プロが教えるわが家の防犯対策術!

以前、黒ラブの保護から迎え入れるまで2回に渡り質問をさせていただきました。その時に頂いたアドバイス、大変助かっております。本当にありがとうございます。                       (質問1 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8315565.html 質問2 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8391681.html

(1)
我が家に迎え入れてから1ヵ月と少しが経過しました。現在外で生活しており外の犬舎にはだいぶ慣れて来ました。もともと一人でいる時間が長い子でしたので普段は本当に大人しくほとんど声を聞かないほどです。これからを考えせめて夜の間は家の中に入れてあげたいと思い、玄関にケージを置きその中で寝てもらうようにしようと思っています。我が家にはすでに4匹の猫が部屋にいるためケージには寒さ対策も考え毛布で目隠しをして周りが見えないようにしています。
以前、試しに家の中に入れたことがあるのですが、猫が発狂してしまい今まで見たこともないくらい狂ったように暴れておりました。猫の事も考えると目隠し必須です。
ラブ自体も突然知らない部屋に連れてこられて全く落ち着かず大変でしたので結局15分くらいで外に戻しました。

3日前から夜は玄関のケージに入れており、入ってすぐ電気を消し目隠しをすると最初の5分くらいはそわそわしている感じが伝わりますがそれ以降は吠えることもなく寝ている様です。目隠しをしているため中が見えません。飼い主が近寄ると吠えてしまいますのでケージに入れてすぐに人間は2階の寝室へ移動しますので玄関にラブのみです。
朝の5時くらいに起床し、散歩に行くのですが私が1階へ降りてるとやはり吠えます。朝早い時間なので近所迷惑などを考えると困ってしまいます。
外の犬舎に居る時は全く吠えませんのでやはり外の方がいいのかな?と思ってしまいます。

1日、2日とこのやり方でしたが、ラブは家の全貌を知らず落ち着く場所ではないところに突然入れられている状態だから吠えるのかな?と思い3日目の夜に猫を2階に避難させラブを1階のみですが自由にさせてみました。(階段が苦手なところがありますので2階には行くとしません)
1時間ほど好きにさせましたがお気に入りの人形を見つけてしまいそれに興奮してなかなか落ち着きませんでした。興奮しながらもおやつ欲しさにお座りと待てはこの状態でも出来ましたが・・・・・
結局、その人形と一緒にケージに入れ就寝となりましたが逆に興奮させてしまったのかな?と反省しました。ケージに入れてから5分ほど吠えていましたので。

上記の事を踏まえご質問です。

1、まだ去勢手術、しつけなどしていません。それらを行った後に室内に移行した方がいいのでしょうか。

2、もしこのまま夜は室内を続けるとしたらこのままのやり方でいいのでしょうか。室内探索はさせない方がいいでしょうか。

3、猫がおります。お互いを見つけると激しく興奮します。どのように慣らしていけばいいでしょうか。

4、外の生活に慣れている犬をそもそも家に入れることを止めるべきでしょうか。


なかなか難しいですね。
保護犬と室内で生活している方は、初めは吠えましたか?吠えたときはどのように対処しましたか。
トイレは外でしていて夜だけなら全く問題ありません。
冬の寒さより夏が心配ですのでそのころには家で猫とくつろぐのが当たり前の状態にするのが目標です。


(2) 
外飼いのワンちゃんの接し方をお伺いしたいです。
朝と夕の2回のお散歩(1回1時間弱)とわしゃわしゃする時間30分くらい合計2時間30分くらいしか接する時間がありません。1日24時間のうち22時間くらいは一人ですよね?
外飼いのワンちゃんと接する時間ってこんなもんですか?外でワンちゃんを飼われている皆さんはどのように接していますか。やはりこんなもんなんでしょうか?
休みの日は長く散歩に行ったり大きな広場や公園に連れて行ったり普段より多く一緒に居る時間を取るようにしています。



