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 保守と云われる戸塚宏氏や
 都知事に立候補した田母神俊雄氏の主張が「大和魂」とか
 「日本の美学」と自ら主張し、戦後の民主主義でそれが駄目に成ったとか云いますが、
 彼らの主張が戦前や戦時中の価値観に全て当てはまったものなのでしょうか?

 例えば、今体罰を禁止したから、今の子は弱く成ったとか云いますが、
 戦前や戦時中に無暗に体罰が行われていたかと云うとそうでは無い様に思います。

 私の母方の曽祖父は教師で校長迄勤めましたが、悪い事をすれば体罰をしていたそうですが、
 生徒にも我が子にも無闇に叩く事は一切しなかったそうです。
 未だ祖母の兄は男だったので、何回か叩いた事はあるそうですが、(それも生涯で数回のみ)
 祖母は女だったので一度も叩いた事は無かったそうです。

 むしろ、戦後、軍隊上がりの教師や部活動の顧問が軍隊経験の持ち込み、統制が取れると
 思い、狂った様な体罰をした事で問題に成った様です
 戦前の運動部の体罰も禅寺の座禅で行われるレベルだったとも云われてます。

 又、連帯責任と云う事や軍国主義天皇制と云う事はありましたが、
 戦時中は助け合う精神が今よりもあったとも聞きます。

 所謂、保守層の小林よしのり氏が「愛国心」とか「お国の為」と云い何でも強気に出ると
 全てが上手く行く等と考えている層が居る事を批判しておりました。

 戸塚氏や田母神氏は戦前の譲り合う精神や自然豊かなもの等には触れず
 「弱肉強食」の精神を掲げてそれを「保守」とか「伝統」とか云います
 この当りの事が矛盾に感じます
 ご回答宜しくお願い致します


 この当りの事をご回答戴きたいと思います。

A 回答 (5件)

歴史を知ると、どうやって生き残ってきたのかが分かります。

決して、優しい訳で無い、対応出来ないと生き残れない現実です。長いスパンで滅びかけている。インディアンの歴史に学びます。混ぜる事による淘汰が始まるのです。もちろん、強い者しか生き残れないでしょう。どうしても混ぜるなら、強くなっていなければならないということです。そして、進化してゆくのでしょう。
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”戦前や戦時中に無暗に体罰が行われていたかと云うとそうでは無い様に思います”


    ↑
今より多い、ということであってむやみにやられた
ということではないでしょう。
又、戦時中はいわば非常事態ですから、あったとしても
それは例外だと思います。

尚、江戸時代には体罰は無かったそうです。
教師はそれだけの権威を持っていましたので、体罰の
必要が無かったのです。

しかし、戦後民主主義の結果、子供の人権云々が強調
され、権威が否定され、教師と生徒が対等になり、
権威を持たない教師が生徒を治める方法が
無くなって、荒れる学校が出現した、ということ
です。


”保守層の小林よしのり氏が「愛国心」とか「お国の為」と云い何でも強気に出ると
 全てが上手く行く等と考えている”
    ↑
保守思想と強気に出るがどう結びつくのか解りません。

お国の為、というのは、戦後民主主義の結果、個人主義に
なり過ぎ、国家や社会のことを考えないようになった
ということではないですか。

現行憲法は欧米流の権利中心の個人主義で貫かれています。
欧米はそれでも大丈夫なのです。
欧米にはキリスト教という道徳の軸があります。
しかし、そんなものがない日本で、欧米流の権利中心の個人主義
を導入したら、それは己の利益のために権利を利用するだけ
になってしまいます。
クレーマーとかモンスターペアレントなんてのがその典型です。

そういう権利中心の個人主義を修正しよう、ということだ
と思います。


”「弱肉強食」の精神を掲げ”
   ↑
国際関係は弱肉強食です。
イラク戦争は石油目的であったことは、国際政治学者の
間では通説です。
石油の宝庫リビアにはさっさと軍事介入しますが、
石油の出ないシリアには及び腰です。
何処の国も、己の国益の為に権謀術数の限りを尽くして
いるのが国際関係です。
平和憲法のお陰で、日本人はそういう現実が見えなく
なっているのです。

尚、弱肉強食は保守思想とは関係ないでしょう。
中国やロシアも弱肉強食思想でやっていますから。
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<参考>日本の精神的支柱としての武士道について、個人的視点から。



 武士道とは、トップに立つものの心構えであり、自己完結するもので、他人に対して求めるものではありません。

 第2次世界大戦では、日本の『武士道』は地に落ちており、名前だけがいいように利用されました。
 
 第1次世界大戦の日本の捕虜の取り扱いは、極めて人道的で当時の世界の列強各国よりも手厚いものでしたが、これも人権などの見地から行われたものではなく、『武士道』の発露という面が大きかったようです。

 もし、第二次世界大戦時に『武士道』が生きていれば、以下のA・B・C・Dなどは絶対になかったはずです。

A.無用の戦いの継続
 負け戦が判明した時点で、潔く戦いを中止したはずで、若年者を特攻させたり、都市の無差別爆撃による民間人とくに女性や子供の死は、避けられたはずです。
B.大本営発表の戦果の捏造
C.捕虜の虐待
D.慰安婦問題
 戦場に慰安婦をつれてくるなどありえないでしょう。慰安婦業者が軍隊の移動と共に付いて来るなどを繰り返せば、業者は一刀両断。女性は日本本国に強制送還されたはずです。


