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ナニコレ珍百景のロケチームの屋外用カメラは本体700万円、レンズが300万円だそうです。

ソニーの4KビデオカメラFDR-AX1はレンズ込みで42万円、キャノンの一眼レフは最も高い組み合わせでも228万円(175万円のEF80056LIS+53万円のEOS-1D X)であることから考えると、ビデオカメラが一式1000万円というのは高すぎるように思われます。

どうしてこれほど高価なのですか。特別な能力でも付いているのでしょうか。

A 回答 (4件)

放送局で使用する大型の業務用ビデオカメラが、民生用と比較して格段に高価であるのには理由があります。



一つは電子的・光学的な性能の高さです。単体で使用することが多い家庭用と異なり、放送局のビデオカメラは放送システムの一部を構成するものだけに、信号が他の機材とマッチする必要もあり、そのための仕組みも必要です。明るく・ズーム比が大きく諸収差が極めて少ないレンズの価格も極めて高額になります。

もう一つは、機械的・物理的な強度があり、耐久性があることです。氷点下30度以下の厳寒でも、40度・50度の炎天下でも、あるいは大雨や大雪のときも、細かい砂塵が舞う砂漠などでも撮影できなければ仕事になりませんし、多くの取材陣が錯綜する事件・事故現場の修羅場で壊れるようなやわなカメラでは使えません。

さらに、経済的にはこの理由が大きいと思いますが、売れる台数がまったく違います。現在日本全国の(民生用)ビデオカメラの普及率は2人以上の世帯では40%台に達しており、単純に計算すれば1000万台以上のカメラがあることになります。これに対して全国の放送局にある業務用カメラの台数はNHK・民放全部合わせてもこの千分の一もないでしょう。これほど生産数が少なければ当然その分割高にならざるを得ません。
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以前、テレビ局の取材を受けたとき、カメラを持たせてもらったことがあります。

ハイビジョン以前のテープの時代です。テープの速さは3倍速でした。1時間テープに20分しか録画できません。ある意味特殊な機能ですね。家庭用のビデオと違ったしっかりした造りで、ファインダーの見易さも別格でした。値段は知りませんが、家庭用の10倍以上だとしても納得します。

一眼レフの話もでていますが、入門機とプロもつかるような上級機ではレンズも含めると10倍以上の開きがありますね。機能は大差なくても信頼性に大きな差があります。プロ用は撮るときに撮れないと全く意味がありません。条件が悪くても撮れる事、それはお金にはかえられません。
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>特別な能力でも付いているのでしょうか。



付いてますよ。
非常に地味ですけど、これがなければ放送など出来ないくらいに重要な機能です。

ホームビデオは、一台のカメラで完結ですから、好き勝手に電源を入れて撮影ボタンを押せます。

一方、放送では、複数のカメラを使って映像を切り替えたり合成したりします。
テレビ映像は、1画像(コマ)を交互に奇数行と偶数行に分けて1秒間に30画像を送信しています。都合60枚の画像を送っている訳です。従って、二台のカメラを切り替える場合、一台目の偶数行を送り終わった瞬間に二代目のカメラに切り替えて奇数行の先頭から送らなくてはなりませんね。
放送局では複数台のビデオカメラが全く同じタイミングで映像を送り出しているのです。
このタイミングをきちんと守る機能があるものが放送用のカメラです。それができて初めて、二台の映像を自由に合成できるようになるのです。
生放送の画面に合成する事もありますので、放送機材はテレビ放送と完全に同期する事が求められます。

しかし、放送では、タレントにカメラを渡して撮らせるなど、ホームビデオクラスのカメラが使われる事もあります。この場合は、映像信号をフレームシンクロナイザーという専用の機材に映像を一旦ストックさせることによって、若干コマ遅れになりますが、映像送りのタイミングを合わせる事ができます。学校の校内放送用程度のものなら数十万円程度から有るようです。

アナログ波が停止されてまだ2年程しか経っていません。あと10年ほど経て、巷のビデオ屋さんがHD映像のスイッチャー、たとえば http://panasonic.biz/sav/switcher_mixer/
を駆使して一般人向けに映像ビジネスできるようになれば、局用ビデオカメラもかなりリーズナブルになってくるでしょう。
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一般的なこととして・・・



民生品と違い生産数が少ない。もしかしたらカスタムメイドかも。
運用サポート・保守費用なども含まれているかもしれない。
TV局用として専用パーツが多用されているかもしれない。

販売台数が多かろうが少なかろうが開発にかかる費用は本来は似たようなもん。
最近は開発もアウトソーシングが進んで薄利多売の製品は開発から製造まで外部に委託するケースも多いけど…
だったら、たくさん作って売るほうが1台あたりの売値は押さえることができる。
特別な能力の有無以前に、単純な割り算です。

あとは、その値段に納得出来るだけの性能や機能、サービスが備わっているかどうか。

プロ用機材は民生品の常識は通用しないことが多い。
その中に値段も含まれている。
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