今までもたくさんの方にお力をいただいて大変助かっております。犬の飼育経験のないまま我が家に迎えましたので分からない事だらけで大変未熟ですがたくさんの愛情を注ぎ出来る限りのことはしてあげたいと思っております。
お時間があるときで結構ですのでお力をお借り出来たら大変うれしく思います。
必要ならば補足などにはできる限りお答えします。
よろしくお願いします。

我が家とラブの環境と異なる回答を頂くと折角のご回答が無駄になる可能性もありますので出来れば質問1,2を読まれてからご回答いただけると大変ありがたいです。
わがままを申し訳ありませんがご理解のほどよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

猫の飼育経験がありませんので、犬側について書かせて頂きます。


ご説明させて頂く上で順不同になりますが。

>外の生活に慣れている犬をそもそも家に入れることを止めるべきでしょうか。

可能な限り(最終目的・着地点)室内飼育に切り替えてあげて下さい。
(これは急ぐことなくゆっくりとです)
語弊があるかもしれませんが『ラブを人間のそばで飼わないのは勿体ない』です。

犬の性格傾向ですが、(ある程度の孤独を好む)(人間に寄り添うことを喜びとする)
実際はキッパリと二種に分けられるようなことではなく、程度の話しで中間・ファジーな代物ですがラブの傾向は完全に後者よりです。

室内飼することで、人間と共に生きていく、家族に溶け込むのに、より相応しい性格になります。
そして子供さんがいらっしゃいますから、子供さんにも極めて良い影響があります。
犬って人間と共に暮らすと驚くことばかりですよ。

先日、当家であったことなのですが、長女が帰宅すると、どういう訳か犬が側を離れません。
大中小の三頭がいるのですが、普段なら帰宅歓迎の儀式をひととおり済ますと銘々がくつろぐはずなのに心配そうに寄り添って離れないのです。
娘も犬にギュッと抱きついたり撫でたりと静かな触れあいをしばらく続けていました。
「なんかあったんだろうな」と見守っていたら、娘がおもむろに電話をかけました。
聞くともなしに聞いた内容は、ケンカした友達との仲直り。

これ、もちろん親が『どうしたの?』と声をかけることも出来ます。
無論それも大切な事なのですが、けれども一方で言語を用いることになりますよね。
犬は言語を使わず、ただ寄り添い、全てを肯定します。
無条件の全肯定は、自分に全部跳ね返ってくるということで、自分の感情に素直になるしかないんですよね。
だから子供は一から十まで自分で考え判断し、帰宅して早々に仲直りするという行動を取れたと思うのです。

犬にしても生活の場を共にすると、まず目つきが変わってきます。
平安で落ちつける場所、そして最も欲する飼い主とのコミュニケーションが満たされますから、余裕が出てきます。
『今から遊べる』『側に来てくれた』
こういった時に興奮状態になりますが、これも頻度が少ないほど助長されます。
いつだって遊んでもらえるし、いつだって側にいる。
こうなると犬も興奮する必用がなくなるんですよね。
家庭犬として精神的な余裕があるというのは、全てにおいて理想的な状態に持っていく基本になります。
ラブは元々室内飼育に向いた犬でもあります。
愛犬は年齢からも、ゆっくりと精神的な成熟を迎える時期です。
そのためにも室内飼育が理想的です。


>まだ去勢手術、しつけなどしていません。それらを行った後に室内に移行した方がいいのでしょうか。

去勢手術ですが、必ずしも性格に影響があるわけではありません。
ほぼ例外なく影響が出ることは(雄犬同士)の付き合い方です。
ここに関する事は、より穏やかになるのは確かですが、(雄犬同士)という構造に関係しないことは、あまり期待できません。(全体的に穏やかになるかも知れない、程度は期待できます)

件は『犬と猫』ということですので、性別よりも本能的な部分の方が影響が大きいです。
これは『メス犬であっても猫に対して穏やかとは言えない』ということでもあります。
(ただオス犬の方が猫に対してもキツイ。これはありますので、そういった意味での去勢の影響は考えられます)
総括して『去勢した後の方が良いかも知れないし、確かに考えられる。全般的には灰色。けれど時期を区切るよりもまずは慣れさせること(後述します)』だと思います。

