難すべきではありません。もし、それを批難するなら、植民地問題についてなんら保障もしていない、西欧諸国は同様に道義的な責任を自覚すべきです。
特に、日本政府自体の対応としては「非を認め、保障することで責任を果たし、被害者側と解決している」わけですし、政府は河野談話を否定してるわけではないのですから、公式に「日本の非」というものは解決しているわけです。

韓国にいる慰安婦が保障を受けられず、貧困にあえいでいるならそれは韓国政府の責任ですし、その他の強制動員されたとされている工員なども同じです。

このように道義的にも、金銭的にも解決している問題をいつまでもいつまでも蒸し返し、諸外国に訴えるような韓国こそ批難されるべきでは、ないのでしょうか。
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この回答へのお礼

どうもありがとうごさいました。

お礼日時:2014/02/04 07:45

> 河野談話はいわゆる従軍慰安婦を認め、その強制性も認めた重要文書です。



この点について反論させていただきます。
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河野談話の要旨

慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。
(平成5年8月4日)
------------------------------------------------------------


このように、慰安所や慰安婦は認めていますが、「従軍慰安婦」は認めていません。
なぜなら、それは戦後朝日新聞の植村氏によってつくられた戦後の造語だからです。

それはさておき、

あなたのいう「強制性」とは国家としての強制性のことなのか
時代背景をもとに、業者が強制的につれてきた慰安婦を軍が管理していたことが強制にあたるのか。


日本語のあいまいな部分で、どうとでもとれるような官僚作文なので
あなたのいう「軍の強制があった」というようにもとれるし、そうでないともとれるような作文です。

本人の意志に反して集められた強制性は認めていますが
それが痛ましかった。それだけです。


河野談話の一番の問題点は、朝日新聞のこの記事をもとに
ロクにウラも取らずに出されていることです。


どういった文章であれ、一国の首相が発した重要文章であることはたしかですので
否定するつもりはありませんが、内容を印象だけで語るあなたのような人が
こういった問題をよりこじらせているのです。


あなたがどちら側の立場で主張されているかは存じませんが
河野談話ではひとつはっきりしていることがあります。

それは朝鮮人だけに向けて発信されたものではないことです。

朝鮮人も含まれていることは確かですが、慰安婦には多くの日本人もいました。
これも事実です。


強制連行と従軍慰安婦をセットにすることでイコール朝鮮人の問題のように擦り替え
印象を操作されていることに気づいた方がいいですよ。
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この回答へのお礼

お礼日時:2014/02/03 20:10

そもそもですが、河野談話が従軍慰安婦を認めたかのようにいわれていますが、


河野談話では認めていません。

あなたは、ちゃんと読んだことがありますか?


あなたを含め、多くの情報に弱い一般人たちは、河野談話しかり、村山談話しかり
こういった政治的なイシュー(争点)は、すべて「印象」で判断しています。

ようは、印象操作による情報戦に日本は負けているということが現状です。
ただそれだけです。


国際問題と歴史的事実はまったく関係ありません。
印象がいいか、悪いかそれだけです。



歴史的事実をみれば、従軍慰安婦という制度も、そんな慰安婦も存在しません。
戦地に設置された慰安所(売春宿)があり、そこに朝鮮人だけでなく
日本人も働いていました。
大学初任給が20円の時代に、最低賃金300円が保証されていました。
今で言えば、年収4000万円ほどですね。
年収4000万円も賃金がもらえる性奴隷がいるのでしょうか?

問題提起しているアメリカやヨーロッパは黒人やアジア人の奴隷を使っていました。
ほぼタダ同然です。彼らにとっては奴隷は家畜なのですから牛や馬と同じなのです。

そんな奴隷と一緒にすることで、センセーショナルなキャッチフレーズとともに
性奴隷という言葉が、踊っているのです。

そのあたりが、情報戦で日本は遅れをとっていますので、世界的にはあまり知られていない事実です。



話を戻しますが、
河野談話では、従軍慰安婦を認めていません。
「そのような慰安所で働かなくてはいけない境遇の人もいたのは非常に不幸なことですね。かわいそうですね。」
そういっているだけです。


ご存知でしたか?


