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昔話の絵を描こう、とした時、すでに挿絵がある有名な話があるなら良いのですが。
珍しい昔話もあったりで、挿絵などが検索してもない場合があります。


「時は江戸・・・」なんて話が始まるわけでもないですから、時代背景が分からず、

その場合、
「『~を切り裂き』とあるが、何で切り裂いたのだろうか?石?それともすでに刀のようなものがこの時代に存在していたのだろうか?」
「衣装はどうなっていたのか?」
「この人物はどの階級か?農民?裕福な農民?貴族?」
「髪型はどんな感じか?」
など、イメージがつかめません。

話の中のどの部分を見れば、イメージがつかめるのでしょうか?
それとも完璧妄想に頼るしかないのでしょうか?
すでに挿絵がある話では、制作者さん達は、どの文章を読んで時代背景(髪型・衣装・その他)が分かったのでしょうか?


アドバイスお願いします。

A 回答 (4件)

いわゆるお伽噺などは、聞き手の想像力を引き出すよう、巧みに構成されて居ます。


そのため、時代を超えて語り継がれます。
桃太郎などは、海賊が横行するような警察権の希薄な時代を背景としているようです。
とすれば、平将門の乱があった頃の藤原純友の海賊行為がモデルかも知れませんし、もっと後の塩飽水軍、村上水軍などが全盛だった戦国時代のことかも知れません。いずれにしても、武士勢力が台頭した後のこととして理解できます。
時代も人物も特定していないから、聞き手の想像が広がります。
桃太郎は鉄砲伝来以前の人物と思えますが、あなたの想像次第で、鬼ヶ島で銃撃戦が闘われたように描かれても、空想に基づいた創造力の産物とは云えるでしょう。受け入れられるかどうかとは別問題になりますが、そこに自由さの広がりがあると思います。
一休さんなどは室町期の人と特定されています。禅師と有りますから、室町期の禅宗について学ぶ中で想像の世界を繰り広げられれば、新しい読み物が生まれる可能性は大きいと思います。
森鴎外の『山椒大夫』は朝廷の権力が薄れ始めた頃の、武家社会以前の世情を巧みに描いていると思います。大部分は作者の空想です。
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この回答へのお礼

人によっての解釈も、幅広かったりするのですねやっぱり。

海賊、ってだけでも色んな時代の種類があるとか、そういうことありますよね。
そのあとは個人個人の考え方でいくしかないですか。


あまり凝り固まらずに、考えてみたいと思います。

詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/11 14:14

 話しの中からは難しいのでは?



 その話しが成立した時代が分かれば、資料館などに行く事で分かることも有ります。瓦版、浮世絵など絵として残っている物があります。それを参考にすることもあると思います。
 時代考証ということで専門家に尋ねたりもあると思いますよ。 身分によっても身なりも変わりますし。

 昔話を研究されている方もいますので、いつ頃の話しかというのも分かってきたりします。


 その当時の時代背景などは昔話だけではわかりにくいので、其れ以外の書物を見たりして書かれていると思いますよ。

 NHKの番組のタイムスクープハンターという番組でも時代考証として、多くの書物など調べておられます。古い文献から、その当時の様子が書かれた物がありますので。そこから推測したりもします。

 郷土資料館とか一度訪れてみては? だいたいこんな恰好というのが分かれば、それで良いと思いますよ。

 昔話が書かれている書物がいつ書かれた物かとかから、それより前とかも分かります。お寺などにその昔話の起源みたいなのが残っている。口伝として残っているなどもあります。昔話の舞台を調べると分かる事もありますよ。
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この回答へのお礼

なるほどー。
そもそもの知識不足もありましたね><;
まず基本の勉強も頑張りたいと思います。

お話の中からは難しいのですか。
俳句の季語から季節を推測するのと、同じ感じかと思いました。

難しいですね。頑張ります。。

お礼日時:2014/06/11 14:21

たとえば龍の子太郎とかなら、明治よりは前だろうから着物だろうと。


平民だから髪は生えたまま、着物は粗末な、くらいで時代とかあんまり気にしなくていいですね。

裸の王様とかなら、王様が騙される嘘のレベル、馬鹿には見えないって魔法を信じてる時代だから
数百年は前の西洋風の服装かなとか。
まぁ王様は全裸でいいけど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

着物と一口にいっても、階級や時代で変化していくので、難しかったです。
神代古代中世みたいな。古事記は!?平家物語は!?というような。
しかも古事記の話だからヒョウタン髪に勾玉ネックレスに白い装束に・・・と決めかかっていたら、
全然髪の毛バッサアアとなっていたり、服装なんか白い装束じゃなくて前で合わせる江戸時代の古いバージョン、みたいな感じだったり。


西洋なら細かく時代を分けずとも皆寛容的な気がするのですが。
日本の昔話をきちんと理解しなきゃ日本人として駄目でしょうか><;


難しく考えすぎなのでしょうか?
もうちょっと気楽にいってみたいと思います。

お礼日時:2014/06/11 13:40

大学で民俗学を学んでいた者です。



諸説ありますし、ケースバイケースなので一括りにはできませんが、昔話は「昔の人にとっても昔話だった」という点がまず重要だと思います。

自分たちのアイデンティティを確認するため、若年者の教育のため、共同体の維持のため、そしてもちろん娯楽として等等、昔話には様々な役割がありましたが、場所や時代の具体性に乏しいのが特徴です。

また、今ではほぼ内容が全国共通となった有名な昔話も、かつては地域による差異があり、同じ話なのにハッピーエンドだったり不幸な結末だったりといった違いが普通にありました。
本来、最後に悪い狸が殺される話しだった「かちかち山」が、時代の要請に応えるという名目で最近はみんな仲良しになるという話しに変えられた例もあります。

ことほどさように、場所も時代も内容も定かならざる物ですから、具体的にどういった格好をしていたのか、何を持っていたのかといった特定も不可能と考えるべきと思いますし、挿絵なども制作者が綿密な時代考証をしているとは考えられません。

昔話の「昔」というイメージから、半ば強引に時代と場所を設定し、その時その場所の「イメージとしてそれっぽい物」を設定するのが自然と思いますし、妥当とも思います。

そもそも言葉も今と昔で違いますし、考え方も同じとは限りません。ですので、リアルな再現はそもそも難しいはずです。
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この回答へのお礼

私は、ただの趣味の範囲内で、昔話が好きな人達が集まるようなグループにいるのですが
たまにある、勉強会みたいな時に、皆で絵を描くことがあります。

その時、私は昔話が好きでも知識がない程度なので、例えば想像で江戸時代の着物を描いたら、他の知識のある仲間たちは、神代?古代?の衣装を描いていました。耳のところにヒョウタンがあるみたいな髪型と、勾玉のネックレスと、白い装束、みたいなのでした。
同じ話なのに、知識のある皆は神代の衣装を描いて、私は江戸の衣装を描いたので、恥ずかしかったです。

だから100%の正解はないのだとしても、有る程度の傾向が導かれるものなんだと思いました。

他の色んな昔話でもそうでした。「これは神代」「これは古代」「これは中世」という感じで分けられていました。

でも私には理解出来ず…。


うーん。難しいですが、気にしないで、自由に描くのが一番、でしょうか。
なんとか考えてみます。
丁寧な回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/11 13:25

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