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人間の胎児が母体内で成長するとき、エラの痕跡が確認されたり相貌が明らかに爬虫類に似たりと、あたかも生物の進化の様子を再現するかのようであるのはなぜでしょうか。
この現象には名称はありますか。
科学的に解明されるようなことがらには思えませんが、どのような見解がなされているでしょうか。

A 回答 (2件)

ヘッケルの”反復説”といいます。



下記URLは参考になりませんでしょうか。個人的にはおもしろく好きな説ですが,医学界では否定的なようです。

参考URL:http://www.ni.bekkoame.ne.jp/yohane/souzouron.htm
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この回答へのお礼

「ヘッケルの反復説」で検索して一気に情報を得られました!
私の何故に対する答えは見つかっていないのですが、進化論と天地創造説との対立の問題などが改めて浮き彫りになって、興味深くいろいろ読みました

お礼日時:2004/05/24 17:01

個体発生は系統進化を繰り返す、と表現される現象ですね。



生物の進化の過程で、例えば脊椎動物なら魚類をベースとして、両棲類は「バージョンアップ」しています。爬虫類はその両棲類をベースに、鳥類は爬虫類を元に、というように。つまり、まったくの新形態が一から作り上げられたのではなく、旧形態を都合よくモデルチェンジすることが、進化の取る方法のようです。この流れは系統進化です。

一方、個体発生の順序を考えると、設計図自体が遠い先祖から連綿と「書き換え」「上書き」で伝えられてきたものなので、旧形態のベースを形作ってから、新機能を付加するという「製造方法」を取るようになってしまっています。

この説明が私としてはしっくりきているのですが、いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

納得まではいきませんが、なるほど、"しっくり"という言葉がぴったりです

お礼日時:2004/05/24 16:53

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