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お客様に対して、

○○さんは、おられますか?
○○さんは、おりますか?

では、どちらが正しい敬語ですか?

A 回答 (9件)

 No.8でコメントした者です。


 当方の書き方が少しピント外れですね。申し訳ない。

 あらためて結論だけ。
「○○さんは、おられますか?」に関してはNo.8に書いたとおりです。
「間違い」ではありません。しかし、〈敬語の専門家もNHKも、「間違いとは言えないが……」という消極的な肯定をしています〉。
「○○さんは、おりますか?」は西日本では普通に使われているようです。しかし、一般には避けるほうが無難でしょう。NHKの見解は〈もちろん、尊敬語を付けない「○○さん、おりますか」は現在でも失礼な言い方〉です。敬語の専門家の見解も同様です。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

 どちらも正しい日本語です。


 個人的にはこういう場合「正しい」のではなく、「間違いではない」と考えますので、以下そういう書き方をします。
 どちらも「間違い」ではありませんが、「おられます」には異和感をもつひとが多いようです。方言(主として西日本)、老人語(「古風」とも言います)、誤用……いろいろな人がいろいろなことを主張しています。
 当方は「おられます」は使いません。「いらっしゃいます」を使います。こちらに異和感をもつ人はほとんどいないからです。その意味では、こちらのほうがずっと「正しい」表現かもしれません。 
 辞書のなかには、「おられます」を認めているものもあります(「間違い」ではないからでしょう)。しかし、敬語の専門家もNHKも、「間違いとは言えないが……」という消極的な肯定をしています。
 積極的に「おられます」を肯定している意見があったら是非教えてください。


 詳しくは下記をご参照ください。
おる おられる おられた おられます【まとめ】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2801. …
================引用開始
 本動詞の「おる/おられる」のほかに補助動詞の「~ておる/~ておられる」もあるがほぼ同じだろう。
 辞書の引用は末尾に。
『大辞泉』と『大辞林』の記述はほぼ同じだが、どちらの記述にも不満が残る。
『大辞林』には〈(イ)「おります」で丁寧な言い方、「おられる(おられます)」で尊敬の言い方として用いられる。〉と明記されている。この点に関しては『大辞泉』も同様。これに従えば、「そういうかたもおられます」「……という先生がおられます」などの表現は「間違い」ではない。ただし、この書き方では「尊敬の言い方」と「尊敬語」がどう違うのかは不明。
 これが一応の結論。

 以降はマニアックな部類に入る話。
 辞書に逆らうのは気が進まないが、気になることが3点ある。かなりメンドーな話なので、例によってクドい書き方をする。

(略)

 敬語の問題は、菊地本に従うのがイチバンと考えているが、困ったことにこの「鬼っ子」に関しては、『敬語再入門』の記述も煮え切らない。P.158~159に〈「おられる」──適否の断じにくい敬語(2)〉という項目がある。下記のような文章で始まる。
================引用開始
「申される」とはまた違った意味で、正誤の断じにくい敬語です。
 これも規範的には、「おる」は謙譲語IIなので、それに尊敬語「れる」を付けた「おられる」は誤り、ということになるはずです。しかも歴史的にも(前項の「申される」の場合と違って)、「おられる」を擁護する余地はありません。
================引用終了

 このあと、「おられる」が使われる理由がいろいろ書かれている。詳しいことは原本を読んでほしい。正確には全文を引用するしかないのだが、要点だけを箇条書きにする。
・地域差/個人差がある
「おる」が謙譲語だと思わない人は、尊敬語として「おられる」を使うことに抵抗がない。
・「おられる」全体でひとつの尊敬語と考える人もいる
 背景には「いる」をレル敬語の「いられる」にしにくいことがある。
・使う人が多くなれば、「本来」がどうであっても新しい言い方になる
 そうなりきらないのは、抵抗を感じる人も多いため。
 いろいろ書いて、結びは下記のとおり。
================引用開始
 以上のように「おられる」はすでに誤りともいえないほどではありますが、本来は誤りなのだとか、使わない人は使わないのだということも、知っておいてよいでしょう。
================引用終了