 戦時中の武士道は、残念ながら、若年者に無用の犠牲を強いる口実として使われ、その精神は失われていました。
 『武士道』本来の精神が失われた結果、多くの戦争問題が発生したのです。

 「保守」・「伝統」とは、本来の武士道の如きものと思います。

 回答者が若い世代の人間ではないので、違和感があったらお許しのほどを。
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まずは議論を整理するために「保守主義とはなんぞや」というところから行きたいと思います。



真の「保守主義」について知りたいのであれば,下記の書を読むことはある意味必須です。

エドマンド・バーク (著), 半沢 孝麿 (翻訳) 『フランス革命の省察 』みすず書房

エドマンド・バークは18世紀の英国政治家で,「保守主義の父」とまで呼ばれている人です。
上記の『省察 』は,所謂保守主義者にとってのバイブルです。
彼が『省察』を書いた背景には、フランス革命があります。
「フランス革命」によって半ば強引に王政が倒され、フランスは共和制へと移行しました。
しかし、その急激な変化には暴力が伴うなど、マイナス点も多くありました。
そうしたマイナス面を指摘しつつ、「人間のあらゆる制度の基礎」を「歴史」に置き、長い時間をかけてゆっくりと培われたモノだけが永続性を持つと主張しました。
ただし,保守主義は決して変化を拒絶するのではなく、変化は歴史の流れに逆らわず、しかし漸進的に改革されながら国が続いていくとしました。
具体的には、法の支配・王室の血縁による相続・私有財産の保持・伝統、慣習の存続・保守と修正の二原理 などを主張しました。
これが近代保守主義の伝統的な考え方となりました。



真の保守主義では,「「人間のあらゆる制度の基礎」を「歴史」に置き、長い時間をかけてゆっくりと培われたモノだけが永続性を持つ」という前提に立ちつつ,必ず「変化は歴史の流れに逆らわず、しかし漸進的に改革されながら国が続いていく」という変化を柔軟に受け入れるという姿勢が必要となります。
前半だけでは「保守主義」ではなくて「懐古主義」です。

もう一つ気をつけなければならないのは,保守主義とは国を積極的に評価するために,時に「国粋主義(ナショナリズム)」に陥りやすいというものです。
そして,「国粋主義」は必ず敵(仮想敵)を必要とし,勢い安全保障や軍備の増大を叫ぶ傾向にあります。


>戸塚氏や田母神氏は戦前の譲り合う精神や自然豊かなもの等には触れず
> 「弱肉強食」の精神を掲げてそれを「保守」とか「伝統」とか云います
> この当りの事が矛盾に感じます

これは正に「保守主義」のバランスを欠いたためにただの「国粋主義」に陥ってる例でしょうね。
最近,日本は右傾化していると言われますが,個人的には「国粋主義化」してるのではないかと懸念してます。

真の保守主義では微妙なバランス感覚を必要とするのですが,今の日本の政治家に果たして真の保守主義者がいるのか微妙ですね。
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>保守派は強気に出れば通ると思っているのでしょうか



質問に素直に答えれば「思っていない」でしょうw
なぜ、このタイトルなのか?なぜ保守なのか?強気とは何なのか?質問文の中に説明がないので、保守派は強気に出れば(主張が)通るとは思っていないとしか答えようがないですね。

そもそも戸塚宏の主張を保守派で括るって幾ら何でも無理がありすぎかとw

>例えば、今体罰を禁止したから、今の子は弱く成ったとか云いますが

今の子の何が、何と比べて弱くなったのかという説明のない具体性を欠いた意見ですが、体罰で精神的な強さが養われるっての強ち間違った意見ではないでしょう。
ただし、その代償として失うものも沢山ありそうですし、社会がそんな"強さ"を求めているかどうかも怪しいですけどね。

これは、たぶん戸塚さんの主張なんでは?一緒くたに批判されてますが、田母神さんも同じような主張しているのでしょうか?
保守の大半が上記の主張と同意見というなら、今回のタイトルも理解できますが、実際にはこのような極端な意見を是とする保守は少数派だと思います。
質問者さんは、まず「体罰を禁止したから、今の子は弱く成った」と「保守思想」を関連付ける根拠を提示しないと、唯単に保守にレッテル貼って叩いてるだけって事になります。

こういう「○○も△△も□□だから、☆☆も□□」という論法は「媒概念不周延の虚偽」と言う詭弁だそうです。

>戸塚氏や田母神氏は戦前の譲り合う精神や自然豊かなもの等には触れず
>「弱肉強食」の精神を掲げてそれを「保守」とか「伝統」とか云います
>この当りの事が矛盾に感じます

戸塚さんは知りませんが、田母神さんは安倍首相の経済政策を支持してます。デフレ脱却を支持してるのに、弱肉強食推しなんて確かに矛盾してますねw

要するに質問者さんは保守の意見を否定する結論ありきの思考をしてるので、保守を否定するための粗探しをしてしまっている。つまり質問者さんの違和感は、戸塚さんや田母神さんが矛盾しているからではなくて、質問者さん自身の思考が矛盾しているからだと思います。

常に否定から入る。理屈より感情論を優先。単純隠謀説と同じと言えば判りやすいと思います。戸塚さんや田母神さんが正しいとは限らない、しかし間違ってるとも限らない。
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