躾に関しては、猫の件は一旦除外してですが(オスワリ)(マテ)このふたつが完璧にできるならば、室内飼育に問題はありません。
言い方を変えると(オスワリ)(マテ)は非常に重要で、応用次第で万能に使えるルールです。

完璧にできれば(嬉しすぎてちょっと興奮=オスワリ)
これだけでも興奮が抑えられます。(興奮気味の時に試してみて下さい。身体をブルブルッと震えさせるはずです。これは自分を落ち着かせるための行動です)
(お客さんが来て嬉しく、ハグしそうになった=オスワリ)
こうすればオスワリしながらハグなんて出来ませんから、オスワリというコマンドでして欲しくない行動を止めることだって出来るわけです。

いついかなる時にも(オスワリ)(マテ)が出来るには、継続と不断が重要ですので、遊びやオヤツに取り入れて家族全員で取り組んで下さい。
あまり構えずに自然体で、『気がついたらいつだってオスワリとマテを日常生活に取り入れていた』というのが理想です。


>もしこのまま夜は室内を続けるとしたらこのままのやり方でいいのでしょうか。室内探索はさせない方がいいでしょうか。
>猫がおります。お互いを見つけると激しく興奮します。どのように慣らしていけばいいでしょうか。

同じ事ですので、一緒に書かせて頂きます。
冒頭で書きましたが、猫を飼ったことが無いので、猫の行動が解りません。
ですのでこの部分は私が解る『野生生物・散歩で見かける猫・庭飼いの鶏・ペットの鳥』をあてはめます。
そうは外れないはずですが、猫側については飼い猫の習性を取り入れてあげてください。

まず犬もそうなのですが、慣れさせるには物理的な距離を大切にしてあげてください。
例えば神社に行くと鳩がいますよね。
この鳩、人間が近寄ってもなかなか逃げませんが、一定距離内に踏み込まれると距離を開けます。(50cm~1mぐらいでしょうか)
ゆっくり近寄ると、鳩はトコトコ歩いて逃げます。
走って近寄ると、鳩は飛び立ちます。

単純にいうと、異種の動物と慣れさせるというのは、こういう事です。
鳩も住宅地やマンションを住処にしていると、この距離がずっと遠くなります。おおよそ5メートルぐらいで警戒し始めますよね。

例えば鹿。
奈良公園にいてる鹿は、そうそう逃げることもありませんし、それどころか人間の手からシカせんべいを食べたりしますが、野生の鹿だと『人間の存在を感知する』これだけで逃げ出します。

こういった事がどうして起こるかというと、異種間の動物であっても幼齢から見慣れると警戒が緩くなるんです。
これは『自然状態で放置していても勝手に慣れる』という事です。
"幼齢"と書きましたが、犬の場合でおおよそ3ヶ月ぐらいです。
つまりこの時期を外すと『勝手に慣れたりはしない』ということで、人間が何らかの介在を積極的にする必用が出てきます。(ここに当てはまらないのが個体差です)

>猫が発狂してしまい今まで見たこともないくらい狂ったように暴れておりました

生物として全く普通の事ですので、悩まないでくださいね。
それに対してラブは猫に対しての警戒が比較的緩いと感じました。
(犬が猫に対して警戒・攻撃衝動を発揮すると、おそらくayutoraさんも特筆点として欠かざるを得ない状態になっているはずです)
現状、愛犬は極度の興奮状態ぐらいという感じを受けました。
ここには『見慣れぬ場所と環境の影響』の影響も強いと思います。
で、場所と環境は比較的早く慣れます。
優先順位は(取り組みは平行してですが)やっぱり愛猫との関係でしょう。

慣らせることですが。
1)双方の警戒距離を見極める
2)その距離で平気にする
3)距離を徐々に近づける

こういった形を取ってあげてください。

>これからを考えせめて夜の間は家の中に入れてあげたいと思い、玄関にケージを置きその中で寝てもらうようにしようと思っています。我が家にはすでに4匹の猫が部屋にいるためケージには寒さ対策も考え毛布で目隠しをして周りが見えないようにしています。