 『敬語再入門』の巻末には「敬語ミニ辞典」がついている。ここでは、「おる・……ておる」は「いる」・「……ている」の謙譲語II、としている。最後に「個人差・方言差」があるとはしているが。
「敬語ミニ辞典」の「おられる」の記述を引用する。
================引用開始
おられる・……ておられる 「いる」・「……ている」意の尊敬語として使うことがあるが、「おる」は本来謙譲語なので、規範的には問題がある。「いらっしゃる・おいでになる」を使えば問題ない。ただし、場面・文体によっては「いらっしゃる」はなじまない場合があり、「おられる」はそのかわりに使われる面もあるようである。
================引用終了

 やはり煮え切らない観がある。明言はしていないが、著者自身は使わないだろうな。
 当方も、自分では使わない。使う理由がないから。「おる」が謙譲語なんだから、「おられる」には強い異和感がある。辞書があれほどはっきりと認めている以上、「誤用」などと言う気はないが。

(略)

 NHKの見解。
【「おられます」】
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/ …
Q 「おられます」という言い方は間違った敬語ですか。

A 「○○さん、おられますか」という言い方をよく耳にしますが、これは、「おる」に敬語の「れる」が付いたもので、現在では必ずしも不適切ではない、と言われています。
【解説】
 というのは、本来謙譲語であった「おる」の用法が現在では変化して、単にことばづかいを改まったものにすることばとして使われるようになったからです。ちなみに、「おられる」は「いる」の荘重な言い方、という注釈を付けている国語辞書もあります。戦後の大きな敬語変化の一つは、従来の謙譲語が変化し、それらがていねい語化しつつあることですが、「おられる」はその代表例です。もちろん、尊敬語を付けない「○○さん、おりますか」は現在でも失礼な言い方です。
================引用終了
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

「おる」という動詞は基本的に次のような用法があるとお考えになって良いと思います。



1.相手の動作に使う場合。→「いる」の古風な、または尊大な言い方。
「○○さんは、おりますか?」は、尊大な言い方と解釈されるため失礼になります。
「○○さんは、おられますか?」のように「られる」という尊敬の助動詞と組み合わせると、尊大ではなく「古風な尊敬表現」として使うことが可能になります。

2.自分の動作に使う場合。→「いる」を聞き手に対して丁重に表現する謙譲語2。「(~て)おります」という形。「わたしは明日、一日中、家におります」のように使います。
謙譲語2に関しては、<敬語の指針>18ページに詳しい説明があります。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi …
上記1のように、「いる」の古風な、または尊大な言い方。として使う場合もあります。
「わしは明日、一日中、家におる」のように目下の人に対して言う場合です。丁寧語の「ます」などが加わることはありません。
  
  
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

西日本では「おられますか」は尊敬語として使われているそうですが、標準語での敬語で「おられますか」は間違いとされています。

ここでは、標準語での敬語の話に限定します。

「おる」というのは、相手に対する尊敬の念がこめられていません。それをいくら「られる」という尊敬語を使っても、尊敬表現にはならないというのが、手持ちのテキストに明記されています。
同じように「おりますか」も、元々尊敬語ではないので、お客様のことを聞くなら失礼です。
というわけで、どちらも間違った敬語(尊敬語)です。
敬意を表す意図がなく、丁寧な表現ということでしたら、「おりますか」は正しく、「おられますか」は間違いです。

「いますか」を尊敬語にしたら「いらっしゃいますか」か「おいでになりますか」が正しいです。
(全て、手元にある敬語のテキストに書かれているものです)
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

いろいろ回答が出てますが、



「いる」の尊敬語は、「いらっしゃる」、「おいでになる」、「おられる」です。
「おられる」については、地域によって使われない場合もありますが、間違いではありません。
一方、「いる」の謙譲語は「おる」です。


よって、お客様に対し、「○○さんはおりますか」というのは間違いですが、
「○○さんはおられますか」は必ずしも間違いではありません。
しかし、違和感を持つ人も多いので、「○○さんはいらっしゃいますか」という方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

どちらも間違いだと思いますけど。




>○○さんは、おられますか?
○○さんは、おりますか?

○○さんは、いらっしゃいますか?が正解です。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

本来は「おる」は謙譲語で、自分や身内のことをへりくだる言葉なので


お客様の事に使う事自体まちがい。

http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?sn=175
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

おられますか に 一票




いらしゃいますか とか?
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

1。

  ○○さんは、おられますか?  (正しいです)

2。  ○○さんは、おりますか?  (大間違いです)

3。  ○○さんの、奥さんがご主人の仕事先に来て訪ねるなら「○○は、おります(でしょう)か?」は、可能だと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/23 21:27

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