ただ、「女衒」という人身売買の業者に騙されてつれてこられた人もいるでしょう。

でも、連れ去られたのであれば、連れ去ったその女衒が悪いのです。
女衒に売られたのであれば、売った親が悪いのです。

日本軍はどちらかといえば、そういった女衒を取り締まっていたのですから
いわゆる従軍慰安婦たちの味方なのです。

当時はそういう時代だったんです。


本当に残念なことですが、いまでもフィリピンなどの途上国から身体を売りに、
日本やアメリカなどの先進国に渡航してくる人はあとをたちません。
仕方のない事ですが、体を売ることで生計を立てるしかない人たちもいるのも事実です。

かつての韓国も外貨を得るために、売春を国家の柱にしていました。
東欧の国々のなかには今でもそういった国はたくさんあります。
来日している白人売春婦はたいていそういった国の女性です。



あなたのいうように
強制連行があったかなかったか、と従軍慰安婦がいたかいなかったかはまったく違う話です。

慰安婦を強制連行して売春をさせていたかどうかといえば
そんな事実はありません。としかいいようはありません。

それを証明しろといわれても、ないものを証明することは悪魔の証明になるので無理です。

逆にあったことを証明しろといわれても
でてくるのは胡散臭い、証言だけです。
それ以外、なにもありません。


黒人奴隷が証言だけしかありませんか?
インデアンを虐殺したアメリカの歴史は証言しかありませんか?
ベトナムでライタイハンを生み出した韓国軍の民間人への集団強姦事件は証言しか証拠はありませんか?

すべて書面での書類等は残っています。
すべて焼却したと彼らはいいますが、そんなことは不可能です。
そんな都合のいいことができるのなら、
上記のようなもっと都合の悪いことは、とっくに焼却できるからです。



あなたのいうように、問題点がズレてる為に、なにが争点かわからず
印象だけが先走りしていることが日本の足を引っ張っているのです。



先日、この従軍慰安婦問題の発端となった植村という朝日新聞の帰社が
この3月で退社し、神戸松蔭女子学院大学に教授として赴任するとニュースがでていました。

彼は、この問題について意見をもとめられると、足早に逃げたそうです。

なぜ逃げるのでしょうか?
ウソをついたからだと思われても仕方ないですよね。

植村氏の妻は韓国人で、義理の母親は、いわゆる慰安婦の支援団体のボスです。

それをみて、あなたはどう思うでしょうか?
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この回答へのお礼

河野談話はいわゆる従軍慰安婦を認め、その強制性も認めた重要文書です。

お礼日時:2014/02/03 19:39

>日本の従軍慰安婦制度そのものの内部に「強制性」が含まれていたのは明らかですが、


>これは河野談話を継承した現在の安倍内閣によっても認定されています。
河野談話の成り立ちや内容を知ってるのなら、その解釈はありえませんよ。
そもそも、河野談話は、国として責任を認めれくれたら、これ以上は騒がないという韓国の要請によって、韓国の主張をとりいれて、発表したものです。
http://blogos.com/news/Kono_statement/
去年のニュースに、河野談話は韓国との合作との報道が出てますしね。

そして、証拠に、談話以降、韓国の反応は収まってます。で、再燃するきっかけとなったのは、意外にも韓国ではなく日本の野党がこの問題をほじくり返したからです。
これによって、韓国側も騒いでいいのかという解釈をして今に至るわけです。

>慰安婦募集時に日本官憲・軍による「強制連行」があったかなかったか
内容を読めばわかりますが、慰安所の設置および慰安婦の移送は軍が管理したとありますが、募集に関しては軍が委託した民間の業者と記載されてます。
その過程で、甘言によって尊厳を傷つけられた方がいるとの報告があるとは言ってますが、軍が直接公募したとは一切いってません。
韓国が言ってる軍による強制徴用自体、河野談話でも認めてませんし、その証拠もありません。
そもそも、慰安所を軍の施設の一部とした以上、その設置や移送に軍が管理しないということ自体ありえませんし、これだけをもって強制があったというのは根拠は薄いと思われます。
よって。河野談話を根拠として強制連行があったという考えはおかしいわけです。


で、性奴隷という意味にとらわれすぎて、イメージ戦略にはまってませんか?