これは、そのままで良いと思うのですが、『慣らす』こちらは日中の活動時間にしてあげてください。
細かく書きます。

まず1)
おそらく猫の方が警戒する距離が遠い(警戒半径が広い)と思います。
そして室内は(猫にとって)逃げ場なしですので『狂ったように暴れる』わけです。
犬は庭飼いということですので、室内からガラス越しで結構ですので、どの距離まで平気でいられるかをまずは観察してあげてください。
(A.くつろいでいる)→(B.注視している)→(C.腰をあげる)→(D.明らかな警戒)→(E.大暴れ)
距離・警戒半径に比例して、こういう変化をしているはずです。

愛猫ですが、ずっと室内飼育されてこられたならば『犬は未知の生物』になっているはずです。つまり最大の警戒状態です。
警戒心の強い動物に近寄るには、A→Bがひとつのポイントです。
まずは、ここで警戒の必要がないという理解をさせてあげてください。
ここをしっかりと乗り越えさせた方が、以降が楽に進むはずです。
乗り越えさせる=(同一距離でBをAにする)ということですね。
この距離を徐々に1)~3)を近づけていき、最終的には同居を目指すということになります。(仲良くなってくれれば理想ですが、これは相性。心地よい無視で充分だと思います)

現状はEから始まっていますので、ひょっとすると『警戒半径がさらに広くなっている』かも知れません。
それだけにじっくりと取り組んでください。
大丈夫です。
文鳥といった『(犬を)捕食者として警戒』するような種であっても、ちゃんと慣れます。

おそらくですが犬の方が楽です。
しかも『(文鳥)食べちゃダメ』という本能に強く根ざす事ではなく、『(猫を)追い回すな』ですからハードルはより下がります。

~以下2に続きます~
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失礼。

文字数が足りませんでした。
~続きです。

犬の注意点はケースバイケースですが。
犬そのものが(ある程度は言葉を理解する)(飼い主の気配を鋭敏に読む)(飼い主の指示を聞く)(飼い主が平気ならば平気と認識する)
こういった部分が強固に完成されるには愛犬の年齢と飼育月数が足りませんので、程度問題にはなりますが、少なくとも傾向としては持っています。

犬飼の勝手な思い込みかも知れませんが、意思疎通の点で猫より簡単だと思うのです。
(私は猫も好きなんですが、猫に好かれたことがないので、どの程度の意思疎通が可能か実感が全くないのです。暴言となっていたらすみません^^;)

犬を異種の動物と過ごさせるポイントですが。
無理に慣れさせるのではなく、仲人に徹してください。
仲人の役割ですが、
『あの子は良い子だから仲良くしてあげて』
こうではなく、
『少なくとも私は平気。それどころか大好き。さて、君はどうかな?』
これぐらいです。
相互の関係は人間でもそうですが、結局のところ当事者同士で歩み寄るしかありません。
人間(第三者)が出来るのは手助けです。

中には『どうやったって無理。双方の平和のために隔離が最善』というのもあります。
ただラブは猟犬という側面もありますが、猟犬として使役する場合もプレデター能力ではなくレトリーブ能力です。
むしろプレデターとしては抑制された繁殖をされてきていますので、攻撃衝動や狩猟本能所以の”慣れない”の割合が少ないだけ、慣れる可能性があります。
(ぶっちゃけ知っている限り、他の動物と平和に生活できています)
愛犬・愛猫双方のゆっくりとした歩み寄りをコントロールしてあげてください。

犬ですが『話しかける』ことが大切です。
文法として言葉を理解しませんが、何よりも『話しかけることで、人間が話しかけた内容通りの心境になる』ことが出来ます。
犬は、これを言語ではなく気配として読み取ります。
どんどん感情を込めて話しかけてあげてください。

