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メールで、他のスタッフから伝え聞いたこと、伝言で聞いたことをお客さんに伝えたい時、
どのように書けばいいのかわからず困っています。
(自分の不在時に他のスタッフが対応してくれた時など)

「○○であることをSから伺いました。そちらの件に関しては~」とか、
「○○であることは、Sから伝え聞いております。そちらの件~」、
「○○であることは、Sから報告を受けております。そちらの件~」など
いろいろ考えてみたものの、いまいちしっくりきません。

特に、上の場合の、Sが自分の後輩や部下ではなく
同僚などのスタッフの場合、どれを使うのが一番正しいでしょうか??

電話で伝える時には1番目を使っていますが、
正しい敬語を教えて頂ければと思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

現代の日本語においては、敬語は、二人称(あなたが話しかけている相手方)側についてだけ使うのが原則だと思えば、ほぼ間違いないと思われます。


たとえば、今、Aさん(あなた)とBさんが会話をしているとします。そこに、第三者であるXさんの話題が出ました。
こういう場合が問題になるわけですよね? この場合、Xさんについて敬語を使うかどうかは、XさんがAさん(あなた)側の人であるか、Bさん側の人であるかが、判断基準のすべてです。
XさんがAさん(あなた)側の人である場合、Xさんに敬意を表するような表現は使いません。それは、XさんがAさん(あなた)と同列(同僚・友人)であろうと目下(部下・年下の兄弟姉妹)であろうと、目上(先輩・上司・社長・親・年上の兄弟姉妹)であろうと、同じことです。「Xから報告を受けております」「Xから聞いております」でオーケーですし、そうするべきです。「伺っています」は、Xさんに敬意を表する言葉なので、不適切です。
逆に、XさんがBさん側の人である場合は、Xさんに敬意を表する表現が必要です。仮に、XさんがBさんにとって目上(親・年上の兄弟姉妹・上司・社長)であろうと、目下(子供・年下の兄弟姉妹・部下)であろうと、同列(友人・同僚)であろうと、敬語表現を使います。
では、Xさんが、Aさん(あなた)にとってもBさんにとっても無関係の第三者である場合はどうするか? その場合は、Xさんに向けられた敬語表現は不要です。敬語はあくまで「二人称側」に対して使うものだからです。たとえば、Aさん(あなた)が取引先のBさんと雑談するときに、麻生首相の漢字の読み間違いが話題に出たとしましょう。そのときは、「麻生さん、もうちょっと事前に原稿をチェックするべきですよね」というのが自然で、「麻生さん、もうちょっと事前にチェックなさればよいのに」と敬語表現を使う必要は、特にありません。ただ、ご自分の信条として、「一国の首相には敬意を表したい」と思って使ったとしても、それは何らBさんに失礼なことではありませんが、「敬語表現として不可欠のものではない」ということです。
その昔、日本には「二重敬語」というものが存在したそうです。たとえば、AさんとBさんが話していて、話題に第三者であるXさんのことが出てきた。そのXさんが、たとえば天皇であったというような場合です。
そのような場合は、第三者Xに対する敬語表現と、二人称であるBさんに対する敬語表現を二重(二方面)に使ったわけです。ですから、当時の表現を現代日本の尊敬語・謙譲語をあてはめると、「申し上げなさる」といったような、現代では不可解な(申し上げるは謙譲語、なさるは尊敬語)言葉遣いをしていたようです。
しかし、現代日本語では、そうした複雑な敬語の使い方はしなくなっています。したがって、敬意を表する表現は、あくまで「二人称側」だけを意識の中心に据えればよいのです。
最後に、敬語の問題ではありませんが、「伝え聞く」という表現は、「漏れ聞く」とどこか印象が重なり、どこか「他人事」のような印象を受けます。「そういえばそんなことを言ってました」というような、無責任な印象を受けるのですが、これは私だけのものでしょうか?
それよりは、「お話はSから聞いております」と単刀直入にいったほうがよいように思います。
以上、ご参考まで。
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お客さんへのメールですから、基本的には相手(お客様)に対しては敬語を使い、S(自分の同僚)に対して敬語を使わず普通の言い方をするという気持で書けばいいと思います。



「~であることは、S からの報告を受けております。そちらの件に関しましては」が一番適していると思います。

この文で「S からの報告を受けて」の部分が、S が同僚で後輩でもないのに、報告を受けるとは違和感があると感じるかもしれません。しかし相手がお客様ですから、こちらの身内(会社の同僚)のことを卑下して言ってもおかしくありません。

他の例文にある「S から伺いました。」は身内の人に伺うという敬語を使っていておかしいです。また次の例文の「S から伝え聞いて」とあるのは「報告を受ける」とか「話を聞く」ということと意味が全く違います。これは敬語の使い方の問題ではなく、メールの内容の問題です。

なんでも敬語や尊敬語を使えば、文章が丁寧になって良いと考えるのは間違いで、不必要なところに尊敬語などを使うと逆効果になります。
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○○は、Sより承っております、それにつきましては○○でございます。


ではいかがでしょう?
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