奴隷というのは「特定の条件のもと、契約に従事する人」という意味であって、そこに虐待とかいう意味は含んでません。
そもそも、奴隷=slaveはserviceの語源と言われてますからね。
性奴隷=性的な契約に従事する人と解釈すれば、一種の表現であって別におかしな訳でもないわけです。
ただ、アメリカにおける奴隷制度のイメージ等あるのは承知してますし、それらを連想して結びつけるからややこしいことになる。
言葉の表現を訂正するのは必要なことでしょうが、本質として言い換えたからといって、慰安婦の存在がいなかったことにできるわけでもない。そこに反論する重要性は低いと思いますね。


日本は軍が管理する慰安所があり、そこで働く人はいたと認め、その上で強制連行はなかったといってる訳に過ぎません。
韓国は強制連行によって尊厳をきずつけられたから賠償しろと言ってるわけで、その証拠を出せず、騒いでるだけにすぎません。

この回答への補足

補足日時:2014/02/03 20:05
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この回答へのお礼

河野談話は従軍慰安婦制度に強制性があったと認定している。
その河野談話を第1次・第2次安倍内閣は継承している。
「強制連行は無かった」という言い訳が出てきたのは第1次安倍内閣から。
「従軍慰安婦制度に強制性があった」と「強制連行はなかった」とは意味が違っている。
その辺の事実を踏まえて再度説明お願いします。

参考までに。↓
奴隷とは、人間でありながら所有の客体即ち所有物とされる者を言う。人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、譲渡・売買の対象とされた。奴隷を許容する社会制度を特に奴隷制という。(ウィキペディア)

お礼日時:2014/02/03 18:39

 


レイプは良くて、強制連行はダメなのか?
軍が関与したと小泉総理が発表してますが、それ以上の何を求めるのか!!
  
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この回答へのお礼

問題の性格が違うと言っただけですよ。
ライダイハン問題が良いと言ったのではないのですよ。

お礼日時:2014/02/04 09:39

従軍慰安婦問題の核心は


売買春の施設提供・管理や慰安所の設置・移転、慰安婦の配置などに軍が深く関わっていた
そのため、占領地で多くの婦人が性的奴隷として強制性を伴って提供されていた
と言う事実認定に有ります。
強制連行の具体的証拠は残されていませんが、元兵士や従軍慰安婦自身の証言が根拠とされています。
俄か仕立ての幾つかの部屋の前には、兵士達の行列が出来ていて『まだかっ?早くせいっ』等の声もしばしば聞こえていたとか
「鉄兜」がゴム製品の隠語であったとか
利用料徴収係の兵士が配置されていたとか、
小生、若き頃に聞かされた体験者の談話です。
こうした軍の管理の下に行われた組織的強制売春は、国際的には日本とナチスドイツの2国と認定されています。
必要論をもって「何処の国もやっていた」とか、NHK会長までが平然とそれを認定する発言。
世界が騒然となっています。
NHK経営委員を選任した総理の責任も問われています。
この問題の核心部分は、お説の通り、軍の関与があったかどうかにあります。
橋本発言などは、恥ずかしい話し、軍の関与を認めるものでしかありません。
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この回答へのお礼

どうもありがとうごさいました。

お礼日時:2014/02/04 07:42

 


http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/letter.h …
従軍慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4% …
これも同じだ
  
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この回答へのお礼

ちょっと違う例じゃないですか。
それは韓国軍の戦場でのレイプで、それならどこの国の軍にも昔からありましたよ。日本軍にも。

お礼日時:2014/02/03 15:04

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