>朝の5時くらいに起床し、散歩に行くのですが私が1階へ降りてるとやはり吠えます。

これは目隠しが影響しているかと思います。
鼻と気配で充分読み取れているはずですので、存在アピールの意味が強いかと感じます。
(近所迷惑を避けるため)昼間に同様の状況を作り、『吼えていても知らん顔。吼え辞めたらすぐに誉める』これを徹底してください。(この時の誉めるは、低い声でよーし。良い行動を伝えてあげてください。ちょっと段階が上ですがラブで1歳半なら理解します)

無条件でお勧めしませんが、あまりにも困るなら『吼える』というコマンドを作るのも方法です。
吼えているときに『ホエロ』とコマンド。
繰り返すと『ホエロ』で吼えるようになります。
ここまで出来たら、ホエロで(態と)吼えさせてください。
次に『ヤメ(他のコマンドとダブらないよう)』で、吼えやめ。
ホエロとヤメを教えると、吼えて欲しくない時に吼える(つまり犬にとっては自然の行動)こういう時に『ヤメ』で吼え止むように伝達することが出来ます。
どうしても吼えるのが困るという場合は、こういったルールを作るのも手です。
オヤツを利用して、遊びを取り入れながら教えてあげてください。

『普段は吼えない・困らない』ということならば、態々コマンドで躾ける必用はありません。
(猫が慣れていない)→(ケージに目隠し)
言い方を変えれば、猫が慣れれば目隠しも不要です。
つまり警戒距離が起因していますから、猫が『犬がクレートにいてれば平気でいられる』という警戒距離の解除が最も良い方法だと思います。

>ラブ自体も突然知らない部屋に連れてこられて全く落ち着かず大変

これは慣れない場所というだけで落ち着きません。
慣れれば普通は大丈夫です。
ところが(犬も)警戒距離があります。
猫の存在が落ち着かない&慣れない場所というダブルパンチですね。
ですので、いずれもゆっくりと慣れさせてあげてください。

>朝と夕の2回のお散歩(1回1時間弱)とわしゃわしゃする時間30分くらい合計2時間30分くらいしか接する時間がありません

現状の生活パターンを拝読して、可能な限りされていると思います。
ただこれを先々室内飼に切り替える(猫も犬も警戒しない)ならば、飼い主が家にいている間はずっと一緒になれますし、それが理想なのは事実です。
(構われすぎ、というのも確かにあるのですが、多くの場合は家人が留守にする時間がありますので、自然に構われすぎ状態で無くなります)

>休みの日は長く散歩に行ったり大きな広場や公園に連れて行ったり普段より多く一緒に居る時間を取るようにしています。

とても大切な事ですし犬にとっても喜びです。
自然にayutoraさんにとっても幸せな時間なら良いことこの上ありません。
ただ生活パターンは時期によっても変化しますし、『最近いけてない』という時が訪れるかもしれません。(人間の寒いし天気悪いは、犬にとっては、へ?でしょうし^^;)
犬と遊びに行く頻度が少なくなっても解決する方法は、(共に過ごす時間を増やす=室内飼)だとは思いますので、ゆっくりでも慣らして行かれる方が良いかと存じます。


慣らすというのは、人間で言うと(高所恐怖症の克服)だったり(ジェットコースターが苦手な人を平気にする)ようなものです。
焦ることなく、ゆっくりじっくり取り組んであげてください。
『人間はもちろん、猫も犬もみんな幸せ!』
これに勝るモノはないと思いますし、そういったベストに近づていかれることをお祈りいたします。
のんびりゆっくりじっくりガンバって下さい。
応援いたします。
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1、試される犬への思いの程度。



 捨て犬を室内犬に変身させ、従来からの住人に馴染ませ、もって家族の一員と出来るかどうかは、ひとえに犬への思いの程度にかかっています。なぜなら、その思いこそが捨て犬と暮らすというプロジェクトを推進するエンジンの燃料だからです。

 まずは、燃料を満タンに!

