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現在25歳の転職活動者です。今年の3月までソフト開発(組み込み系)の仕事をしていました。

思うところがあって退職したのですが、次の仕事はPCから離れた仕事に就こうと思って探してはみたもののこれだというものも見つからず、現在に至ります。

もう一度設計・開発をやってみるか、という気に最近なり始めたのですが、機械設計ってどんなものなんだろう?とふと思い、今回質問させていただきました。

住宅系の設計ではなく、機械系の設計を考えていますが、具体的にどういった仕事内容なのでしょうか?
またCADとかは大学時代遊び程度で触ったぐらいなので殆ど未経験です。3DCADといったものもあるようですが、ある程度は勉強しておいた方がいいでしょうか?また資格は取るべきでしょうか?

A 回答 (3件)

量産品か受注生産品かで大きく違います。

量産品の場合一回の設計で試作から始まりテスト・不具合修正、コストダウンなどを繰り返し、製品がができるまでかなりの日数がかかります。メーカーの標準商品の開発部門の仕事になります。これに対し受注生産は一人のお客さんの注文どおりの商品を作るのですから試作もテストもしません。設計して一度製作して終わりです。図面の重みが全然違います。お客さんや自社営業マンと接することが多いです。あと、組立(現場)部品加工業者、購入品メーカー、電気設計者等、ありとあらゆる人とかかわりあうこととなります。コミュニケーション能力に尽きるといっても過言ではありません。
ご質問のCADの資格ですが、全く不要です。CADの操作自体は3日でできます。図面を見る力、描く力は入社してからでもいいと思います。とにかく機械設計をやりたいという情熱をもって経験を積んで設計の勉強をすることが先決です。図面は設計したものを第三者に伝えるための手段であってCADはその図面を電子データ化するだけの道具です。そんなものに大した価値はありません。3D-CADの用途はは解析やプレゼンぐらいですかね。
「機械・プラント製図 1・2級」といった技能検定がありますが、持っていてじゃまにはなりませんが入社してからでも十分取得できます。自分が設計したものが形になりそれをお客さんが喜んでくれる。やりがいのある仕事です。
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 機械設計と一口に言ってもものすごく範囲が広いですからね。機械設計の一般的な業務フローは回答No.1さんが詳しく書かれているので、それ以上に付け加えることはないのですが、どんな機械設計をするのか、それによって設計の仕事は大きく違ってきます。

 もっとも大きな分け方は、大量生産する機械(量産品)の設計なのか、一品モノの機械設計なのか、です。大量生産する機械の場合は、設計に不具合(とくに安全問題が絡むと事態はいっそう深刻です)があれば大量の不良品ができあがり大変なことになります。大型機械では一品モノが多いと思いますが、この場合は不具合個所を直せば済みます。ですが、かなり大がかりになりコスト増になるでしょうね。

 このような機械設計には、生産・製造設備あるいはプラントのような大型の機械があったり、自動車部品のような量産品があったり、筺体のような電気・電子機器を収める箱モノであったり、微細な精密機器であったり、場合によっては金型ということもあります。
 扱う材料も金属とは限らず、最近ではプラスチックもあれば木材というケースもあります。

 3D-CADがそれなりに使えてそのセンスを養っておけば、とりあえずはいいかな、と思いますが。
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同じ機械でも業種や担当によって違うでしょうね。


弊社の場合、業務はおおよそ以下のような流れになります。

(1) 引き合い(営業が売り込む場合もあるしユーザーから依頼が来る場合もある)
(2) 仕様検討
(3) 打ち合わせ
(4) 計画
(5) 見積仕様及び見積設計
(6) 見積
(7) 発注
(8) 基本設計(強度や必要動力など各種計算も含む)
(9) 承認図作成
(10) 製作設計
(11) 工場手配
部品製作
(12) 組立指示
(13) 各種試験及び検査
(14) 試運転
(15) 出荷
(16) 現地据え付け
(17) 総合試運転
(18) 完成書類作成
(19) 引き渡し納品

設計はこのうち、(1)、(19)を除く全てに関与します。
私個人で言えば、(2)、(3)、(4)、(5)、(8)、(9)が主な業務になり、場合によっては(10)~(17)にも携わることがあります。
全体の中でどの業務が重たいかは製品によって違います。
全く新規のものの場合、(8)の段階でシミュレーションソフトを使っていろいろな形状を試すのに時間がかかります。
基本構造がリピート品の場合、一番手間がかかるのは(10)であることが多いですね。
官庁や輸出物の仕事だと(18)が大変です。
(13)で1ヶ月近く連日徹夜したこともあります。

私の場合、どの部分にどれだけ関与するかは自分で決めることができる立場なので、興味深い部分や心配な部分には関わります。

CADはもちろん使えたほうがいいですね。
三次元CADが使えればなお良い。
ただ、CADが出てくるのは上記で言えば(4)、(8)、(9)、(10)の場面です。
図面を書くのは設計の業務の中でもごく一部と考えておいてください。
もちろん機械製図という職種もあるので、そちらを目指すのであればCADがメインになりますね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

基本的なところはソフト開発とあまり変わらないようです。
が、工場手配というのが新鮮でした、機械系はこういったところもやるのですね。

試験に関しては私も物によりますが、連日遅くまで何度もやりました。
機械系は毎回大変そうですね。

フェーズごとに細かく分けられていて非常に分かりやすかったです。
色々とポイントも書いてくださって参考になります。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/14 14:38

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