2、試される意地と根性。

 捨て犬の保護は、確かに、対象の犬を救出することが第一義です。でも、それは、「犬なんぞは、単なる畜犬に過ぎず、彼らは庭に繋おけばよい」という「犬と暮らす」のではなく「犬を飼う」という悪習への実例をもってのアンチテーゼ。ですから、一旦保護したからには、その意地と根性が試されます。

 次に、フラッグをマストに!

3、「現状をどのように見るのか?」が出発点。

 保護犬を迎い入れた場合、<犬の気質や振る舞い>と<飼い主とのライフスタイルと日常>との間には一種の乖離現象があり、両者の存在は相容れない矛盾したそれというのが大抵の出発点。この出発点に存在する矛盾をどのように見るのか?これは、大きく二派に分かれます。矛盾を過大に評価し、それが明日も明後日も、そして一年後も解決されないと見る向き。一方、矛盾こそが、これから始まる犬と飼い主の変化の原動力であるとする見方。後者の見方をする者にとっては、出発点の困難性は止揚の対象でしかありません。止揚とは、矛盾を矛盾として認めた上で両者の高次な和解を達成するという意味です。

 現状固定的な物の見方・考え方を完全に払拭・克服して・・・。

4、保護犬を変えるのは躾・訓練のテクニックではない。

 この18年の間に5頭の捨て犬と暮らし、1頭の飼育放棄犬の世話をしてきました。我が家のそもそもの犬は2頭。そして、今は、ラブラドール達の世話に明け暮れています。この世話は、ただ今5頭目。都合、13頭の犬達が教えてくれたのは、「保護犬を変えるのは躾・訓練のテクニックではない」ということ。躾上手とか訓練上手とかは、二次的なそれであるということ。

>最初、細い二本の糸を撚り合わせても、そこに出現するのは糸。
>更に、その二本の糸を撚り合わせても、やはり出現するのは糸。

>このように、最初に確認できる変化は量的な変化にすぎない。
>つまり、そこに起きる変化は糸を撚り合わせる作業回数の増加のみ。
>決して、糸という質が紐や綱という質に変化する訳ではない。

>しかし、糸を撚る回数がある段階に達すると質そのものに変化が起きる。
>その時、古い糸という質は新しい紐という質にとってかわられる。
>正に、糸を撚り合わせる作業の蓄積によって糸は紐になるのである。

>これが、量から質への転化の法則で説明される変化の一例である。

つまり、「保護犬を変えるのは躾・訓練のテクニックではない。ただただ、毎日の数分程度の取組みの量的な蓄積が、保護犬と飼い主の暮らしの新しいステージへの移行を可能にする」ということ。

出発点の問題点の前に立ち尽くす前に、とにもかくにも今出来ることを今日も明日も明後日も。決して諦めずに。

5、時には、ドッグトレーナーの手も借りて・・・。

私にとっては、犬を飼うこととドッグスクール通いは同義。捨て犬の保護とドッグスクール通いも同義。なぜなら、1から4までに述べたことを実践するだけでは、解決しない固有の問題があるからです。例えば、質問者が直面している保護犬の非社会化気質に起因する既存住人との軋轢。この問題を解決するには、ちょっとした仕掛けと環境設定とが必要です。

 捨て犬の保護者は、第一に目の前の問題を問題として見る目を求められます。第二に、その問題の本質へ遡って、それに相応しい解決プログラムを立案しなければなりません。このことをやりきる上でプロとの交流というのは、とっても役に立つものです。

6、夫婦の任務分担も大事。

 我が家では、妻が先住犬の世話係。私が、保護犬の受入れ係でした。保護犬を迎えた初日には一緒にお風呂に入り、その日からの数日は寝起きを共にする私。妻は、保護犬の闖入に困惑とショックとを受けている先住犬の精神的ケアに専念。この協力共同作業なくしては、決して、5頭の捨て犬を迎えることは出来なかったと考えています。

 最後は、夫婦の協力・共同作業で。

>初手のハードルを跳び超えさえすれば、その後は比較的に容易である。
(カーニハン&リッチー)
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